鳥塚祐太郎, 穂坂綱一, Philipp Schmidt, 小田切丈, Andre Knie, Arno Ehresmann, 向後陵子, 北島昌史, 河内宣之
2020年度量子ビームサイエンスフェスタ 2021年3月10日 KEK 物質構造科学研究所, J-PARCセンター, 総合科学研究機構, PFユーザーアソシエーション, J-PARC MLF利用者懇談会
Miyagi らは、水素分子の光解離において、前駆分子の対称性(1Πu)を反映した、もつれ原子ペア生成を予測した。この予測を検証するため、我々は約 100 μm 離れた 2 個の H(2p)原子から放出される Lyman-α 光子2個の放出角度相関を測定した。光子の放出方向分布が励起原子の磁気量子数を反映することを利用し、原子ペアの状態を調べた。