研究者業績

田中 秀岳

タナカ ヒデタケ  (Tanaka Hidetake)

基本情報

所属
上智大学 理工学部機能創造理工学科 教授
学位
博士(工学)(金沢大学)

J-GLOBAL ID
201501008705364823
researchmap会員ID
7000013453

(研究テーマ)

  1. 傾斜プラネタリ加工及びオービタル加工によるCFRPの高品位穴あけ
  2. ダイヤモンドバニシング工具に関する研究
  3. CADデータに基づいた熱可塑性CFRPの逐次成形による新たな3次元プリンティング
  4. レプリカ法による工具摩耗評価
  5. 展開図を用いたCFRPを用いたシェル形状3次元造形法の開発研究
  6. 自動旋盤を用いた切削・接合・塑性複合加工に関する研究
  7. 機能性樹脂材料の放電援用旋削加工(EDAT)に関する研究
  8. テクスチャを有する油静圧案内面の摩擦力測定に関する研究
  9. ミーリングチャックの把持力分布測定装置の開発研究

論文

 52

MISC

 5

講演・口頭発表等

 18
  • 田中 秀岳
    精密工学会学術講演会講演論文集 2025年3月5日 公益社団法人 精密工学会
    ヘリカル加工等のCFRPバリや剥離等を抑えた穴あけ加工方法が多く報告されている.筆者らは歳差運動よる複合材料の穴あけ加工法に基づいた新たな加工装置として傾斜プラネタリ加工装置を考案しており,被削材に対して,底刃中心部を避けて接触し切削することができるため,切削力の軽減が期待できる.試作した傾斜プラネタリ加工装置を用いてCFRPを被削材として加工試験を行い,傾斜プラネタリ加工の優位性を実証することができた.
  • 朱 砺陽, 小林 康記, Yilmaz Emir, 田中 秀岳
    精密工学会学術講演会講演論文集 2025年3月5日 公益社団法人 精密工学会
    CFRPの穴あけ加工において,著者らは従来のドリルやヘリカル加工に比べ高品位穴空け加工が可能である傾斜プラネタリ加工装置を提案している.また可搬型の傾斜プラネタリ加工装置を開発してきた.従来の傾斜プラネタリ加工装置は工具主軸ごと傾斜させる構造かつ手動での調整が必要であった.本研究では工具傾斜機構を自動化し,工具部分のみで傾斜可能な構造とすることで振動の低減を図った.本報では装置の設計と機構の検証を行った.
  • 窪嶋 竜太, Yilmaz Emir, 田中 秀岳
    精密工学会学術講演会講演論文集 2023年3月1日 公益社団法人 精密工学会
    本研究は機能性プラスチックの中のCFRPの丸棒に対して放電加工を援用した旋削加工を施す.CFRP は金属と比べると遥かに比強度が高いため,航空機や自動車のボディ,医療分野で金属の代替材料としての需要が拡大している.しかし,強化材として含まれている炭素繊維の影響により工具摩耗が発生しやすく,残存繊維(バリ)や仕上げ寸法の悪化が問題となっている.これらの問題を解決する為に,放電加工と旋削加工を組み合わせる新たな加工方法を提案し,工具摩耗と残存繊維の低減に成功している.また,放電電圧8V前後のパッシェンの法則の領域外の低電圧であり,既存の放電加工とは異なる現象が起きていると考えられるため検証した.
  • Y. Nishimura, T. Ikari, E. Yilmaz, H. Tanaka
    The 19th International Conference on Precision Engineering (ICPE 2022) 2022年11月29日
  • Hidetake Tanaka
    2022 International Conference on Machining, Materials and Mechanical Technologies (IC3MT) 2022年11月11日

所属学協会

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共同研究・競争的資金等の研究課題

 12