研究者業績

山中 高夫

ヤマナカ タカオ  (Yamanaka Takao)

基本情報

所属
上智大学 理工学部情報理工学科 准教授
学位
学士(工学)(東京工業大学)
修士(工学)(東京工業大学)
博士(学術)(東京工業大学)

連絡先
takao-ysophia.ac.jp
研究者番号
20433790
J-GLOBAL ID
200901034749422122
researchmap会員ID
5000102683

外部リンク

2008-現在 上智大学理工学部情報理工学科 准教授
2006-2008 上智大学理工学部電気電子工学科 講師
2004-2006 テキサスA&M大学 コンピュータサイエンス 博士研究員

研究助成

  • 山中高夫, スナップ写真から全天球画像の生成, 科学研究費補助金(基盤研究C), #21K11943, Apr. 2021-Mar. 2023.
  • 山中高夫, 嗅覚神経計算モデルを応用した匂いセンサ信号処理, 科学研究費補助金(若手研究B), #20700166, Apr. 2008-Mar. 2010.
  • 山中高夫, 嗅覚インターフェース, 平成19年度 国際科学技術財団 研究助成, Apr. 2008-Mar. 2009.
    田中衞 (代表) 他, 人間情報科学研究プロジェクト(上智大学,理工学研究科), オープン・リサーチ・センター, Apr. 2007-Mar 2012.
  • 山中高夫, 生物の嗅覚における神経計算モデルのハードウェア化と匂いセンサへの応用, 科学研究費補助金(若手研究(スタートアップ)), #18800048, Oct. 2006-Mar. 2008.

(研究テーマ)

  • スナップ写真から全天球画像の生成
  • 生物の嗅覚における神経計算モデルのハードウェア化と匂いセンサへの応用
  • 人間情報科学研究プロジェクト
  • 嗅覚インターフェース
  • 嗅覚神経計算モデルを応用した匂いセンサ信号処理

経歴

 3

論文

 31

MISC

 8
  • 山中 高夫, Nimsuk Nitikarn, 中本 高道
    電子情報通信学会総合大会講演論文集 2004 350-350 2004年3月8日  
  • 弘原海, 山中 高夫, 吉川 健二郎, 中本 高道
    電子情報通信学会総合大会, 2004 349-349 2004年  
  • T Yamanaka, B Wyszynski, T Nakamoto
    BOSTON TRANSDUCERS'03: DIGEST OF TECHNICAL PAPERS, VOLS 1 AND 2 1140-1143 2003年  
  • T Yamanaka, K Yoshikawa, T Nakamoto
    PROCEEDINGS OF THE IEEE SENSORS 2003, VOLS 1 AND 2 590-595 2003年  
  • 山中 高夫, 松本 良輔, 中本 高道
    電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス 102(255) 7-12 2002年7月23日  
    多数成分から成る混合臭の匂いを電子的に記録するために,新しい方式の匂い記録・再生システムを開発した.記録・再生システムでは,匂いセンサアレイを用いて,対象臭と同じ応答パターンを持つような複数要素臭を自動調合してその混合比を探索し,その比率を匂いレシピとして記録する.しかし,要素臭数を増やすと同一のセンサ応答パターンを持つ混合比が多数存在するようになり,従来,6要素臭以上を用いて記録を行うことが出来なかった.そこで,本稿では,特異値分解を用いて匂いレシピの探索空間の次元数を下げ,雑音の影響を除去してレシピ探索を行う方法を考案した.その結果,りんご臭に関して,特異値分解法により8要素臭を4次元空間に圧縮して対象臭を記録できた.記録した匂いを官能検査により評価して,対象臭と同じ匂いを再現できたことを確認した.
  • T Nakamoto, T Yamanaka, R Matsumoto
    MFI2001: INTERNATIONAL CONFERENCE ON MULTISENSOR FUSION AND INTEGRATION FOR INTELLIGENT SYSTEMS 13-18 2001年  
  • 石田 寛, 櫛田 直也, 山中 高夫, 中本 高道, 森泉 豊栄
    電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス 98(155) 47-52 1998年6月26日  
    空気中を漂う匂い・ガスの発生源を探索するシステムを提案する。パルス駆動型半導体ガスセンサを5x5個並べたセンサアレイを用い、アレイ上を通り過ぎるガス流を可視化する。得られた画像からガス流の方向を判定し、これをたどってガス源を探索する。同時多点計測を行って冗長な情報を集めることにより、システムの信頼性を向上することができ、従来は探索が困難であった微風速環境や風の乱れの大きな環境への応用が期待される。風洞内でガス流の可視化実験を行った結果、2cm/s程度の微少なガス流を可視化できることが確認され、本システムが微風速環境におけるガス源探索に有効であることが分かった。
  • 山中 高夫, 石田 寛, 中本 高道, 森泉 豊榮
    電子情報通信学会技術研究報告. CPM, 電子部品・材料 96(121) 1-6 1996年6月21日  
    筆者らの開発した人工匂い源探知システムに搭載した半導体ガスセンサには時間遅れが存在し、匂い物質濃度変化にあわせてガスセンサ応答が変化するのに時間を要する。このため、システムの移動速度はガスセンサ応答速度に律速され、1 cm/sが限度であり、2 m離れた匂い源を探知するのに600秒要していた。そこで、ガスセンサの時間遅れを考慮してセンサ時系列データから実際の匂い物質濃度変化を、カルマンフィルタにより推定し、センサ応答速度を改善した。また、複数のガスセンサを用いるために、感度の較正法も改善した。以上の結果、探知時間を200秒まで短縮することができた。

書籍等出版物

 1

講演・口頭発表等

 39

共同研究・競争的資金等の研究課題

 5

その他

 5
  • 2007年4月
    理工学部の学生を対象とした科学技術英語の講義において,インターネットにおける最新の英文ニュースを活用して,学生が興味を持って英文を読む学習ができるように工夫している.
  • 2006年4月
    講義資料や演習の解答をホームページからダウンロードできるようにして,学生が内容を理解する手助けになるように工夫してくる.
  • 2006年4月
    講義アンケートの結果を講義に反映できるように,3回程度講義を行った段階で,一度講義アンケートをとっている.また,アンケートの集計結果を学生に提示し,講義に反映していることを学生に伝えることで,学生の講義に対するモチベーションが高くなるように工夫している.
  • 2006年4月
    研究室に所属する学生が効率的に研究活動が行えるように,様々な情報をウェブベースのソフトウェア(wiki)により共有している.卒業論文や修士論文に加えて,学会発表資料や研究室のミーティング資料などを蓄積して,今後活用できるように工夫している.