研究者業績

東 大作

Daisaku Higashi

基本情報

所属
上智大学 グローバル教育センター/上智大学国際関係研究所 教授
学位
政治学博士(2012年 ブリテイッシュコロンビア大学)

J-GLOBAL ID
201201079299038920
researchmap会員ID
B000219621

上智大学グローバル教育センター教授。上智大学国際関係研究所、上智大学人間の安全保障研究所を兼務。専門は平和構築、和平調停、国際関係論。1993年-2004年、NHK報道局ディレクター。クローズアップ現代やNHKスペシャルの企画・制作を担当。企画制作した主なNHKスペシャルに「我々はなぜ戦争をしたのか~ベトナム戦争・敵との対話」(放送文化基金賞)、「縛られない老後~ある介護病棟の挑戦」、「犯罪被害者なぜ救われないのか」、「憎しみの連鎖はどこまで続くか~パレスチナとイスラエル」、「核危機回避への苦闘~韓国、米朝の狭間で」、「イラク復興 国連の苦闘」(世界国連記者協会銀賞)等。2004年-2009年、カナダのブリテイッシュコロンビア大学の政治学科でMAとPhD。2008年にアフガニスタンと東チモールで現地調査を行い、その報告書は国連PKO局から出版され、提案したアフガンでの和解プログラムは実現に至った。2009年12月から2010年12月まで、カブールで国連アフガニスタン支援ミッションに勤務、和解・再統合チームリーダーを務める。2011年1月より東京大学大学院総合文化研究科准教授。2012年8月、ブリテイッシュコロンビア大学から博士号取得。2012年8月から2014年8月まで、東京大学と外務省の人事交流により、ニューヨークの国連日本政府代表部の公使参事官として勤務。2014年8月に東大に復職。2016年4月、上智大学グローバル教育センター(上智大学国際関係研究所兼務)に着任。現在、上智大学国際協力人材育成センター副所長も務める。2018年より、外務大臣の委嘱による公務派遣で、イラクや南スーダンにも度々訪問し、現地での講演や、現地指導者との意見交換などを通じて平和構築に関する知的貢献を行っている。主な著書に「ウクライナ戦争をどう終わらせるか~和平調停の限界と可能性」(岩波新書 2023年)、”Inclusivity in Mediation and Peacebuilding: UN, Neighboring States, and Global Powers (Edward Elgar 2022)、「内戦と和平~現代戦争をどう終わらせるか」(中公新書、2020年)、「人間の安全保障と平和構築」(日本評論社、編著、2017年)、"Challenges of Constructing Legitimacy in Peacebuilding:Afghanistan, Iraq, Sierra Leone, and East Timor" (Routledge 2015)、「平和構築~アフガン・東チモールの現場から」(岩波新書 2009年)、「犯罪被害者の声が聞こえますか」(講談社 2006年/新潮文庫 2008年)、「我々はなぜ戦争をしたのか」(岩波書店 2000年/平凡社ライブラリー 2010年)等。(連絡先:daisaku-h(at)nifty.com) 


研究キーワード

 3

論文

 46

書籍等出版物

 14

講演・口頭発表等

 177

担当経験のある科目(授業)

 10

所属学協会

 4

共同研究・競争的資金等の研究課題

 6