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「上智大学教員教育研究情報データベース」について

上智大学は創立以来、学生本位の教育と研究を実践してきました。
本学での教育を受けた卒業生が広く社会で活躍しているのは、その成果の表われと考えています。

このような成果を上げている本学教員の教育と研究についての情報を、キャンパス内だけではなく、
広く学外にも発信するために、「上智大学教員教育研究情報データベース」を構築することとなりました。
本データベースの公開を通じて、情報の発信・交換を行なうことにより、更なる教育・研究活動の高揚を図ります。
発信者、受信者の両者にとって有益なデータベースになることを願っています。

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研究者業績

研究者検索結果一覧 >> 塚本 尚子
 

塚本 尚子

 
アバター
研究者氏名塚本 尚子
 
ツカモト ナオコ
所属上智大学
部署総合人間科学部看護学科
職名教授
学位修士(心理学)(立教大学), 博士(保健学)(東京大学)
科研費研究者番号40283072
J-Global ID201201083974826476

プロフィール

(研究テーマ)
看護職のバーンアウトと組織風土
がん患者のストレス対処

研究キーワード

 
心理的適応 ,がん患者 ,バーンアウト ,看護師 ,組織風土 ,ストレス

研究分野

 
  • 人文・社会 / 社会心理学 / 
  • ライフサイエンス / 基礎看護学 / 

学歴

 
1993年4月
 - 
1996年3月
東京大学大学院 医学系研究科 保健学専攻
 
1991年4月
 - 
1993年3月
立教大学大学院 文学研究科 心理学専攻
 

委員歴

 
2019年9月
 - 
現在
日本カトリック教育学会  「日本カトリック教育研究」常任編集委員
 
2020年7月
 - 
2024年7月
日本看護研究学会  評議委員
 
2020年6月
 - 
2024年6月
日本看護研究学会  専任査読委員
 

論文

 
 
近喰ふじ子   井上俊哉   塚本尚子   
東京家政大学研究紀要   54 73-78   2014年   [査読有り]
 
塚本 尚子   舩木由香   
日本看護研究学会雑誌   35(1) 159-166   2012年4月   [査読有り]
がん患者の心理的適応研究について研究動向を概観した。医療を一方向的に受領する弱者としてとらえられてきた患者像は、1970年代以降コーピング概念の導入により主体的患者像へと変化を遂げてきた。そして1990年代新たに「意味」の概念が取り入れられ、がん患者は苦難に対処するのみでなく、自分らしさをつくりかえ、意味を見出しながら心理的適応を遂げていくというよりポジティブで積極的な視点が加えられてきた。こうした動向を鑑みながら、今後のがん患者の進呈的適応研究の課題について展望した。
 
塚本 尚子   舩木 由香   
日本看護研究学会雑誌   35(1) 1_159-1_166   2012年
本研究は,がん患者の心理的適応に関する研究の動向を概観し,今後の課題を展望することを目的とする。がん患者の心理的適応状態は1983年の報告以降,大きな変化はない。しかし,がん患者のとらえ方は,1970年代初めにストレス・コーピング概念が導入されてから,医療を一方的に受ける弱い患者像から主体的に治療に取り組む患者像へと変化してきた。その後,1990年代に「意味」の概念が取り入れられた。意味の探索によって,がん患者は自分らしさをつくり変え,意味を見出すことで心理的適応を果たしていく。こうしたプ...
 
舩木 由香   塚本 尚子   
聖母大学紀要   (9) 63-70   2012年   [査読有り]
 
塚本 尚子   近喰ふじ子   安藤哲也   吾郷晋浩   
心身医学   50(12) 1171-1185   2010年12月   [査読有り]
筆者は,ここ数年,子どもが身体症状を訴えて母親とともに小児科外来を受診した際,子どもの症状を心配するよりも夫婦関係を重視した情報を聞かされ,家族関係が変化したことを母親の言葉から間接的に知らされた.すなわち,夫婦関係の親密性が想定された.そこで,今回,「夫婦親密度尺度」を作成した.本尺度は4因子の構造からなり,親関係項目からは「依存型夫婦」「安定型夫婦」「不満型夫婦」「尊重型夫婦」の31項目が,子ども関係項目からは「子ども重視型夫婦」「子ども干渉型夫婦」「子ども否定型夫婦」「子ども不信型夫...

書籍等出版物

 
 
渡部良典, 峰松愛子, 塚本尚子(担当:共編者(共編著 者), 範囲:第1章 看護とは(pp10-24))
ぎょうせい   2023年9月10日   (ISBN:9784324113080)
 
日本健康心理学会編(担当:分担執筆, 範囲:A.健康心理学を活用する専門職-コラムA-1)
2022年11月20日   (ISBN:9784762832079)
 
水戸優子編、塚本尚子、片桐由紀子、渡邉彩、工藤みき子他(担当:共著, 範囲:第1章患者の心理の理解とコミュニケーションの技術(pp4-60))
医学書院   2022年1月   (ISBN:9784260047050)
 
塚本 尚子(担当:共著, 範囲:健康の地域差(p384-385)、介護報酬と介護保険(p416-417))
丸善出版株式会社   2019年10月   (ISBN:9784621303764)   
 
塚本 尚子(担当:共著, 範囲:第8章、第10章、第11章)
医学書院   2018年1月   (ISBN:9784260031707)   

講演・口頭発表等

 
 
塚本尚子   渡邉彩   工藤みき子   片桐由紀子   山形寛   舩木由香   
第37回日本保健医療行動科学会学術大会   2023年6月17日   
 
工藤みき子   塚本尚子   
第81回日本公衆衛生学会総会   2022年10月8日   
 
塚本尚子   片桐由紀子   渡邉彩   工藤みき子   山形寛   舩木由香   
第48回日本看護研究学会学術集会   2022年8月27日   
 
工藤みき子   渡邉彩   片桐由紀子   舩木由香   山形寛   塚本尚子   
第95回日本ハンセン病学会総会・学術大会   2022年6月11日   
 
渡邉彩   工藤みき子   舩木由香   片桐由紀子   山形寛   塚本尚子   
第95回日本ハンセン病学会総会・学術大会   2022年6月11日   

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
カトリック系看護大学のカトリック・アイデンティティの明確化と、それに 基づく教育実践の可視化
上智大学: 上智大学学術研究特別推進費
塚本尚子、舩木由香、片桐由紀子、渡邉彩、山形寛、相沢庸子、小高恵実、吉野八重、武田なほみ、寺尾寿芳、塚本伸一 
研究期間: 2022年8月 - 2025年3月
 
看護師長の組織アイデンティティが、病棟看護師の組織同一視に及ぼす影響の検証
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
塚本 尚子 舩木 由香 工藤 みき子 片桐 由紀子 渡邉 彩,山形寛,相沢庸子,塚本伸一 
研究期間: 2021年4月 - 2025年3月
 
看護学科生の英語力、思考力、専門知識養成教材および指導法の開発
上智大学: 2020年度教育イノベーション・プログラム
渡部良典、峰松愛子、塚本尚子、舩木由香、工藤みき子、片桐由紀子、渡邉彩、山形寛、相沢庸子 
研究期間: 2020年4月 - 2023年3月
 
看護師長の組織アイデンティティの発信と病棟看護師の組織アイデンティフィケ—ション促進が、組織風土改善に及ぼす影響についての検討
公益財団法人野村マネジメント・スクール: 2020年度学術研究支援(研究助成)
塚本尚子 舩木由香,工藤みき子,片桐由紀子,渡邉彩,西川瑞希,相沢庸子 
研究期間: 2020年10月 - 2022年9月
 
ハンセン病療養所の共同体への看護師の参画による、共同体の癒し機能の補完と継承に関する研究
公益財団法人 笹川保健財団: 2021年度笹川保健財団研究助成
塚本尚子,渡邉彩,工藤みき子,片桐由紀子,山形寛,舩木由香 
研究期間: 2021年6月 - 2022年3月

その他

 
 
2020年10月 - 2020年10月
看護実践における健康心理学理論の活用と有効性(健康心理学会ヘルスサイコロジスト、No82,2020,4-5)
 

上智大学研究シーズ集

上智大学の研究シーズを紹介しています。