1986年-1987年 東北大学工学部・同大学院工学研究科 超音波を用いた誘電体結晶評価法の研究
1988年-2012年 日本電信電話株式会社 フォトニクス研究所 光導波路を用いた通信用集積光回路の研究
2013年-現在 上智大学理工学部情報理工学科 超高速光通信方式に関する研究
従来、光ファイバ通信ではデジタル信号の1と0を光のOnとOffで表現、すなわちレーザ光源の点滅で情報を送っていましたが、その伝送速度には限界がありました(おおむね10Gb/s)。現在では、情報に応じて光の位相を変化させることで、1つの信号に複数ビットの情報を含めることのできる多値変調方式に移行しています。当研究室では、光変調器に印加する信号に工夫を加えることで従来よりも高効率で高速な光信号を生成可能な変調手法、復調に必要な特殊な集積光回路や光回路で必須の超小型の偏光子の研究を行い、将来の超高速光通信に役立つ技術の種を探索しています。