研究者業績
基本情報
- 所属
- 上智大学 総合人間科学部社会学科 教授
- 学位
- 社会学士(一橋大学)社会学修士(筑波大学)博士(社会学)(筑波大学)
- 連絡先
- fujimu-m
sophia.ac.jp - 研究者番号
- 00190067
- J-GLOBAL ID
- 200901011854262513
- researchmap会員ID
- 5000008931
研究活動・・生活の社会学・福祉社会学・文化社会学・社会学方法論などを主要な研究対象とし、人々の〈生〉(生命・生活・生涯)のあり方と社会構造・社会変動の関係ならびにそれらへの社会政策の対応について、理論的・実証的に研究を進めています。学会運営・評価活動・各種プロジェクトなど、学術分野としての社会学の基盤を固める作業にも携わっています。
教育活動・・いまや人生90年時代にならんとする状況において、大学で得た知識の有効期限は限られることが多く、大学時代にはむしろ物事に疑問をいだき調べ考えていく方法を身につけることが重要になっていると思います。社会学は、その現代性・総合性・批判性などから、その任を担うにふさわしい学問であり、学生の皆さんに、社会学の視点・方法・態度を楽しくかつ真摯に身につけてもらえるよう、教員として努力しています。
(研究テーマ)
福祉国家・福祉社会の価値観に関する実証的研究
研究分野
1経歴
7-
2023年4月 - 現在
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2005年4月 - 2023年3月
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2002年4月 - 2005年3月
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1998年4月 - 2002年3月
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1991年4月 - 1997年3月
論文
57MISC
18書籍等出版物
66講演・口頭発表等
4共同研究・競争的資金等の研究課題
20-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2011年4月 - 2014年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2010年 - 2012年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2009年 - 2011年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2008年 - 2010年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2006年 - 2009年
その他
51-
2015年7月 - 2015年7月コラム「記憶の霞みと小刻みな自分の死ー認知症の人とライフヒストリー」野上元・小林多寿子編『歴史と向き合う社会学』ミネルヴァ書房 pp.349-353
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2015年1月 - 2015年1月「新刊紹介:片桐新自著『不透明社会の中の若者たちー大学生調査25年から見る過去・現在・未来』関西大学出版部」『生活協同組合研究』468(2015年1月号)、生協総合研究所、61-62
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2012年3月 - 2012年3月「厚生省の組織と政策の変容-身体・階層・リスクの管理官庁として」副田義也編『戦後日本における内政体制の研究』(平成21~23年度科学研究費補助金・基盤研究(A)・研究成果報告書)
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2008年6月 - 2008年6月座談会 「新しいスタンダードを求めてー社会学教育とテキスト『社会学』をめぐって(上・下)」『書斎の窓』有斐閣、575号(2-13頁)、576号(2-16頁)
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2006年3月社会学科では、秋学期の基礎演習Ⅱにおいて、学生各自による研究報告を実施している。学期の最後に、各自の研究レポートをA4・1枚に再びまとめなおし、基礎演習Ⅱの4つのゼミ合同でレポート集を刊行している。自分たちの研究成果が冊子として残ることで、学生たちの切磋琢磨に役立っている。
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2003年3月毎年、ゼミ履修学生の卒業論文やゼミ論を集め、人数分のコピーを取って、ゼミ論文集を発行している。20人前後のゼミのため、全体では毎年400頁におよぶ。学生たちが自分の研究成果を確認するとともに、他メンバーの最終稿を確認できるとともに、翌年のゼミ履修学生の到達目標として道標となっている。
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2002年9月3年・4年の専門ゼミでは夏休みに2泊3日程度でゼミ合宿を実施している。ふだんのゼミでは実施できないグループ活動や各種の体験学習をおこなうことで、学習の質の多様化を確保するとともに、学生同士ならびに教員との親睦もはかれている。
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2002年4月各回ごとの授業にあたり、B4・1枚程度の授業用レジュメを用意し、学生たちに配布している。定義や図表を盛り込む一方で、重要概念は穴にしておくなど、学生たちの書き込みによって、レジュメが完成するような工夫をしている。レジュメにすることで、学生たちが1回の授業の全体像をプリントでイメージしながら、授業の各部分を聞くことができる利点がある。
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2002年4月授業時間中にビデオ視聴をしたときなどにリアクション・ペーパーを出してもらっているが、その中の特徴的な意見や感想10数名分をプリントにし、翌週学生たちに配布・紹介している。自分とは異なる観点や意見にふれることで、自分の意見などの相対化をはかるとともに、興味深い意見を知るきっかけとしてもらっている。
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2002年4月3年・4年のゼミにおいて、多くの学生の意見参加が望ましいものの、しゃべることに慣れているか、また全体の時間進行も考えると、発言者が限られる傾向がある。そのため、本ゼミでは、メンバー全員が当該文献の講読をおこない、自らの意見や理解ならびに当日議論してみたいことを事前に電子メールで、当日のコメンター役の学生に送ることにしている。コメンターはメンバー全員の電子メールの内容を論点整理しなおして、プリントを
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2002年4月大学院生たちの研究基礎力と発表力の充実のため、2か月に1回、社会学の古典文献の輪読と、院生の学会発表・投稿論文の訓練の場として、研究会を実施している。
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1999年9月 - 1999年9月「ウェルビーイング・タウンへようこそー『ウェルビーイング・タウン社会福祉入門』編集記・メール編」『書斎の窓』487号、有斐閣、18-22頁
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1995年12月 - 1995年12月「子どもの生活世界を読み解くキーワード…占い・音楽・過激言葉・ゲームセンター・テレビゲーム・マンガ」『教員養成セミナー』1995年12月号、時事通信社、PP.27-29
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1988年7月 - 1988年7月翻訳「病気と逸脱ーマスコミのエイズ報道」D.A.フェルドマン、T.M.ジョンソン『エイズの社会的衝撃』(西三郎・姉崎正平監訳)日本評論社、175-192頁