研究者業績

林 等

ハヤシ ヒトシ  (Hitoshi Hayashi)

基本情報

所属
上智大学 理工学部情報理工学科 教授
学位
博士(工学)(東京大学)
電気工学修士(東京大学)

研究者番号
70634963
J-GLOBAL ID
201201051908687873
researchmap会員ID
7000002862

2012年-現在 上智大学理工学部
○建築情報学、i-Construction
○CASE(コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化)
○人工知能(AI)ネットワーク
○機械学習を用いた無線センサネットワーク
○第5世代移動通信システム(5G)
○スマートメータリングシステム
○ホワイトスペースの有効活用に向けた低歪送受信機
○高速起動・低消費電力符号化方式

2000年-2001年 マサチューセッツ工科大学(MIT)
○Wireless Systems Research

1992年-2012年 日本電信電話株式会社(NTT)
○企業内R&D(Research and Development)のインキュベーション/プロデュース
○300MHz帯物品管理/433MHz帯国際物流用RFID
○ソフトウェア無線用マルチバンド受信機
○1.9GHz帯PHS/11GHz帯固定ディジタルマイクロ波方式用高効率電力増幅器
○モノリシックマイクロ波送受信回路の小型化・高性能化

1990年-1992年 東京大学工学部
○強誘電性液晶スイッチング光交換方式
○外乱推定に基づく大規模電力システムの分散制御

(共同研究者: 和保 孝夫 先生、高野 忠 先生、水澤 純一 先生)

研究活動では、主に次の二つのことを研究の柱にしている。
(Sophia EECS)
1.IoTを加速する機械学習を用いた「Beyond 5G」無線センサネットワークの低消費電力・高信頼伝送
2.人工知能(AI)チップを用いたIoTエッジデバイスの小型化・低消費電力化

教育活動では、学部生を対象に、「情報フルエンシー(電気回路・電子回路)」、「情報フルエンシー(予測分析)」、「データサイエンスとデータエンジニアリングの基礎」、「電子回路」、「計測と制御」、「通信ネットワークシステム」、「基礎情報学【物質生命理工学科クラス】」、「COMMUNICATION AND NETWORK ENGINEERING」、「情報理工学実験I」、「情報理工学実験II」の講義と実験を担当している。
また、大学院生を対象に、「センサネットワーク特論」、「集積回路工学」の講義を担当している。

公開講座においては、「データドリブンのビジネス判断に向けた解析手法」、「ビジネス・知財入門」を担当している。


学歴

 3

論文

 114

MISC

 34
  • Akihisa Koyama, Takao Waho, Hitoshi Hayashi
    32nd International Workshop on Post-Binary ULSI Systems (ULSIWS2023) 2023年5月21日  査読有り
  • T. Koizumi, T. Waho, H. Hayashi
    29th International Workshop on Post-Binary ULSI Systems (ULSIWS2020) Abstract 2020年11月  査読有り
  • K. Tokugawa, S. Kuwana, H. Hayashi
    Progress In Electromagnetics Research Symposium Abstracts 1090-1090 2018年8月  査読有り
  • S. Xie, H. Hayashi
    Progress In Electromagnetics Research Symposium Abstracts 1226-1226 2018年8月  査読有り
  • 石津 健太郎, 村上 誉, 新保 宏之, 塚本 悟司, 林 等
    日経コミュニケーション = Nikkei communications (629) 52-60 2016年6月1日  
    5Gでは、通信の高速化に加えて、ある範囲で同時に通信を行う機器数の増加が想定されており、安定した通信には、周波数帯域幅がさらに必要となる。周波数帯域の確保方法の一つとして、ミリ波などの高い周波数帯の利用が考えられる。しかし、移動体通信には、…
  • 林 等, 水澤 純一
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2013 "S-20" 2013年9月3日  
  • HAYASHI HITOSHI
    IEEE Radio & Wireless Week (RWW) 2013 2013年1月  招待有り
    (proceedingsあり)
  • 川島 宗也, 林 等, 中川 匡夫, 荒木 克彦
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2002(1) 27-27 2002年8月20日  
  • 川島 宗也, 林 等, 中川 匡夫, 西川 健二郎, 荒木 克彦
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2001(1) 31-31 2001年8月29日  
  • 中川 匡夫, 川島 宗也, 林 等, 荒木 克彦
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2001(1) 35-35 2001年8月29日  
  • 川島 宗也, 林 等, 中川 匡夫, 荒木 克彦
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 101(237) 71-76 2001年7月20日  
    ダイレクトコンバーじょョン用広帯域直交ミキサについて報告する。この広帯域直交ミキサはアンチパラレルダイオードミキサ、同相電力分配合成回路、45度電力分配回路、差動増幅器から構成される。提案する同相分配合成回路と45度分配回路を新規回路構成とすることで広帯域化を実現している。送信特性において、0.9〜2.7GHzの周波数範囲でイメージ抑圧比30dBc以上、周波数2f_pでの漏洩信号レベル-40dBm以下という良好な結果が得られた。また、受信特性において、0.9〜2.6GHzの周波数範囲で振幅差0±1.6dB、位相差90±3度、比帯域97%(帯域/中心周波数)という良好な結果が得られた。
  • 川島 宗也, 林 等, 中川 匡夫, 荒木 克彦
    電子情報通信学会技術研究報告. ED, 電子デバイス 100(549) 21-26 2001年1月12日  
    1.9GHz帯ダイレクトコンバージョン受信機RFモジュールについて報告する。このRFモジュールはRF増幅器ブロックとミキサブロックから構成される。提案するRF増幅器ブロックは可変利得増幅器と低雑音増幅器から構成され、利得制御を行うことで低歪み特性を実現している。また、提案するミキサブロックは電力分配合成回路に新規回路を使用することで小型化を実現している。その結果、提案するRFモジュールは広いダイナミックレンジと小型化を同時に実現している。入力信号が1.9GHz・-10dBm以下の時、利得制御時のRF増幅器ブロックの3次相互変調歪みはー30dBm以下である。入力信号がー5dBm以下の時、利得制御時のRFモジュールの振幅誤差と位相誤差はそれぞれ0.4dB以下、0.3度以下である。
  • Piernas Belinda, Nishikawa Kenjiro, Hayashi Hitoshi, NAKAGAWA Tadao, ARAKI Katsuhiro
    電子情報通信学会技術研究報告. ED, 電子デバイス 100(406) 37-42 2000年10月31日  
    This paper presents comprehensive analysis of an innovative 180° rat-race hybrid and of balanced active doubler with the aim to achieve broadband operation. The proposed concept are experimentally validate by the fabrication of a Ka-band 180° rat-race hybrid and a V-band PHEMT active doubler. These devices have been fabricated with the three-dimensional MMIC technology to benefit from a high level of integration. The fabricated hybrid exhibits a bandwidth of 31%(28.8GHz-39.4GHz)with -15dB return loss, insertion loss of 1.6dB, power balance less than 1.1dB and phase balance better then 2°. The balanced doubler can be used from 27GHz to 34.5GHz with a fundamental frequency rejection better than 45dB and isolation better than 30dB. These substantially improved performances in term of bandwidth make the devices particularly suitable for the realization of high quality and widely tunable V-band frequency sources.
  • 川島 宗也, 林 等, 中川 匡夫, 荒木 克彦
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2000(1) 118-118 2000年9月7日  
  • 川島 宗也, 林 等, 中川 匡夫, 荒木 克彦
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2000(1) 99-99 2000年3月7日  
  • 林 等, 山岸 明洋, 束原 恒夫, 上野 衆太, 梅比良 正弘, 中川 匡夫, 荒木 克彦
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2000(1) 603-603 2000年3月7日  
  • 川島 宗也, 林 等, 岡崎 浩司, 福山 裕之, 松崎 秀昭, 村口 正弘
    電子情報通信学会技術研究報告 99(486) 1-6 1999年12月3日  
    共鳴トンネルHEMT (RTHEMT: Resonant-Tunneling High Electron Mobility Transistor)を用いた逓倍器について報告する。RTHEMTは強い非線形性を持っているため、逓倍器に適用した場合に低い入力電力での動作が期待できる。入力周波数が2.4 GHz、入力電力レベルが-10 dBmのとき、変換利得は1.5 dBであった。消費電力はわずか4 mWで従来のGaAs MESFETを用いた逓倍器の約1/5という良好な結果が得られた。また、反射損失は2.4 GHzで最大となり、6 dBであった。
  • 川島 宗也, 林 等, 福山 裕之, 岡崎 浩司, 松崎 秀昭, 村口 正弘
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1999(1) 39-39 1999年8月16日  
  • 林 等, 上綱 秀樹, 村口 正弘
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1999(1) 50-50 1999年8月16日  
  • 林 等, 村口 正弘
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1999(1) 92-92 1999年3月8日  
  • 川島 宗也, 林 等, 岡崎 浩司, 福山 裕之, 村口 正弘, 山本 眞史
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1998(1) 61-61 1998年9月7日  
  • 林 等, 岡崎 浩司
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1998(1) 60-60 1998年9月7日  
  • 川島 宗也, 林 等, 岡崎 浩司, 村口 正弘, 福山 裕之, 山本 眞史
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1998(1) 89-89 1998年3月6日  
  • 林 等, 皆川 晃, 村口 正弘
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1998(1) 55-55 1998年3月6日  
  • 林 等, 村口 正弘
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1997(1) 56-56 1997年8月13日  
    近年のMMIC技術は所要RF回路をわずか数ミリ角で集積化できるレベルに到達しており、無線通信機器の小型軽量化に貢献している。更なる小型軽量化には、MMICとの一体化が困難なフィルタやアイソレータなどの大型な回路素子を削減する回路構成法が有効である。本報告ではフィルタやアイソレ一夕を使用せずに送信機相互変調歪を改善する増幅器の構成法について報告する。
  • 林 等, 村口 正弘, 楳田 洋太郎, 榎木 孝知
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1997(1) 61-61 1997年3月6日  
    高速無線LAN装置の小型化・軽量化には高周波部のMMIC化が有効である。本報告では, MMICで占有面積の大きいインダクタを小型に実現できる低損失なアクティブインダクタの構成法を検討し, 良好な試作結果が得られたので報告する。
  • 林 等, 村口 正弘
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1996(1) 352-352 1996年9月18日  
    高速無線LANでは、受信レベル検出・干渉検出をIF帯で行うため高速バースト信号に対応するRSSI付きログ/リミッタ増幅器が必要となっている。本報告では、増幅器の飽和付近での位相変化がソース接地とゲート接地FET,あるいはドレイン接地FETが逆特性となることを利用し、低位相歪化を図ったログ/リミッタ増幅器について述べる。
  • 村口 正弘, 山口 陽, 林 等
    NTT R & D 45(8) 807-814 1996年8月  
  • 林 等, 束原 恒夫, 村口 正弘
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1996(1) 96-96 1996年3月11日  
    無線LANやディジタルコードレス電話などでは、送信と受信を時分割で切り替えるTDD方式を採用する場合が多い。例えば、図1に示したイメージ抑圧型ミキサを送受共用で使用する構成では、IF帯変調器・復調器とミキサ間とを90°ハイブリッドを介して送受信切替用スイッチで信号の切替動作を行うため、回路構成・制御が複雑化する。本報告では、スイッチを用いずに送信信号と受信信号とを分離できる90°分配・合成回路の一構成法を提案し、それにより構成・制御の簡易化が図れることを示す。
  • 林 等, 村口 正弘, 中津川 征士
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1995(1) 78-78 1995年9月5日  
    アクティブインダクタは、スパイラルインダクタと比較して大きな値のインダクタンスを小型に実現でき、種々の構成が考案されている。しかしながら、ゲートバイアス抵抗あるいはドレインコンダクタンスGdなどの影響によりインダクタンス成分に直列な定抵抗損失が発生するため、広帯城にわたり低損失化を図ることが困難であった。本報告では、周波数に対してほぼ一定の負性抵抗を直列に発生させて損失補償する構成法を提案し、それにより低損失化が図れることを示す。
  • 中津川 征士, 林 等, 村口 正弘
    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1995(1) 86-86 1995年9月5日  
    パッシブタイプのデジタル型移相器では、0度と180度の位相変化を生成する基本回路に0/180度の伝送線路切り換え型やHPF/LPF切り換え型の構成が用いられている。しかし、前者は0度と180度で挿入損が異なるため位相制御とともに振幅が変化する。また、後者では集中定数素子によって回路を構成するため狭帯城な特性となっていた。今回、コプレーナ/スロット変換と3次元MMIC構成法の一つであるTFMS(Thin Film Micro Strip)線路を利用したO/π位相変調器を提案し良好な試作結果が得られたので報告する。この回路では特にO/π制御時の挿入損失の均一化と特性の広帯域化が期待できるとともに、TFMS線路よって回路の小型化も実現できる。
  • 林 等, 村口 正弘
    電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 95(179) 57-62 1995年7月25日  
    FET素子を用いてインダクタンス成分を実現する低損失マイクロ波アクティブインダクタを提案する。はじめに、従来のアクティブインダクタを取り上げ、その構成と特性について述べる。次に、本提案のFET4素子と抵抗1素子とから構成されるアクティブインダクタについて述べる。本インダクタでは、インダクタンス成分に直列に内在する定抵抗損失を補償するため、周波数に対してほぼ一定の負性抵抗を発生させている。これにより従来のアクティブインダクタと比較して損失を大幅に低減し、Q値を1GHzで50倍以上改善した。HEMTを使用した試作回路のチップサイズは0.43 x 0.4mm^2である。
  • 林 等, 中津川 征士, 村口 正弘
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995(1) 73-73 1995年3月27日  
    ドレイン接地FET(CDF)は、高入力インピーダンス・低出力インピーダンスという特徴を有し、多段増幅器の段間出力整合回路やトランスインピーダンス増幅回路に多用されている。本報告では、CDFとソース接地FET(CSF)の位相特性が逆特性であることを示し、CDFとCSFとを縦続接続した場合の位相歪について検討を行い、低位相歪化が図れることを示す。
  • 林 等, 中津川 征士, 村口 正弘
    電子情報通信学会秋季大会講演論文集 1994(1) 31-31 1994年9月26日  
    我々は,増幅器の低位相歪化を目的として,ソース接地FET(CGF)増幅器とを組み合わせて位相歪補償を行うことを提案している.本報告では,CSFとCGFとを接続したカスコード接漉FETについて,ゲート幅の具なるFETを組み合わせた場合の位相歪について検討を行い,CSFのゲート幅を大きくし,かつ,ドレイン電流を小さくすることによって低位相歪化が図れることを示す.

講演・口頭発表等

 88

社会貢献活動

 1