総合グローバル学部 総合グローバル学科

AUGUSTINE SALI

アガスティン サリ  (Augustine Sali)

基本情報

所属
上智大学 総合グローバル学部総合グローバル学科 教授
学位
政治学学士(1993年3月 カリカット大学, ケーララ、インド )
哲学学士(1995年3月 JDV, Pune, India)
学士(神学)(2002年3月 上智大学)
修士(地域研究)(2004年3月 上智大学)
博士(地域研究-エスニック政治学)(2007年3月 上智大学)

連絡先
august-ssophia.ac.jp
通称等の別名
サリ
J-GLOBAL ID
200901013900318327
researchmap会員ID
6000003482

1995 Calicut大学(Kerala,India)政治学部
1997 Jnana Deepa Vidyapeeth 大学(Pune,India)哲学部
2002 上智大学神学部神学科:Regnocentrism in Jesus-A Historical Jesus Approach
2004 上智大学外国語学研究科地域研究専攻博士前期過程:Antipathy in Communal Riots:Casestudy of Gujarat2002
2007 上智大学外国語学研究科地域研究専攻博士後期過程:Ethnic Cleavages and Civic Life: Political Analysis of Communal Violence in India
2010 上智大学アジア文化研究所、イスラム地域研究
2011 上智大学共生学研究
2012 上智大学学内共同研究、無神論、世俗主義、原理主義・・・
2016 上智大学アジア文化研究所、諸宗教間対話と平和構築研究プロジェクト
2016 上智大学教職共同イノベーションプログラム、SOCHAS
2020-21 上智大学教職共同イノベーションプログラム、「ジェンダー視点を踏まえたグローバル・キャンパスの   構築」

インド・カリカット大学政治学部卒業後、プーナJDV大学で哲学を学んだ。来日後日本の中高等学校教育に教諭としてかかわった。上智大学神学部、後に外国語学研究科・地域研究専攻にて修士と博士を修得。研究はエスニック政治学の分野でインドにおけるコミュナル(ヒンドウー・ムスリム)紛争を中心とした。指導教官である村井吉敬先生のもとで「現場を歩きながら学ぶ」姿勢を身に着けたわけである。インドのグジャラト・ビハールなどで現地調査を中心とした地域研究をしてきたがこれは自分の方法論だと思っている。だからこそ、これらのことが教育、特に授業にも現れる。たとえば、現場からの写真や映像、体験話、生の声などを授業でもできるだけ使っている(もちろん授業内容にもよる)。もともと哲学に興味を持っているから上智大学で人間学を担当することができて、学生とともに、人間存在の総合的理解を求め、根本的な質問に取り込むことができてよかったと思う。人間学の課題を「教えてやる」方法ではなく、「ともに考える」方法で進めている。したがって、学生の授業参加を大事にしている。

(研究テーマ)
アイデンティティ間の紛争。特にインドにおけるコミュナル紛争とその課題。
暴力紛争,人権問題、社会問題、社会倫理、人間学


論文

 24

MISC

 2

書籍等出版物

 18

講演・口頭発表等

 25

担当経験のある科目(授業)

 5

共同研究・競争的資金等の研究課題

 4

学術貢献活動

 5

社会貢献活動

 4

その他

 15
  • 2011年8月 - 2011年8月
    全国の修道連盟による有機誓願者のための研修、42名参加。。。
  • 2007年4月 - 2008年3月
    人間学と人間学系科目の講義で参加型講義方法を目指している。それは授業事前にグループをつくり、各グループとテーマを相談して短い発表してもらったり、討論を行ったりする。またリアクションペーパーを毎回書かせ、その中から必要とするものを次の授業の最初に取り上げて学生の質問などに答えたりしている。また、授業の内容にあった短いビデオを講義中に利用している。
  • 2007年8月 - 2007年8月
    学外活動として、夏休みを利用して、日本の高校生のLeadership Traiing, Self Awareness, Social Awarenessといったテーマでワークショップを行う。方法論として参加型授業、グループ活動、Skill Game体験分析、などを5日間の泊り込みプログラムとして行った。
  • 「スマトラ島沖地震・津波緊急報告」インド地域 2005
  • インドにおけるヒンドゥー・ムスリム紛争と政治的動員」 2007