研究者業績

柳楽 明子

ナギラ アキコ  (Akiko Nagira)

基本情報

所属
上智大学 総合人間科学部 心理学科 特任助教
学位
博士(心理学)(2022年3月 上智大学)

研究者番号
50792032
J-GLOBAL ID
202601012350496120
researchmap会員ID
R000107661

論文

 9
  • 引土 達雄, 羽田 紘子, 水木 理恵, 山本 映絵, 柳楽 明子, 辻井 弘美, 前川 暁子, 若松 亜希子, 中野 三津子, 水本 深喜, 奥山 眞紀子
    小児の精神と神経 60(2) 173-188 2020年  査読有り
    里親制度の推進に伴い,里子の発達や心の問題の予防と改善を実現するための里親支援が求められている.本研究では心理職と医師が協働し,里子に対する精神医学的アセスメントを含めた里親家庭の包括的アセスメントを行い, 里子への適切な対応や養育方法を伝える全9回の里親支援プログラムを作成し,その効果のパイロットスタディを目的とした.参加した里親家庭は9世帯で里子6名に脱抑制性愛着障害傾向が認められた.その他,境界域知能,特定不能の不安障害,精神症状が認められなかった里子が各1名ずつ認められた.結果で示した3症例は「ぐずりや怒りへの対応」,「生い立ちの認識に関する整理」,「能力に見合った学習の進め方」等について扱い改善に至った.事前事後に里母が回答した里子に関する評価であるCBCLの総合得点,外向得点に有意差が認められた.また,里子の回答したTSCC-Aに有意差が認められ,本プログラムによる効果が示唆された.今後,無作為抽出試験等において検討を重ねることが求められる.
  • 引土 達雄, 柳楽 明子, 前川 暁子, 辻井 弘美, 若松 亜希子, 水木 理恵, 奥山 眞紀子
    小児の精神と神経 59(3) 253-264 2019年  査読有り
    里子や里親への医療的支援のあり方について,ほとんど議論されてこなかった.本研究では里子の心身の問題や里親養育不調,その回避に至る過程を明らかにし,医療機関における里子・里親支援のあり方について検討することを目的とした.10世帯11名の里親に半構造化面接を実施し質的分析を行った.その結果,<里子の問題の常態化>と<日常の里親養育における扱いにくい事柄>の悪循環が認められ,里親養育の危機となっていた.3世帯の里親が里親養育の危機に対し危機打開への循環的対処を行い,<里親養育不調の回避>に至っていた.孤立化した対処をした里親は7世帯に認められ,<里親養育不調の危機>に陥り,3世帯が委託解除に至っていた.4世帯は<里親養育不調の危機>を機にサポートネットワークを広げ危機打開への循環的対処から<里親養育不調の回避>に至っていた.里親養育が危機に至るプロセスから,状況に応 じた医療機関による支援について検討を行った.
  • 山口 有紗, 柳楽 明子, 小枝 達也, 奥山 眞紀子
    小児の精神と神経 = Psychiatria et neurologia paediatrica Japonica : 日本小児精神神経学会機関誌 / 日本小児精神神経学会 編 58(2) 141-146 2018年7月  査読有り
  • 柳楽 明子
    心理臨床学研究 / 日本心理臨床学会学会誌編集委員会 編 = Journal of Japanese clinical psychology / Association of Japanese Clinical Psychology 35(3) 233-243 2017年8月  査読有り
    コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 雑誌

MISC

 24

講演・口頭発表等

 16

担当経験のある科目(授業)

 4

共同研究・競争的資金等の研究課題

 1