Other
ほとんどの学生がドイツ語初学者であることを考慮し、発音、文法項目、語彙、表現方法などに関してできるだけ説明を繰り返し、しかしそのつど新たな視点から問題提議するよう心がけている。読解に関しては丹念に辞書を引く習慣を身につけるよう指導すると同時に、学生に自身の持っている知識や情報や想像力を総動員して、テキストに受動的に向き合うのではなく、いわばテキストを自分自身で創造するよう能動的な取り組み方を促す
(前項続き)音声面を重視し、単語、文法事項、表現方法の習得を視覚的にだけでなく、できるだけ学生に声に出して身体的に覚えるよう指導する。2年次生においてはCDを用いるテキストも使用し、話す・聴く訓練も積極的に行なう。その際授業内でできるだけ頻繁かつ自由なペアもしくはグループ練習を取り入れ、机間巡回による指導を重視する。
(前項続き)2年次生に関しては、1年次で習得したドイツ語の基礎的知識をさらに深め、定着させることを目指すが、学生が一定の達成感を得られるよう努める。読解に関しては比較的短期間でまとまって読了できるテキストを選ぶ。表現方法を学習する授業では比較的簡単かつ実践的な表現方法を体得させることを目指す。
(前項続き)ペーパーテストは採点後必ず返却し、完全に正しい解答になるまで繰り返し提出させ、指導する。2年次生に関しては口頭試験も行う。
ドイツ語の文法・文章論的知識のさらなる拡大を念頭に置きながら、ドイツ語のテキストを内容的に深く把握し、その魅力を味わうことを目指す。そのためには教員がテキストについての充分な知識や解釈の方法についての情報を与え、それに基づいて学生自身が能動的にテキストに取り組むように、充分な予習を義務づけ、教員が、場合によっては学生が適宜問題提議し、それについてのディスカッションを行なう