メキシコの経済史・経済政策史を中心にラテンアメリカ経済を専攻している。現在、主に取り組んでいるのは、北米自由貿易協定(NAFTA、現USMCA)の下におけるメキシコ農業部門の新展開に関する研究、およびラテンアメリカから発信される経済発展/開発思想に係わる研究である。
教育に関しては、専門教育と基礎教育に分けて記述する。専門教育に関しては、大学院・学部とも学生が持つ興味関心を最大限に尊重しながら、内容・形式ともに整った論文に仕上げさせることを主眼に指導を行なっている。基礎教育に関しては、ラテンアメリカ経済論とイスパニア語を担当している。前者については、学生の論理的思考力の涵養を重視しつつ講義を行なっている。また後者については、授業内での発音を重視するとともに、論理的な意味把握の方法を意識しつつ教授している。
(研究テーマ)
メキシコにおける農業部門の二重構造と経済発展
ラウル・プレビッシュの経済発展思想
北米自由貿易協定(NAFTA)下におけるメキシコ農業部門の新展開
メキシコ革命体制下における国民経済建設構想の再構成