研究者業績

塚本 尚子

ツカモト ナオコ  (Tsukamoto Naoko)

基本情報

所属
上智大学 総合人間科学部看護学科 教授
学位
修士(心理学)(立教大学)
博士(保健学)(東京大学)

連絡先
tukamotosophia.ac.jp
研究者番号
40283072
J-GLOBAL ID
201201083974826476
researchmap会員ID
7000000335

(研究テーマ)
看護職のバーンアウトと組織風土
がん患者のストレス対処


論文

 52
  • 澤田愛子, 塚本尚子, 中林美奈子, 松田美千代
    富山医科薬科大学看護学会誌 1 9-21 1998年3月  査読有り
    配偶者との死別は人生の中で最も厳しい試練であると言われている。しかしこの種のテーマを扱った実証的研究は乏しく, とりわけ, 高齢者のそれは皆無に近い。そこで著者は94年10月から95年9月まで, 配偶者と死別した65才以上の高齢者に聞き取り調査を実施した。調査地域は富山県の農村部で, 配偶者と死別後7-8ヵ月が経過した頃に訪問を実施した。調査結果から得られた所見は次の通りであった。1.高齢者の死別後の悲嘆過程は一般的に若年者のそれよりもマイルドである。2.しかし次のようなケースでは社会的サポートを必要とする。即ち, 1)死別後独居となって, 家族や友人からの支援がほとんど無い場合。2)配偶者が急死したために心の準備ができなかった場合。3)日常生活に多大な困難がある場合。4)死別者自身に深刻な健康問題があったり, 経済的に不安のある場合。5)配偶者への治療に不満を持ち, 医師に怒りを感じている場合。6)性格的な問題があったり, 家族と同居していても, 関係が良好ではない場合。3.これらの高齢者の支援のためには, 現存の訪問看護システムに死別カウンセリングを導入したり, 高齢死別者自身の自助グループの結成援助等さまざまな取り組みが必要とされよう。
  • 水口礼治, 杉山成, 塚本尚子
    立教大学心理学科研究年報 (35) 19-28 1992年3月  査読有り

MISC

 15

書籍等出版物

 22
  • 渡部良典, 峰松愛子, 塚本尚子 (担当:共編者(共編著者), 範囲:第1章 看護とは(pp10-24))
    ぎょうせい 2023年9月10日 (ISBN: 9784324113080)
  • 日本健康心理学会編 (担当:分担執筆, 範囲:A.健康心理学を活用する専門職-コラムA-1)
    2022年11月20日 (ISBN: 9784762832079)
  • 水戸優子編、塚本尚子、片桐由紀子、渡邉彩、工藤みき子他 (担当:共著, 範囲:第1章患者の心理の理解とコミュニケーションの技術(pp4-60))
    医学書院 2022年1月 (ISBN: 9784260047050)
  • 塚本 尚子 (担当:共著, 範囲:健康の地域差(p384-385)、介護報酬と介護保険(p416-417))
    丸善出版株式会社 2019年10月 (ISBN: 9784621303764)
  • 塚本 尚子 (担当:共著, 範囲:第8章、第10章、第11章)
    医学書院 2018年1月 (ISBN: 9784260031707)

講演・口頭発表等

 17

共同研究・競争的資金等の研究課題

 12

その他

 1
  • 2020年10月 - 2020年10月
    看護実践における健康心理学理論の活用と有効性(健康心理学会ヘルスサイコロジスト、No82,2020,4-5)