2008年9月-2009年8月 釜山大学校日本研究所 伽耶・百済・新羅・倭の文字文化について研究
2011年4月-2015年3月 早稲田大学日本古典籍研究所 奈良時代を中心とした古典籍の研究
2016年4月-2016年9月 釜山大学校日本研究所 高句麗・百済・新羅。倭の漢字文化受容についての研究
教育活動においては、古典文学について、国文学の発生から、漢字をその表現手段として発展した記載文学を資料として、漢字のみで表現されている作品を国文学としてどのように読み解くかを原典読解の訓練を主眼に、原文に即して行うことを努めている。また、全学共通科目においても、古典文学の原文を独力で読めるように努めている。また全学共通科目・文章構成法においては、現代の国語表現について、作文提出を中心に具体例に則して添削指導することに努めている。
研究活動においては、現在、古事記・日本書紀・風土記・万葉集についてを中心に、平成一三~一六年度科学研究費補助金[基盤研究(C)(2)]研究課題「上代文学に与えた六朝文学・仏典の影響について」、平成一八~二一年度科学研究費補助金[基盤研究(C)]研究課題「古事記・日本書紀の文字表現と成立の研究」を受けて行っている。
(研究テーマ)
古代東アジア諸国の仏教系変格漢文に関する基礎的研究
古事記・日本書紀・風土記・万葉集の文字表現と漢訳仏典
神名研究