研究者業績

坂野正則

サカノマサノリ (Masanori Sakano)

基本情報

所属: 上智大学文学部史学科教授 (文学部史学科長)

学位: 学士(文学)(東京大学)
修士(文学)(東京大学)
フランス専門研究課程修了証書（DEA)(ソルボンヌ大学)
博士(文学)(東京大学)

研究者番号: 90613406
J-GLOBAL ID: 201301063855733393
researchmap会員ID: B000233620

研究分野

1

人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史 /

経歴

4

2020年4月 - 現在

上智大学文学部史学科教授
2016年4月 - 2020年3月

上智大学文学部史学科准教授
2013年4月 - 2016年3月

武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科准教授
2011年4月 - 2013年3月

武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科専任講師

委員歴

3

2021年12月 - 現在

都市史学会企画委員
2021年12月 - 現在

都市史学会編集委員
2017年3月 - 現在

日仏歴史学会理事

論文

14

宗派境域都市としての近世ソミュールとオラトリオ会の文化＝空間構造

坂野正則

都市史研究 (11) 1-19 2024年10月査読有り筆頭著者最終著者責任著者
ペスト流行下のマルセイユ司教と贖罪空間の生成 (1720-1722 )

坂野正則

上智ヨーロッパ研究 (13) 39-55 2022年3月査読有り筆頭著者責任著者
歴史遺産と信仰空間としてのパリ・ノートル＝ダム大聖堂の「再生」

坂野正則

歴史学研究 (993) 51-59 2020年2月招待有り責任著者
『ルイ14世の死』再考－300周年記念事業と映画制作を越えてー

坂野正則

上智史学 (63) 123-139 2018年11月
フランス初期宗教改革再考 : 改革・教会・信仰 (宗教改革500年記念特集) -- (第68回キリスト教史学会大会)

坂野正則

キリスト教史学 = The journal of history of christianity 72 44-52 2018年7月

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MISC

14

書評齋藤晃編『宣教と適応—グローバル・ミッションの近世—』

坂野正則

西洋史学 (273) 72-75 2022年8月筆頭著者責任著者
書評土居義岳著『建築の聖なるものー宗教と近代建築の精神史』

坂野正則

建築史学 (78) 171-180 2022年3月招待有り筆頭著者最終著者責任著者
書評正本忍著『フランス絶対王政の統治構造再考 : マレショーセに見る治安、裁判、官僚制』

坂野正則

史学雑誌 130(6) 1066-1075 2021年7月招待有り筆頭著者責任著者
シンポジウム開催報告パリ・ノートルダム大聖堂の再生へ向けて : 歴史/信仰/空間から考える (山内弘一先生退職記念号)

坂野正則

上智史学 = Sophia historical studies (65) 185-190 2020年11月

山内弘一先生退職記念号シンポジウム開催報告
ロレーヌ地方における境域都市の景観とテロワール（メス調査報告）

坂野正則

第3回テロワール研究会報告資料集 40-45 2020年2月招待有り責任著者

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書籍等出版物

15

世界のクリスマス百科事典

樺山, 紘一, 中牧, 弘允 (担当:共著, 範囲:歴史編「プロテスタント教会の祝祭」28-29頁、「正教会のクリスマス」30-31頁、「英国近代社会とディケンズ」32-35頁、「習俗としてのクリスマス：ツリーとプレゼント」36-37頁、「日本への伝達：L.フロイスからカクレキリシタンへ」42-43頁、「日本での定着：明治から平成へ」44-45頁、「米国の大衆文化から：ディズニーとハリウッドの世界」46-49頁、「非欧米世界でのクリスマス受容」50-51頁)

丸善出版 2023年11月 (ISBN: 9784621308479)
テロワールワインと茶をめぐる歴史・空間・流通

赤松加寿江, 中川理 (担当:共著, 範囲:近世フランスにおける「テロワール」)

昭和堂 2023年5月 (ISBN: 9784812222171)
構造化される世界 : 一四〜一九世紀

荒川, 正晴, 小川, 幸司, 大黒, 俊二, 木畑, 洋一, 冨谷, 至, 中野, 聡, 永原, 陽子, 林, 佳世子, 弘末, 雅士, 安村, 直己, 吉沢, 誠一郎, 山下, 範久, 守川, 知子, Sousa, Lúcio de, 岡, 美穂子, 山崎, 岳, 関, 哲行, 小林, 和夫, 桃木, 厚子, 永島, 剛, 矢部, 正明, 大久保, 翔平, 田中, 雅人, 坂野, 正則 (担当:共著, 範囲:グローバルヒストリーの触媒としてのパリ外国宣教会宣教師)

岩波書店 2022年11月 (ISBN: 9784000114219)
パリ・ノートル＝ダム大聖堂の伝統と再生

坂野正則 (担当:編者(編著者), 範囲:「序章：歴史遺産と信仰空間としてのパリ・ノートル＝ダム大聖堂の再建」（1－23頁）、「第3章：大司教座聖堂としてのパリ・ノートル＝ダム大聖堂の成立ー近世空間における権力と聖性」（115－149頁）)

勉誠出版 2021年3月
フランスの歴史を知るための50章

中野, 隆生, 加藤, 玄 (担当:共著, 範囲:近世フランスのキリスト教（17～18世紀）――カトリックとカルヴァン派の信仰生活)

明石書店 2020年5月 (ISBN: 9784750350219)
新しく学ぶフランス史

平野千果子編著 (担当:共著, 範囲:第3章近世王国の社会と宗教)

ミネルヴァ書房 2019年11月 (ISBN: 9784623085989)
人々がつなぐ世界史

永原陽子 (担当:共著, 範囲:17世紀フランスのカトリック刷新運動と東南アジア宣教ーパリ外国宣教会の事例からー)

ミネルヴァ書房 2019年8月 (ISBN: 9784623086368)
歴史家の調弦

上智大学文学部史学科編 (担当:共著, 範囲:絵画から読み解くフランス宗教戦争)

上智大学出版 2019年7月 (ISBN: 9784324106709)
宗教事象事典

Azria Régine, Léger Danièle, 増田一夫, 伊達聖伸, 鶴岡賀雄, 杉村靖彦, 長井伸仁 (担当:共訳, 範囲:「世界化／グローバル化／トランスナショナル化」「不寛容／寛容」)

みすず書房 2019年5月 (ISBN: 9784622087984)
地中海を旅する62章―歴史と文化の都市探訪 (エリア・スタディーズ)

松原康介編著, 松原康介 (担当:共著, 範囲:「セット」)

明石書店 2019年2月 (ISBN: 4750347841)
商業と異文化の接触――中世後期から近代におけるヨーロッパ国際商業の生成と展開

川分圭子, 玉木俊明編著 (担当:共著, 範囲:第14章一七世紀におけるパリ外国宣教会とフランス東インド会社)

吉田書店 2017年6月 (ISBN: 4905497558)
ヨーロッパおよび地中海世界における宗教的相互作用

深沢克己, ベンジャミン・カプラン, ピエール=イヴ・ボルペール編 (担当:共著, 範囲:17世紀フランスにおける宗派間対話の触媒としてのポール・ロワヤル修道院関係者たち)

Routledge 2017年6月
ヨーロッパ中近世の兄弟会

河原温, 池上俊一編 (担当:共著, 範囲:第2章第1節（フランス・概観、共著）、第2章第3節（フランス・近世における聖体崇敬と兄弟会）)

東京大学出版会 2014年10月 (ISBN: 4130210793)
バスティードフランス中世新都市と建築

伊藤毅編 (担当:分担執筆, 範囲:「第3章バスティードの建築空間IIモンフランカン１、町の略史」（加藤玄氏と共著）、102-103頁。「第4章バスティードの諸都市 3.ヴィルヌーヴ・シュル・ロト、8.モントバン」、140-141頁、151‐152頁。「コラム１「フランスの最も美しい村々」とバスティード」、7頁。「コラム5 近世初期のバスティード」、39‐40頁。)

中央公論美術出版 2009年8月 (ISBN: 4805505982)
パリと江戸―伝統都市の比較史へ (別冊都市史研究)

高澤紀恵, アラン・ティレ, 吉田伸之編 (担当:共訳, 範囲:サン・タントワーヌ城外区ーパリ労働世界の実験場（1657～1791年）)

山川出版社 2009年6月 (ISBN: 4634527138)

主要な講演・口頭発表等

16

Religious Identity under the Regime of the Edict of Nantes:The Case of Seventeenth-century Saumur

Masanori SAKANO

International Workshop " Tolerance and Intolerance in the Early Modern World " 2024年1月27日
「歓待」空間と都市文化～地中海から日本へ～：趣旨説明

坂野正則

「歓待インフラストラクチャー」研究キックオフ・ラウンドテーブル「「歓待」空間と都市文化～地中海から日本へ～」 2023年11月13日
Trajectory of joint research about urban and territorial history between Occidental history and architectural history in Japan with France as research field

Masanori SAKANO

1st Research Meeting with Centre de la Méditerranée moderne et contemporaine of the Côte d’Azur University: "Architecture et la culuture urbaine au milieu de XVIIIe siècle: étude comparative entre l’Europe et le Japon (Architecture and Urban culture in the mid-18th Century: Comparative studies between Europe and Japan)" 2022年9月5日
Frontier Character and Viticulture at Riverfront Cities in Early Modern France: Saumur and Metz

Masanori SAKANO

European Association for Urban History Antwerp Conference 2022年9月1日
問題提起：歴史遺産・信仰空間としてのパリ・ノートルダム大聖堂

坂野正則

パリ・ノートルダム大聖堂の再生へ向けてー歴史／信仰／空間から考えるー 2019年10月19日
Port-Royalists as a catalyst for the inter-confessional dialogues in seventeenth-century France.

SAKANO Masanori

International Symposium: Religious Conflict, Religious Concord in Europe and the Mediterranean World. 2012年10月20日

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担当経験のある科目(授業)

7

2016年9月 - 現在

ヨーロッパ・アメリカ史系概説（西洋近世史） (上智大学文学部史学科)
歴史学特講（フランス史の諸問題） (上智大学文学部史学科)
西洋史 (上智大学)
キリスト教の歴史 (上智大学神学部)
越境文化論 (武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科)

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所属学協会

5

共同研究・競争的資金等の研究課題

11

歴史的ヨーロッパの宗教モニュメントに関するアーカイブズの構築と世界遺産オーセンティシティの再考

上智大学学術研究特別推進費「自由課題研究」 2024年4月 - 2027年3月

原敬子, 高橋暁生, 赤松加寿江
近世ユーラシアの宗教アイデンティティ：グローバル多元主義と地域大国主義の相克

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2022年4月 - 2026年3月

守川知子, 岡美穂子, 坂野正則, 島田竜登, 冨澤かな, 濱本真実, 弘末雅士
「歓待インフラストラクチャー」から読み解く近世ヨーロッパ都市文化＝空間構造の比較研究

サントリー文化財団 2024年度研究助成「学問の未来を拓く」 2024年8月 - 2025年7月

坂野正則, 赤松加寿江, 中島智章
「歓待インフラストラクチャー」から読み解く近世ヨーロッパ都市文化＝空間構造の比較研究

サントリー文化財団 2023年度研究助成「学問の未来を拓く」 2023年8月 - 2024年7月

坂野正則, 赤松加寿江, 中島智章
アジアの女子教育におけるフランス系修道会のSaint Enfance概念の影響

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2021年4月 - 2024年3月

佐々木裕子, 遊佐重樹, 市川誠, 大迫章史, 坂野正則

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