<個人研究>
1983年より、ロシア演劇・詩学・文化研究を続けている。国内外の学会での研究発表・論文・著書の執筆など。
<共同研究>
1990年より、慶應義塾大学言語コミュニケーション非常勤研究員、青山学院大学総合研究所兼担研究員、客員研究員などを歴任し、成果を論文・著書として発表。1997年より科学研究費補助金(基盤研究(c)-(1))「スラヴ語スラヴ文学比較対照研究の課題と方法」や複数の科研費研究の研究分担者として共同研究に参加している。また、5年に一度開催される国際スラヴィスト会議に2018年現在まで5回出席し、報告・司会などを行なう。2016年度より、科研費挑戦的萌芽研究「間芸術性の手法:文学・映画・演劇・展覧会の理論と実践」の研究代表者。上智大学では、2008年4月より、学内共同研究「ヨーロッパ映画における『ヨーロッパ』」の代表を務めた。このほか、2011年4月よりヨーロッパ研究所の所長を務め、内外の識者を招いたシンポジウムやセミナーを開催し、ヨーロッパの言語・文化・社会などに関して広く研究を進めている。
また、2005年12月に開催されたベオグラード大学文学部の国際学会以来、海外の多数の学会で司会や組織委員として、学会の運営に参画、学術誌の査読も行なう。このほか、ベオグラード大学、チェコ科学アカデミースラヴ研究所の学会誌編集委員を務める。また、2016年2月より、ウクライナ―日本スラブ学会会長、2018年月9月より、日本スラヴィスト協会会長、国際スラヴィスト委員会日本代表委員にそれぞれ就任。
<教育活動>
基礎ロシア語・学科研究科目・演習・輪講・大学院科目を担当。卒論主査担当件数は約80本。2006年度からロシア語劇を指導し毎年12月に開催される外国語学部語劇祭で上演。
また、ロシア国立オムスク大学に日本文化講座を開設し客員教授として講義を行なう。
社会的教育活動として、2002年より2008年までNHKラジオロシア語講座講師を務めたほか、国際交流基金・日露青年交流センターにおいて海外研究者の研究指導。
<研究活動>
ロシアの演劇と文化に関し、国際スラヴィスト会議、日本ロシア文学会(理事)、ロシア東欧学会(理事)、日本演劇学会、ロシア・セルビア・ウクライナ・イタリア・チェコ・イスラエルなどの大学・研究機関で研究発表。ロシア人文大学、ベオグラード大学、科学アカデミーロシア語研究所主催国際学会の組織委員、チェコ科学アカデミースラヴ研究所の紀要編集委員。2016年2月よりウクライナー日本スラブ学会会長、2018年10月より日本スラヴィスト協会会長、国際スラヴィスト会議日本代表委員。ウクライナやイタリアの大学では、日本演劇やスラヴ学の講演も行なう。
学内では、2010年4月1日から2013年3月31日までヨーロッパ研究所所長。
(研究テーマ)
ロシア演劇・ロシア文化研究
(共同・受託研究希望テーマ)
詩学と演劇