研究者業績
基本情報
- 所属
- 上智大学 経済学部経済学科 准教授
- 学位
- 学士(経済学)(東京都立大学)修士(経済学)(一橋大学)博士(経済学)(一橋大学)
- 研究者番号
- 40506135
- J-GLOBAL ID
- 200901018617385672
- researchmap会員ID
- 6000012039
- 外部リンク
研究分野
1論文
13-
経済研究 68(2) 37-113 2017年4月26日 査読有り
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Discussion Paper Series ERSS J16-03, Economic Research Society of Sophia 2017年3月
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Discussion Paper Series ERSS J17-01, Economic Research Society of Sophia University. 2017年3月
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日本統計学会誌. シリーズJ 42(1) 1-23 2012年9月 査読有り日経225株価指数のボラティリティには,長期記憶性と呼ばれる長い自己相関と非対称性が観測されている.本稿は,その構成銘柄である個別株式のボラティリティに長期記憶性と非対称性が観測されるか,FIEGARCHモデルを用いて実証分析を行ったものである.その結果,個別株式のボラティリティが長期記憶過程に従っているとはいえないことが分かった.また,ボラティリティの自己相関が存在し,有意ではないが弱い非対称性の傾向も観測されている.これは株価指数の分析結果とは異なっている.さらに,2009年の金融危機を含む期間では,金融危機以前のデータ期間に比べて,非対称性のパラメータが有意に推定される銘柄数が増加した.次に,企業固有のリスクである個別リスクについて分析を行った.この結果から,個別リスクにも自己相関は残っていたが非対称性は観測されなかった.以上の結果から,個別株式のボラティリティには自己相関が存在し,弱い非対称性が観測されるが,その中から株式市場全体の変動を取り除くと非対称性は観測されない傾向があることがわかった.
書籍等出版物
5-
ミネルヴァ書房 2011年12月 (ISBN: 9784623060474)浅子和美・渡部敏明編著『ファイナンス・景気循環の計量分析』第2章
講演・口頭発表等
8-
the XIX ISA World Congress of Sociology 2018年7月
所属学協会
3共同研究・競争的資金等の研究課題
4-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2018年4月 - 2023年3月
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あおぞら銀行 2018年7月 - 2022年6月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2015年4月 - 2018年3月
社会貢献活動
5その他
1-
2015年4月 - 2016年3月「買収防衛策の非継続の市場評価と要因分析」, 『損害保険研究』 第79巻2号(2016年8月発行)