基本情報
- 所属
- 上智大学 言語教育研究センター 教授
- 学位
- 文学士(フランス語・フランス研究)(上智大学)言語学修士(ジョージタウン大学)言語学博士(ジョージタウン大学)
- 研究者番号
- 90306978
- J-GLOBAL ID
- 200901032183980987
- researchmap会員ID
- 1000260110
2002年-2003年 上智大学国際教養学部 日本語習得の認知過程と教育的介入の効果に関する研究(科研・基盤(C))
2002年-2003年 学外研究者との共同研究 日本語Can-Do-Satements尺度の開発(科研・基盤(B))
2004年-2007年 上智大学国際言語情報研究所 操縦士に対する航空英語能力証明試験の開発に関する調査研究(受託研究)
2008年-2011年 上智大学国際教養学部 第二言語習得の個人差につながる言語適性に関する基礎研究(科研・基盤C)
2010年〜2015年 国立国語研究所 学習者の言語環境と日本語の習得に関する研究(共同研究員)
2014年〜 上智大学国際言語情報研究所 教室習得における学習者の日本語能力と個人差の関係(所内共同研究)
2016年〜 東北大学加齢医学研究所 第二言語としての日本語学習者におけるインプット処理スキルの熟達化に関する脳内メカニズムの検討
(共同研究員)
2016年〜2019年 学外研究者との共同研究 海外連携による日本語学習者コーパスの構築及び言語習得と教育への応用研究(科研・基盤A)
2017年〜2018年 国立国語研究所 日本語の間接発話理解:第一言語、第二言語、人工知能における習得メカニズムの認知科学的比較研究(共同研究員)
2018年〜2021年 上智大学言語教育研究センター 第二言語習得における学習メカニズムと諸要因(学習条件・個人差)の相互作用(科研・基盤C)
2022年〜2024年 上智大学言語教育研究センター 第二言語習得における言語適性とインストラクションの相互作用に関する研究(科研・基盤C)
2018年9月〜2019年8月 フランス国立東洋言語文化大学(INALCO)日本研究センター 客員研究員
言語学習のプロセスにおいて、学習者の認知面で何が起きているかを探る路線の第二言語習得研究を専門分野としている。研究対象は日本語の学習者である。また、第二言語習得研究の知見が教育現場にどのように生かせるかということも常に念頭に置いている。その意味で、現在担当している国際教養学部の外国人に対する日本語の授業、国際教養学部及び外国語学部の言語習得や日本語教授法の授業、さらに外国語学研究科における専門分野の授業は、相互に関連し合い、研究とも連動していると言える。現在は、学習者の個人差につながる言語適性、特に記憶のメカニズムに興味を持っている。
(研究テーマ)
日本語習得の認知過程と教育的介入
第二言語習得の個人差につながる言語適性(記憶と音韻処理能力)に関する基礎研究
研究分野
2学歴
1-
1993年8月 - 1998年10月
委員歴
4-
2023年6月 - 現在
-
2023年6月 - 2024年3月
-
2016年7月 - 2023年6月
-
2012年4月 - 2023年3月
受賞
2主要な論文
42MISC
18-
IMPACT (Science Impact Ltd.) 2020(9) 29-31 2020年12月 招待有り
書籍等出版物
9-
くろしお出版 2018年3月31日普遍的な認知のメカニズムと相互作用するSLAの個人差要因の問題を中心に扱っている。さらに、SLAのこれまでの成果をできるだけ反映させようとSLAの研究者達が提唱している「タスクベースの教授法」についてもまとめられている。
講演・口頭発表等
75-
国立国語研究所 第9回学習者コーパス・ワークショップ&シンポジウム「学習者コーパス・データで広がる研究と教育の可能性ー日本語研究から指導までー」 2025年2月1日 招待有り
共同研究・競争的資金等の研究課題
14-
国立国語研究所 国立国語研究所共同研究プロジェクト 2024年12月 - 2026年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2026年3月
-
上智大学国際言語情報研究所 所内共同研究 2014年4月 - 2024年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2018年4月 - 2022年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2018年4月 - 2022年3月
社会貢献活動
19その他
4-
2017年4月 - 2020年3月サラエボ大学の日本語夏期講座を大学院生の実地研究の場とし、学内の将来的なインターンシップ化を目指す。また、サラエボ大学の日本語・日本研究学科の創設へ向けた長期的な日本語教育支援の第一歩とする。