研究者業績
					
	
	基本情報
- 所属
 - 上智大学 理工学部機能創造理工学科 教授
 
- 学位
 - 博士(工学)(金沢大学)
 
- J-GLOBAL ID
 - 201501008705364823
 - researchmap会員ID
 - 7000013453
 
(研究テーマ)
- 傾斜プラネタリ加工及びオービタル加工によるCFRPの高品位穴あけ
 - ダイヤモンドバニシング工具に関する研究
 - CADデータに基づいた熱可塑性CFRPの逐次成形による新たな3次元プリンティング
 - レプリカ法による工具摩耗評価
 - 展開図を用いたCFRPを用いたシェル形状3次元造形法の開発研究
 - 自動旋盤を用いた切削・接合・塑性複合加工に関する研究
 - 機能性樹脂材料の放電援用旋削加工(EDAT)に関する研究
 - テクスチャを有する油静圧案内面の摩擦力測定に関する研究
 - ミーリングチャックの把持力分布測定装置の開発研究
 
論文
52- 
	精密工学会学術講演会講演論文集 2025S 737-738 2025年3月5日CFRPの穴あけ加工において,著者らは従来のドリルやヘリカル加工に比べ高品位穴空け加工が可能である傾斜プラネタリ加工装置を提案している.また可搬型の傾斜プラネタリ加工装置を開発してきた.従来の傾斜プラネタリ加工装置は工具主軸ごと傾斜させる構造かつ手動での調整が必要であった.本研究では工具傾斜機構を自動化し,工具部分のみで傾斜可能な構造とすることで振動の低減を図った.本報では装置の設計と機構の検証を行った.
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	精密工学会学術講演会講演論文集 2025S 733-734 2025年3月5日ヘリカル加工等のCFRPバリや剥離等を抑えた穴あけ加工方法が多く報告されている.筆者らは歳差運動よる複合材料の穴あけ加工法に基づいた新たな加工装置として傾斜プラネタリ加工装置を考案しており,被削材に対して,底刃中心部を避けて接触し切削することができるため,切削力の軽減が期待できる.試作した傾斜プラネタリ加工装置を用いてCFRPを被削材として加工試験を行い,傾斜プラネタリ加工の優位性を実証することができた.
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	Procedia CIRP 131 37-43 2025年
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	砥粒加工学会誌 68(11) 617-623 2024年11月1日炭素繊維強化樹脂(CFRP)は難削材であり,バリや表層剥離が発生しやすい.著者らはCFRPの高品位穴あけ手法として傾斜プラネタリ加工を提案している.傾斜プラネタリ加工は工具を傾斜させ歳差運動による穴あけ加工であり,バリおよび表層剥離の抑制に効果がある.また,幾何学的にラジアスエンドミルを用いることで加工穴品質が向上することが明らかになっている.本報では傾斜プラネタリ加工にラジアスエンドミルを適用しCFRPの連続穴加工実験を行い,工具摩耗の進展と加工穴品質に関して考察した.また,分散分析を用いて傾斜プラネタリ加工の加工条件が加工穴品質に及ぼす影響を明らかにした.
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	精密工学会誌 = Journal of the Japan Society for Precision Engineering / 会誌編集委員会 編 90(10) 791-796 2024年10月
 
MISC
5- 
	型技術 = Die and mould technology : 金型の総合技術誌 40(5) 1-5 2025年5月
 - 
	型技術 = Die and mould technology : 金型の総合技術誌 39(2) 1-5 2024年2月
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	精密工学会学術講演会講演論文集 2011 333-334 2011年本研究では産業用ロボットを用いたインクリメンタルハンマリング用工具経路の生成法について述べる.インクリメンタルハンマリングとは,板材に対し逐次的打撃により張り出し成形を行う加工法である.本加工法は切削加工とは異なり,成形過程が加工結果に対して大きく影響を及ぼす.本報ではこのような本加工法における成形特性を考慮した工具経路生成法を提案し,実験によって有効性を確認したので報告する.
 
書籍等出版物
1- 
	エヌ・ティー・エス 2015年6月12日 (ISBN: 9784860434311)
 
講演・口頭発表等
18- 
	精密工学会学術講演会講演論文集 2025年3月5日 公益社団法人 精密工学会ヘリカル加工等のCFRPバリや剥離等を抑えた穴あけ加工方法が多く報告されている.筆者らは歳差運動よる複合材料の穴あけ加工法に基づいた新たな加工装置として傾斜プラネタリ加工装置を考案しており,被削材に対して,底刃中心部を避けて接触し切削することができるため,切削力の軽減が期待できる.試作した傾斜プラネタリ加工装置を用いてCFRPを被削材として加工試験を行い,傾斜プラネタリ加工の優位性を実証することができた.
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	精密工学会学術講演会講演論文集 2025年3月5日 公益社団法人 精密工学会CFRPの穴あけ加工において,著者らは従来のドリルやヘリカル加工に比べ高品位穴空け加工が可能である傾斜プラネタリ加工装置を提案している.また可搬型の傾斜プラネタリ加工装置を開発してきた.従来の傾斜プラネタリ加工装置は工具主軸ごと傾斜させる構造かつ手動での調整が必要であった.本研究では工具傾斜機構を自動化し,工具部分のみで傾斜可能な構造とすることで振動の低減を図った.本報では装置の設計と機構の検証を行った.
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	精密工学会学術講演会講演論文集 2023年3月1日 公益社団法人 精密工学会本研究は機能性プラスチックの中のCFRPの丸棒に対して放電加工を援用した旋削加工を施す.CFRP は金属と比べると遥かに比強度が高いため,航空機や自動車のボディ,医療分野で金属の代替材料としての需要が拡大している.しかし,強化材として含まれている炭素繊維の影響により工具摩耗が発生しやすく,残存繊維(バリ)や仕上げ寸法の悪化が問題となっている.これらの問題を解決する為に,放電加工と旋削加工を組み合わせる新たな加工方法を提案し,工具摩耗と残存繊維の低減に成功している.また,放電電圧8V前後のパッシェンの法則の領域外の低電圧であり,既存の放電加工とは異なる現象が起きていると考えられるため検証した.
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	The 19th International Conference on Precision Engineering (ICPE 2022) 2022年11月29日
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	2022 International Conference on Machining, Materials and Mechanical Technologies (IC3MT) 2022年11月11日
 
所属学協会
1共同研究・競争的資金等の研究課題
12- 
	日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2027年3月
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	株式会社伸光製作所 2024年4月 - 2025年3月
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	財団法人マザック財団 2023年4月 - 2024年3月
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	株式会社いすゞ中央研究所 2019年4月 - 2024年3月
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	株式会社伸光製作所 2019年4月 - 2024年3月