研究者業績

萬代 雅希

Bandai Masaki

基本情報

所属
上智大学 理工学部情報理工学科 教授
学位
博士(工学)(慶應義塾大学)

researchmap会員ID
5000103133

外部リンク

論文

 181

MISC

 5

書籍等出版物

 3

講演・口頭発表等

 173
  • 坂本 浩, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告高度交通システム(ITS) 2008年10月30日 一般社団法人情報処理学会
    本稿では,スマートアンテナと無指向性アンテナを併用した大規模センサネットワーク向けの階層型センサネットワークを提案する.提案する階層型センサネットワークは中継層とセンシング層との 2 つの層に分かれる.中継層はスマートアンテナを持つノードで構成し,クラスタヘッドとしての役割を持つ。スマートアンテナによる通信距離の拡張効果によってネットワークスケーラビリティを向上させる.センシング層は無指向性アンテナを持つノードで構成し,観測したデータを最寄りのクラスタヘッドまで送信する. 1 ホップ内にクラスタヘッドが存在しない場合は,センサノード間でマルチホップ通信をすることでクラスタヘッドまで送信する.クラスタヘッドを利用した階層化によって中継負荷を削減し,センサノードの省電力化を図る.本研究では,提案する階層型センサネットワークについて実装を行い評価する.実装において、スマートアンテナノードには UNAGI (Ubiquitous Network testbed with an Adaptively Gain-controlled antenna for Improvement of spatial and temporal efficiency) ,無指向性ノードには Mica Mote を利用する.また,提案する階層型センサネットワークの有効性についてミュレーション評価も行う.In this paper, we investigate the use of smart antennas in WSNs. In addition, we propose the hierarchical sensor network (HSN) which uses smart antennas together with omni-directional antennas for large-scale sensor networks. The proposed HSN consists of two layers : relay layer and sensing layer. A node in relay layer equips a smart antenna and operates as a cluster head (CH) . The smart antenna of CHs extends the transmission range to improve network scalability. Sensor nodes in sensing layer transmits its sensed data to the nearest CH, therefore it does not need to relay data from other SNs to reduce power consumption at SNs. We implement the proposed HSN with UNAGI (Ubiquitous Network testbed with an Adaptively Gain-controlled antenna for Improvement of spatial and temporal efficiency) and MICA Mote. We show the effectiveness of the proposed HSN via the experiment of using the implemented HSN and computer simulation.
  • 河村 直哉, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) 2008年10月30日 一般社団法人情報処理学会
    アドホックネットワークはその場に存在する端末のみで構成され,固定インフラに依存することなく自律分散的にネットワークを構築する.また特定の方位のみ送受信可能なスマートアンテナの登場により,ネットワーク性能が飛躍的に向上した.しかし, MAC 層においては他局宛の不要なパケットを受信するために自身の効率的な通信が妨げられる指向性さらし端末問題が発生する.そこで本稿では MAC 層に干渉波抑制方式を採用した場合の考察をし,指向性さらし端末問題を解決するためのオンデマンド型ルーティングプロトコルである LORA (LOwer interference Routing protocol for Ad hoc networks using smart antennas) を提案し,性能評価を行う. LORA は MAC 層に干渉波抑制方式を採用し,さらにネットワーク層で独自に定義したルートコストをメトリックに干渉避けるルート構築を行う.計算機シミュレーションによる性能評価により既存方式の比較し,提案方式はルート間干渉の影響を受けにくいデータ通信が可能であることを示す.In recent years, ad hoc networks have attracted a significant amount of attention. Smart antennas have great potential such as higher spatial reuse and range extension and can improve the network capacity in wireless ad hoc network. However new problems occur in MAC protocols with smart antennas. One of the problems is directional exposed terminal problem. Due to the interference from other communication, channel utilization degrades. In this paper, we propose an on-demand routing protocol called LORA (LOwer interference Routing protocol for Ad hoc networks using smart antennas). Simulation results show LORA outperforms the conventional method to establish the lower interference routes.
  • 大石 忠央, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告 2008年10月22日 電子情報通信学会
  • 高田 悠, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム 2008年10月16日 一般社団法人電子情報通信学会
    マルチメディアセンサネットワークで期待されているアプリケーションの一つに,Delay Tolerant Network (DTN)がある.本稿ではDelay-Tolerant Multimedia Sensor Networks (DTMSNs)に焦点を当てる.DTMSNsの例として監視カメラがある.DTMSNsではセンサノードは自身のメモリにデータを記録する.しかし個々のセンサノードが大きなメモリを持つことは困難なため,記録時間が短時間でもセンサノードにとってデータ量は大きいと考えられる.DTMSNsにおいてセンサノードが大容量データを持つことは重要な課題である.本稿ではDTMSNsにおける新たなデータ蓄積方式としてCooperative Buffering (CB)を提案する.CBでは,センサノードは自身の近隣のノードと協調することによって,大容量データの蓄積をおこなう.またCBでは移動シンクを用いる.CBによって蓄積されたデータはシンク到着時に直接シンクへと送信される.CBでは個々のセンサノードに大きなメモリを持たせることなく大容量データの蓄積を可能とする.理論解析および計算機シミュレーションを用いてCBの低消費電力性を示し,CBがマルチメディアデータを扱えることを示す.
  • 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム 2008年10月16日 一般社団法人電子情報通信学会
    本研究では,まずスマートアンテナを用いた位置情報フォワーディングのマルチホップ通信環境下での性能を理論的に解析し,スマートアンテナを用いた位置情報フォワーディングがセンサネットワークの省電力化に有効であることを定量的に明らかにする.次に,スマートアンテナを用いたstate-freeプロトコルであるgeographical forwarding with directional antennas (GFDA)を提案し,計算機シミュレーションにより有効性を評価する.
  • 河村 直哉, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告 2008年7月24日 電子情報通信学会
  • 三觜 輝, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 2008年5月22日 一般社団法人電子情報通信学会
    アドホックネットワークに利用されているIEEE802.11などの物理層では,互いに干渉することなく通信可能な直交チャネルが複数利用できることが知られている.複数の無線チャネルを同時に利用することにより,ネットワーク全体のスループットの向上を期待することができる.そのためには効率的に送受儲幾を制御するためのMedium Access Control(MAC)プロトコルが不可欠である.しかしIEEE802.11などのMACプロトコルではネットワーク全体で同一チャネルを利用することを想定しており,マルチチャネルMACプロトコルにおける送受信制御に関する十分な知見が得られていない.本稿では単一の送受信機を用いてチャネルを切り換えることによる問題点を明らかにし,マルチチャネル通信を効率的に行なうためのMACプロトコルを設計する.また,シミュレーションによる結果を紹介し,提案した方式の有効性を示す.
  • 三觜輝, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) 2008年5月15日 一般社団法人情報処理学会
    アドホックネットワークに利用されている IEEE802.11 などの物理層では,互いに干渉することなく通信可能な直交チャネルが複数利用できることが知られている.複数の無線チャネルを同時に利用することにより,ネットワーク全体のスループットの向上を期待することができる.そのためには効率的に送受信機を制御するための Medium Access Control (MAC) プロトコルが不可欠である.しかし IEEE 802.11 などの MAC プロトコルではネットワーク全体で同一チャネルを利用することを想定しており,マルチチャネルMACプロトコルにおける送受信制御に関する十分な知見が得られていない.本稿では単一の送受信機を用いてチャネルを切り換えることによる問題点を明らかにし,マルチチャネル通信を効率的に行うためのMACプロトコルを設計する.また,シミュレーションによる結果を紹介し,提案した方式の有効性を示す.Physical layer specifications for wireless LANs such as IEEE 802.11 provide multiple channels available for use. We can achieve a higher throughput than using single channel. However, the MAC protocol of IEEE 802.11 DCF is designed for a single channel beトャフィccess control (MAC) Protocol for ad hoc networks using a single transceiver is proposed. The network we consider is an ad hoc network that does not rely on infrastructure, so proposed protocol operates asynchronously. We evaluate problems of multi-channel communication using single transceiver asynchronously. And the simulation results show that proposed protocol exploits multiple channels to achieve higher throughput because of reduction of problems which occur in multiple channels communication using single transceiver.
  • 三觜 輝, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告 2008年5月15日 電子情報通信学会
  • 高田 悠, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2008年3月5日 一般社団法人電子情報通信学会
  • 坂本 浩, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2008年3月5日 一般社団法人電子情報通信学会
  • 小松 裕也, 高田 昌忠, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2008年3月5日 一般社団法人電子情報通信学会
  • 高橋 慶太, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2008年3月5日 一般社団法人電子情報通信学会
  • 高塚 雄也, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告 2007年12月18日 電子情報通信学会
  • 河村 直哉, 高田 昌忠, 萬代 雅希
    電子情報通信学会技術研究報告 2007年10月30日 電子情報通信学会
  • 岡村 大輔, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告 2007年10月30日 電子情報通信学会
  • 福井 裕介, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) 2007年9月28日 一般社団法人情報処理学会
    近年アドホックネットワークが注目されており,様々なプロトコルが提案されている.アドホックネットワークはその場に存在する端末のみで構成され,固定インフラに依存することなく自律分散的にネットワークを構築する.本稿では,各端末の無線信号到達範囲が不均一な環境下でおこる片方向リンクによる問題を解決するためのオンデマンド型ルーティングプロトコルLEX-R(Least EXposed Routing to avoid unidirectional links)の性能評価を行う.LEX-R は早期に双方向リンクのみのルートを構築し,片方向リンクによる隠れ端末からの干渉を避けるルート構築を行う.これにより片方向リンクが存在するネットワークにおいて高パケット到達率,高ルート構築率を実現する.計算機シミュレーションによってランダムトポロジにおけるパケット到達率,ルート構築率等を評価し,典型的なルーティングプロトコルである AODV-BL と比較し片方向リンクの影響を受けにくいデータ通信が可能であることを示す.In recent years, ad hoc networks have attracted a significant amount of attention. Various protocols are proposed since the nodes can construct ad hoc networks without depending on infrastructures. In this paper, especially we focus on the problems of unidirectional links due to heterogeneity of transmission power of nodes, and we evaluate an on-demand protocol called LEX-R (Least EXposed Routing to avoid unidirectional links). LEX-R avoids the interference from unidirectional links to establish routes with bidirectional links. It solves the hidden terminal problems incurred by unidirectional links and improves the packet delivery ratio and route establishment ratio in the power heterogeneous networks. We show via simulations that, especially, LEX-R outperforms AODV-BL with regard to packet delivery ratio, route establishment ratio and any evaluation in random topology.
  • 渡辺 尚, 萬代 雅希
    電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム 2007年7月12日 一般社団法人電子情報通信学会
    近年,アドホックネットワーク,センサーネットワーク,メッシュネットワークなどの固定の通信インフラを仮定せずその場で設置するインフラレスネットワークが注目されている.近い将来,これらのシステムはユビキタス社会を構成する重要な基盤となることが予想される.本稿では,特にアドホックネットワーク,センサーネットワークにおけるメディアアクセス制御(MAC),ルーティングおよびそれらに関連した技術を中心としてインフラレスネットワーク技術の動向を述べる.また,将来のネットワークのあり方についても述べる.
  • 福井 裕介, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告 2007年5月9日 電子情報通信学会
  • Tanaka Masanori, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告 2007年5月9日 電子情報通信学会
  • 明石 藍子, 西井 龍五, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2007年3月7日 一般社団法人電子情報通信学会
  • 高塚 雄也, 長島 勝城, 高田 昌忠, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2007年3月7日 一般社団法人電子情報通信学会
  • 岡村 大輔, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2007年3月7日 一般社団法人電子情報通信学会
  • 大石 忠央, 鈴木 孝明, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2007年3月7日 一般社団法人電子情報通信学会
  • 福井裕介, 萬代雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) 2007年2月23日 一般社団法人情報処理学会
    近年アドホックネットワークが注目されており,様々なプロトコルが提案されている.アドホックネットワークはその場に存在する端末のみで構成され,固定インフラに依存することなく自律分散的にネットワークを構築する.本稿では各端末の無線信号到達範囲が不均一な環境下でおこる片方向リンクによる問題を解決するためのオンデマンド型ルーティングプロトコルLEX-R(LcastEXposcdRouUngtoavoidunidi雁ctionalIinks)の提案を行う.LEX-Rは早期に双方向リンクのみのルートを構築し,片方向リンクによる隠れ端末からの干渉を避けるルート構築を行う.これにより片方向リンクが存在するネットワークにおいて高スループットを実現する.計算機シミュレーションによってエンドツーエンドのスループットを評価し,典型的なルーティングプロトコルであるAODVLBLと比較し片方向リンクの影響を受けにくいデータ通信が可能であることを示すIn recent years, ad hoc networks have attracted a significant amount of attention. Various protocols are proposed since the nodes can construct ad hoc networks without depending on infrastructures. In this paper, especially we focus on the problems of unidirectional links due to heterogeneity of transmission power of nodes, and we propose an on-demand protocol called LEX-R (Least EXposed Routing to avoid unidirectional links). LEX-R avoids the interference from unidirectional links to establish routes with bidirectional links. It solves the hidden terminal problems incurred by unidirectional links and improves the throughput in the power heterogeneous networks. We show via simulations that, especially, LEX-R outperforms AODV-BL with regard to end-to-end throughput.
  • 河村 直哉, 高田 晶忠, 萬代雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) 2007年2月22日 一般社団法人情報処理学会
    近年,無線アドホックネットワークにおいて指向性アンテナの使用を想定した指向`性MACプロトコルが提案されている.指向性MACプロトコルでは,通信したい相手がピジーであることを知らず通信しようと試みるが,受信者が自身のビームを他の方向に向けているために失敗するDeafhess問題が発生する.Deafhess問題はネットワークの'性能に大きく影響を与える.本稿ではDeafhessの問題の分析及びテストベッドを用いて評価実験を実施し,実環境においてDeafhess問題がスループット低下の原因となることを示す.Recently, several MAC protocols using directional antennas, typically referred to as directional MAC protocols, have been proposed for wireless ad hoc networks. In directional MAC protocols, deafness problem is one of the major problems, which are caused by a transmitter repeatedly attempts to communicate with its intended receiver, but it fails because the receiver has its beam pointed away from the transmitter. In this paper, we analyze the deafness problem. In addition, we experiment with the effects of deafness using the testbed. The experimental results show that the deafness problem deteriorates the throughput performance.
  • 萬代 雅希, 前多 聡, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム 2006年7月12日 一般社団法人電子情報通信学会
    本論文では,電力効率を高める目的で送信電力と送信レートを適応制御するアドホックネットワークメディアアクセス制御(MAC)プロトコルを提案する.提案方式では,あらかじめ送信電力と送信レートのすべての組み合わせに対して,電力消費の効率を算出した送信電力レート制御テーブルを作成する.さらに,制御フレームの交換によって得られた受信電力を用いて,送信電力レート制御テーブルを参照して,二つの送信シーケンスを使い分ける.送受信間の直接送信よりも他のノードが中継を行ったほうが電力効率が高い場合,リレーシーケンスを適用する.計算機シミュレーションによって提案方式の性能を評価し,提案方式の電力効率が向上できることを示す.
  • 高塚 雄也, 長島 勝城, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) 2006年5月19日 一般社団法人情報処理学会
    近年 指向性アンテナの使用を仮定した指向性MACプロトコルが提案されている塾従来の指向性MACプロトコルでは,理想的なアンテナピームパターンが仮定されていた.しかしながら,実アンテナピームパターンを用いた場合,サイドローブ,バックローブ等のマイナーローブの存在により,理想アンテナでは考慮されていなかった問題が発生することが考えられる.本論文では,実アンテナピームパターンを用いて既存のMACプロトコルを評価し,問題点を定量的に明らかにする.問題点として,NAVが適切に設定されないために起こる四つの衝突を明らかにし,それらについて考察する.続いて,実アンテナの使用を仮定した指向性MACプロトコルを提案する.提案方式では,指向性巡回待機,NAV(Network Allocation Vector)requestフレームの送信により,周辺端末との衝突を回避する.シミュレーション結果により,実アンテナビームパターンを適用した従来のMACプロトコルと比較し,提案方式のスループット性能が向上することを示す.Recently, several MAC protocols using directional antennas, typically reffrred to as directional MAC protocols,have been proposed for wireless ad hoc networks. However, the MAC protocols in the previous studies were evaluated using simulation with ideal antenna forms. When using practical antenna beam forms, side lobes and back lobes exist which may cause new problems. In this paper, we evaluate the performance of the directional MAC protocol in the previous studies with practical antenna beam forms. In addition, we propose a directional MAC protocol that assumes practical antenna beam forms. The proposed MAC protocol mitigates data collisions due to the effects of minor lobes. The simulation results show that the proposed directional MAC protocol improves throughput performance compared to existing directional MAC protocol when using practical antenna beam forms.
  • 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 2006年5月18日 一般社団法人電子情報通信学会
    本研究では,マルチレートアドホックネットワークにおいて高いスループットのルート選択を実現するために,受信信号強度を用いたルーチング方式SSR (Signal strength aware routing)を提案する.SSR方式はオンデマンドルーチングであり,各ノードでルート構築要求(RREQ)の受信信号強度を測定し,各リンクでの適切な送信レートを算出する.各ノードは,RREQ転送待機時間として,算出した送信レートでのデータ送信に要する時間に比例した時間を用いる.こうすることで,高いビットレートのリンクを最も多く含むルートを通るRREQが最も早くあて先ノードに到着する.Qualnetシミュレータを用いた計算機シミュレーションでSSR方式の性能を評価し,SSR方式がルーチングオーバーへッドを増大させることなく高いスループットのルートを選択できることを示す.
  • 高塚 雄也, 長島 勝城, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 2006年5月11日 一般社団法人電子情報通信学会
    近年,指向性アンテナの使用を仮定した指向性MACプロトコルが提案されている.従来の指向性MACプロトコルでは,理想的なアンテナビームパターンが仮定されていた.しかしながら,実アンテナビームパターンを用いた場合,サイドローブ,バックローブ等のマイナーローブの存在により,理想アンテナでは考慮されていなかった問題が発生することが考えられる.本論文では,実アンテナビームパターンを用いて既存のMACプロトコルを評価し,問題点を定量的に明らかにする.問題点として, NAVが適切に設定されないために起こる四つの衝突を明らかにし,それらについて考察する.続いて,実アンテナの使用を仮定した指向性MACプロトコルを提案する.提案方式では,指向性巡回待機,NAV (Network Allocation Vector) requestフレームの送信により,周辺端末との衝突を回避する.シミュレーション結果により,実アンテナビームパターンを適用した従来のMACプロトコルと比較し,提案方式のスループット性能が向上することを示す.
  • 崎山 朝彦, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2006年3月8日 電子情報通信学会
  • 三觜輝, 岡田 辰博, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2006年3月8日 電子情報通信学会
  • 赤嶺 涼, 西井 龍五, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2006年3月8日 電子情報通信学会
  • 福井 裕介, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2006年3月8日 電子情報通信学会
  • 見置 孝昌, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) 2006年2月17日 一般社団法人情報処理学会
    本稿では,ノードの移動を考慮したセンサネットワークにおいて,ルート構築を行う範囲を段階的に狭める段階的データ要求伝播制限手法を提案する.提案方式はネットワーク全体の制御メッセージを削減し,ノードの省電力化を実現する.また,ノードの送信タイミングをずらすことでデータ同士の衝突を防ぎ,高データ到達率を実現する.理論解析及び計算機シミュレーションにより評価し,提案方式の有効性を示す.In this paper, we propose a routing protocol which uses a stepwise RREQ spread limitation technique for mobile sensor networks. Since the proposed stepwise RREQ spread limitation technique reduces control messages, the power saving in sensor nodes can be realised. In addition, the transmission timing of sensed data is differentiated and collisions in MAC layer are mitigated. As result, high data arrival ratio can be also realised. Simulation and theoretical analysis results show the effectiveness of the proposed technique is high power efficiency and data arrival ratio.
  • 西井 龍五, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) 2006年2月16日 一般社団法人情報処理学会
    無線LANの高速化,普及化が飛躍的に進展しつつある.最近では無線LANをより広い領域で利用するために,アクセスポイントをメッシュ状に配備したメッシュネットワークが注目されている.メッシュネットワークはネットワーク構築の簡便性,通信領域の拡大,アクセスポイントの負荷分散などの優れた特性があり多くの研究が行われている.本稿ではモバイル端末の省電力化を主な目的として,無線到達距離の長いアクセスポイントと,無線到達距離の短いモバイル端末で構成するメッシュネットワークを提案し,その特性について検討を行う.またアクセスポイントとモバイル端末の無線到達距離の非対称性によるゾーンの概念を導入する.メッシュネットワーク上における端末の低消費電力を目的としたこのゾーンを利用するルーティングアルゴリズムの提案を行う.Wireless LAN has been dramatically evolving in performance and coming into wide use. Mesh network, which access points are deployed in mesh structure, extends the coverage of the networks. That has a lot of benefits, simplicity of building network, wide coverage, load balancing of access points and so forth. The paper proposes a new mesh network structure, which consists of access points with longer wireless range and terminal nodes with shorter one. We also define a zone from a viewpoint of asymmetry of wireless range. In order to save battery consumption, a new algorithm of routing for ad hoc mesh network is proposed and discussed.
  • 西井 龍五, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) 2006年2月16日 一般社団法人情報処理学会
    無線LANの高速化,普及化が飛躍的に進展しつつある.最近では無線LANをより広い領域で利用するために,アクセスポイントをメッシュ状に配備したメッシュネットワークが注目されている.メッシュネットワークはネットワーク構築の簡便性,通信領域の拡大,アクセスポイントの負荷分散などの優れた特性があり多くの研究が行われている.本稿ではモバイル端末の省電力化を主な目的として,無線到達距離の長いアクセスポイントと,無線到達距離の短いモバイル端末で構成するメッシュネットワークを提案し,その特性について検討を行う.またアクセスポイントとモバイル端末の無線到達距離の非対称性によるゾーンの概念を導入する.メッシュネットワーク上における端末の低消費電力を目的としたこのゾーンを利用するルーティングアルゴリズムの提案を行う.Wireless LAN has been dramatically evolving in performance and coming into wide use. Mesh network, which access points are deployed in mesh structure, extends the coverage of the networks. That has a lot of benefits, simplicity of building network, wide coverage, load balancing of access points and so forth. The paper proposes a new mesh network structure, which consists of access points with longer wireless range and terminal nodes with shorter one. We also define a zone from a viewpoint of asymmetry of wireless range. In order to save battery consumption, a new algorithm of routing for ad hoc mesh network is proposed and discussed.
  • 鈴木 孝明, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム 2006年1月19日 一般社団法人電子情報通信学会
    センサネットワークの問題の一つに, 地理的に観測データの発生が偏ることでパケット中継による電力消費に偏りが生じ, 一部のセンサノードのみが早期にバッテリ枯渇を引き起こすために, ネットワーク寿命の延長が困難になることが挙げられる. 著者らは, 複数のシンクを用いるセンサネットワークにおいて, 各ノードが複数のシンクを届け先とするパケット分配送信方式を提案し, ネットワーク寿命の延長を実現した. 本稿では, 各ノードのシンクまでの送信割合を最適化し, さらなるネットワーク寿命の延長を可能とする改良方式を提案する. 計算機シミュレーションによって, 数種の観測データ発生の偏りパターンに対して性能評価を行い, 改良方式がネットワーク寿命をより延長できることを示す.
  • 劉 文姫, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 2005年11月17日 一般社団法人電子情報通信学会
    アドホックネットワークにおけるマルチチャネルMACプロトコルでは、ノードは同時に異なるチャネルをキャリアセンスすることができない場合、衝突回避のためのチャネル割り当てが問題になる。本稿では、動的にチャネルを割り当てるマルチチャネルMACプロトコルを提案する。提案方式ではノードはチャネルホッピングによりキャリアセンスする。これによりチャネルの使用状況を把握し、動的にチャネルを割り当てる。また、ノード数やデータサイズの変化に対して、フレームの送信許可率を調整することによりスループット特性を改善する。本稿では、提案方式の遅延及びスループットに関して理論的解析し、特性を明らかにする。
  • 前多 聡, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告高度交通システム(ITS) 2005年11月17日 一般社団法人情報処理学会
    データ送信における電力効率を高めるために送信電力制御とビットレート制御を適用したメディアアクセス制御(MAC)プロトコルを提案する.提案プロトコルでは制御フレームの交換によって得られた受信電力から2つのシーケンスを使い分ける.また,各ノードは自身の無線インタフェースの送信電力とビットレートからテーブルを作成する.データ送信毎に,テーブルから適切な送信電力とビットレートを選択することにより,周辺の無線状況の変化に対応し,電力効率の高いデータ送信行う.計算機シミュレーションによって提案プロトコルの評価し,考察を示す.We propose Media Access Control (MAC) protocol that applies the transmission power control and the bit-rate control to improve the electric power enciency in the data transmission. In the proposal protocol, An appropriate sequence is selected according to the received power obtained by exchanging the control frames. Moreover, each node makes a table for the transmission power and the bit-rate in own wireless interface. The data is transmitted with high power enciency by acquiring appropriate transmission power and the bit-rate corresponding to the change in a peripheral wireless situation. The performance of the proposal protocol is shown by the computer simulation.
  • 江島 誠, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告 2005年9月15日 一般社団法人電子情報通信学会
    近年RFIDシステムが注目され実用化されている.今後多くの場面でさらに多用されることを考えると複数のリーダが複数のタグに同時にアクセスすることが想定される.このような複数リーダRFIDシステムにおいては, 物理的に近い位置にあるリーダ同士の通信が衝突する問題がある.この問題に対してWaldrop, Engels, Sarmは, DCSおよびVDCSを提案し, 各リーダがタグと通信する確率が高い環境では, Slotted Alohaよりも高い通信成功確率が得られると示している.しかしながら, その特性について必ずしも十分な知見が得られているとは言えない.そこで, 本稿ではまずDCSを定式化し、確率モデルを用いて状態遷移確率, 定常状態確率, 通信成功率を導出する.その結果, チャネル利用率を最大にするパケット発生率が存在すること等を明らかにし, さらにDCSの問題点を指摘する.
  • 萬代 雅希, 中山 悟志, 渡辺尚
    情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) 2005年9月15日 一般社団法人情報処理学会
    本研究では,アドホックネットワークにおける送信電力制御を用いた省電力ルート構築法PERFECT (Power-efficient routing based on the Function of Energy Computing Time) を提案する.PERFECTでは,ルート構築時にRREQ(Route REQest)を転送する際,RREQを転送するまでの時間をRREQの受信電力を用いて算出するルーチング方式である.PERFECTは,位置等の制御情報が不要で,異なるアンテナ特性のノードが混在する環境下でも動作可能である.本研究ではさらに,離散的な送信電力制御環境下において,省電力ルート構築可能な拡張方式D-PERFECT (Discrete-PERFECT)を提案する.理論解析および計算機シミュレーションによりPERFECTおよびD-PERFECTの有効性を示す.In this paper, we propose a novel routing algorithm constructing a power efficient route called PERFECT (Power-efficient routing based on the Function of Energy Computing Time) in ad hoc networks. In PERFECT, the standby time to forward RREQ (Route REQest) is calculated by the received power of RREQ. PERFECT does not need additional control packets such as position information etc.. Even if some nodes equipped with different characteristic antenna exist together, PERFECT can construct a power efficient route. In addition, we also propose the extended version of PERFECT called D-PERFECT (Discrete-PERFECT) for discrete power control environment. Theoretical and Simulated results show the effectiveness of PERFECT and D-PERFECT.
  • 劉文姫, 萬代雅希, 渡辺尚
    情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) 2005年9月15日 一般社団法人情報処理学会
    c無線アドホックネットワークでは,端末の移動や無線リンクの状態の変化により,トポロジの変化が頻発し端末間の接続性が保障されない.その結果,ある端末が保持するデータに対してアクセスが不可能な状況が起きてしまう.このような問題の解決方法として各端末が持つデータの複製を他の端末に持たせる複製配布方式が提案され ており,筆者らはその一方式としてSC(Skip Copy)方式を提案してきた.SC方式では位置に依存したデータをサーバレスのアドホックネットワークで扱うことを前提として,利用されるデータがGeocastによってアクセスされることを想定し,データの複製をデータ発生源周辺にまばらに配置する.SC方式はデータの冗長度を低く抑えつつデータへのアクセス成功率を高めている.しかしこれまでの評価においては,データ生成時刻の区別やキャッシュ無効化方式については十分な検討がなされていなかった.本稿では,これらの事項について検討し評価を行った.In conventional multi-channel Medium Access Control protocol of ad-hoc networks, there is a channel allocation problem for collision avoidance because node cannot make carrier sensing for different channels simultaneously. In this paper a novel multi-channel MAC protocol with dynamic channel allocation is proposed to solve the problem. Specifically, in the protocol, nodes make carrier sensing by channel-hopping methods. With the information of channel usage, we can allocate a channel to the nodes dynamically. Furthermore, by adjusting the data transmission probability, proposed protocol can also realize high performance throughput n different number of nodes and data sizes. A theoretically protocol analysis is also described.
  • 関戸 正規, 高田 昌忠, 長島 勝城, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会論文誌 2005年9月15日 一般社団法人情報処理学会
    アドホックネットワークにおいて無線媒体の効率的な利用のためにスマートアンテナの利用が期待されている.本論文でははじめに代表的な無指向性MACプロトコルIEEE 802.11 DCFと3 つの指向性MACプロトコル,DMAC,MMAC,SWAMPのマルチホップ伝送時の特性について比較評価を行う.評価により,指向性隠れ端末問題と呼ばれる問題によって指向性MACプロトコルの性能が送信元と宛先の間のルート形状に強く依存することを明らかにする.次に,指向性隠れ端末に起因する性能劣化への対処として,通信の意図を知らせ指向性隠れ端末にNAVを設定させる3つの方式High gain CTS(HCTS)方式,Backward RTS(BRTS)方式,Relayed CTS(RCTS)方式を提案する.3つの方式はそれぞれ異なる方法で進行中の通信を指向性隠れ端末に知らせ,NAVを設定させることで指向性隠れ端末問題に対処する.計算機シミュレーションにより提案方式が指向性隠れ端末問題を解決し,スループット性能が改善することを示す.Smart antennas are expected to enhance scalability in ad hoc networks. This paper at first evaluates three directional MAC protocols, DMAC, MMAC and SWAMP as well as the omni-directional protocol IEEE 802.11 DCF in multi-hop transmission environment. The evaluations address the problem that the performance strongly depends on the topology of routes between sources and destinations, referred to as a directional hidden terminal problem. After analyzing the problem, we propose three solutions. The solutions are NAV indicators which are high gain CTS (HCTS), backward RTS (BRTS) and relayed CTS (RCTS) indicating on-going communications to a directional hidden terminal to set NAV. Among those we show that the solutions have the improvement of the throughput.
  • 鈴木 孝明, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム 2005年7月14日 一般社団法人電子情報通信学会
    センサネットワークの問題として, 地理的に観測データの発生が偏ることで, パケット中継による電力消費により, 一部のセンサノードのみが早期にバッテリ枯渇を引き起こすことが挙げられ, ネットワーク寿命の延長を困難にする.本研究では, 複数のシンクを用いることで各ノードが複数のシンクを届け先としてパケットを分配送信する方式を提案し, 観測データ発生量が偏ることでネットワーク寿命の延長が困難になる問題を解決する.最後に, 計算機シミュレーションによる評価を行い, ネットワーク寿命の延長が実現できることを示す.
  • 崎山 朝彦, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム 2005年7月14日 一般社団法人電子情報通信学会
    センサノードに指向性アンテナを用いることでノードの省電力化が図れる.しかし, 指向性によりビーム幅が狭くなるため, リンク数が減少する.この問題を解決するために指向性アンテナを複数組み合わせたセンサノード構成法および制御法を提案する.まず, 提案方式を, MAC層において衝突を考慮した環境下において, 計算機シミュレーションにより評価する.次にこの環境にシンクへのデータ転送を考慮した場合について評価し, センサネットワークにおける複数指向性アンテナの有効性を示す.
  • 和田 脩平, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    情報処理学会研究報告高度交通システム(ITS) 2005年6月17日 一般社団法人情報処理学会
    近年ITS(Intelligent Transport systems)が注目されており、様々な通信システムが提案されている。その通信方式の一つとして車車間通信が挙げられる。車車間通信によって事故防止の支援や自動運転の実現などが期待されている。そのため通信における高信頼性が求められる。しかし、データパケットの衝突が頻繁に発生し、車車間通信の信頼性は低い。本稿では車群ネットワーク通信プロトコルR-VGMP(Reliable MAC Protocol with Vehicle Grouping)を提案し、その有効性を論じる。本提案方式ではTDMAを基本としており、まず各車両がマスター車両を選出して車群ネットワークを構成する。マスター車両を中心とした集中制御により高信頼性を実現する。また計算機シミュレーションにより車群ネットワーク構成における制御パケットの到達率を評価し、衝突を抑えたデータ通信が可能であることを示す。In recent years, various communication systems for ITS (Intelligent Transport Systems) have been proposed. The Inter-Vehicle Communication(IVC) is one of the ITS communication methods. IVC should be available to prevent accidents and to achieve automatic driving. Therefore, it requires high reliability. However, the frequent collision of data packets results in the low reliability. This paper proposes a vehicle grouping communication protocol called R-VGMP and evaluates it. R-VGMP is TDMA-based and achieves high reliability by building a vehicle group with the master car, which control the group network. Simulation study shows that reachability rate of the control packet in vehicle grouping phase is relatively higher than a simple protocol of IEEE802.11 due to suppression of data collision.
  • 関戸 正規, 高田 昌忠, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2005年3月7日 電子情報通信学会
  • 湯浅 雄一, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2005年3月7日 電子情報通信学会
  • 岡田 辰博, 高田 昌忠, 萬代 雅希, 渡辺 尚
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2005年3月7日 電子情報通信学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 22