研究:12 T までの強磁場下での光散乱測定システムを開発し、Mn 酸化物や spin ギャップ系の光散乱測定を行っている。また、数値計算によりスピン・ギャップ系の磁気比熱を計算し、光の準弾性散乱から測定された磁気比熱との比較を行った。スピン・ギャップ系の帯磁率のデータを他研究者に提供している。
教育:大学学部学生向けにデジタル回路、ホール効果測定、比熱測定などの多種にわたる学生実験教材を開発し、学生実験に活用している。
現在の担当:基礎物理実験(振動、弾性、直線電流の作る磁場)、実験Ⅱ(比熱の温度変化)
研究テーマ:
スピン・マルチプレットの磁気光散乱を用いた磁性研究
多重極限下に置かれた Mn 酸化物の光物性
マグノンBEC状態におけるラマンスペクトル
多重極限下のスピン・ギャップ系の光学的性質
Mn酸化物の光学的性質
マルチフェロイック物質の磁化プラトーに対する不純部効果