総合人間科学部
基本情報
- 所属
- 上智大学 総合人間科学部 心理学科 教授
- 学位
- 博士(文学)(早稲田大学)
- 研究者番号
- 60329117
- J-GLOBAL ID
- 200901056792696191
- researchmap会員ID
- 5000027209
ロールシャッハ法を中心にした心理アセスメント、および精神分析的な心理療法に関する教育と研究を続けています。現在の主な関心は健常者と臨床群との境界領域にあり、「適応」「健康」の意味について臨床心理学の立場から検討を加えています。
研究分野
1論文
43書籍等出版物
19講演・口頭発表等
45共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2005年 - 2006年
社会貢献活動
8その他
5-
2006年7月心理アセスメント技法の習得を、学部と大学院での限られた時間数による講義・実習で賄うことは非常に困難である。このため効率的かつ実践的な学習のために、課外研究会として「ロールシャッハ法GSV」を継続している(クローズド・グループによる学習)。
-
2006年4月心理アセスメントを適切に使いこなせるようになるためには、授業というマスプロ的教育だけでは不十分である。正規の授業による実習に加えて、大学院学生が実習期間で経験した心理アセスメントについて、個別にSVの場を提供することで、体験に根ざした学習ができるよう心がけている。
-
2006年4月演習(春学期)では、学生による主体的なリサーチと討論の場を設けることで、パーソナリティ研究に必要な基礎知識を学ぶとともに、リサーチのための技術と方法が身につくように配慮している。秋学期には、心理アセスメントの実技演習や、パーソナリティをテーマにした小研究の実践を行う。いずれも、受講生一人ひとりの「疑問」を汲み上げて、授業に積極的に関わることができるように配慮している。
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2006年4月臨床心理学は基本的な知識もさることながら、実践的な応用力が不可欠である。大学院ではこの実践力を身につけるべく、可能な限りテキストだけではなく臨床素材に触れて感じ/考える場を提供している(臨床心理学専攻対象の授業の場合のみ)。
