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| 研究者氏名 | 桑原 英樹 |
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| クワハラ ヒデキ |
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URL | |
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所属 | 上智大学 |
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部署 | 理工学部機能創造理工学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 博士(工学)(東京大学) |
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科研費研究者番号 | 90306986 |
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ORCID ID | 0000-0001-9259-0500 |
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J-Global ID | 200901077085152174 |
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プロフィール(研究テーマ) 遷移金属酸化物の電子物性に関する研究
研究キーワード 物質科学
,強相関系
,量子凝縮系
,新機能材料
,結晶成長
,磁性
,誘電体
,輸送物性
,結晶構造
,物理学
研究分野 ナノテク・材料 / 応用物性 /
自然科学一般 / 半導体、光物性、原子物理 /
自然科学一般 / 磁性、超伝導、強相関系 /
経歴 2007年4月 - 現在 上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授
2000年4月 - 2007年3月 上智大学 理工学部物理学科 助教授
1998年10月 - 2001年9月 科学技術振興事業団 研究員
1998年4月 - 2000年3月 上智大学 理工学部物理学科 専任講師
1987年4月 - 1998年3月 三洋電機株式会社 筑波研究所 研究員
学歴 1990年4月 - 1992年3月 筑波大学 理工学研究科 理工学専攻
論文 Wataru Sekino   Ryosuke Takei   Satomi Ito   Haruki Takei   Kenta Iwamoto   Yumiko Katayama   Kazunori Ueno   Hideki Kuwahara   Takuro Katsufuji    Physical Review Materials 7(12) 2023年12月 [査読有り]
Shohei Kajiwara   Kiyoshi Itatani   Hideki Kuwahara   Taishi Yokoi   Tetsuo Sasaki   Haruhiko Kuroe    Nano Hybrids and Composites 40 7-12 2023年7月 [査読有り]
Kazuya Takasu   Mitsutoshi Arizono   Takumi Shirasaki   Hinata Arai   Hideki Kuwahara   Taishi Yoshida   Takuro Katsufuji   Tetsuji Okuda    JPS Conference Proceedings 38 011116 2023年5月 [査読有り]
Ryusei Takahama   Mitsutoshi Arizono   Daigo Indo   Taisei Yoshinaga   Chieko Terakra   Nao Takeshita   Takumi Shirasaki   Masaaki Noda   Hideki Kuwahara   Ryoichi Kajimoto   Takuo Saiki   Takuro Katsufuji   Tetsuji Okuda    JPS Conference Proceedings 38 011114 2023年5月 [査読有り]
MISC 小田 涼佑   野田 正亮   江袋 佑太   野田 泰輝   赤木 暢   黒江 晴彦   桑原 英樹    日本物理学会講演概要集 72(0) 1130-1130 2017年 <p>CaBaCo_4_O_7_とCaBaFe_4_O_7_は同じ空間群に属し、室温で自発電気分極を持ち、64K(Co),275K(Fe)で異なる磁気構造を持つフェリ磁性転移が起きる。この磁気転移に伴って電気分極の変化が生じるが、そのメカニズムは明らかでない。本研究ではCaBaM_4_O_7_(M=Co,Fe)単結晶を作製し、磁気転移に伴う結晶構造の変化や、異方性を考慮した電場(磁場)下における磁化(電気分極)を調べ、両者を比較した結果を報告する。</p>
上杉 涼   赤木 暢   萩原 政幸   桑原 英樹   後藤 貴行    日本物理学会講演概要集 71 1033-1033 2016年
岡村 直哉   大川 万里生   小野 寛太   桑原 英樹   齋藤 智彦    日本物理学会講演概要集 71 1945-1945 2016年 <p>層状Mn酸化物La_2-2x_Sr_1+2x_Mn_2_O_7_(LSMO)はホールドープ量xによって物性が大きく変化するが、そのメカニズムは未だ解明されていない点が多い。物性理解の為には詳細な電子構造の測定が重要であるので、我々は電子構造の直接観測が出来る角度分解光電子分光(ARPES)を用い、超巨大磁気抵抗効果を示すx=0.4や相が複雑化しているx=0.5における電子構造の測定を試みた。</p>
徳永 将史   佐藤 由昌   赤木 暢   三宅 厚志   萩原 政幸   桑原 英樹    日本物理学会講演概要集 71 1852-1852 2016年 <p>我々は56Tまでのパルス強磁場下においてBa_2_CuGe_2_O_7_単結晶の磁化および電気磁気効果を測定した。磁化測定の結果は20Tを超えた磁場下でスピンが飽和している様子を示しているが、電気分極測定の結果はスピン飽和後も顕著な電気磁気効果の存在を示している。本会ではこの物質が磁気秩序相および磁化飽和状態で示す電気磁気効果の起源について考察する。</p>
谷川 統久   高田 寛己   保利 美幸   和田 詠史   小田 涼佑   桑原 英樹   赤星 大介   齊藤 敏明    日本物理学会講演概要集 71 2047-2047 2016年 <p>RBaMn_2_O_6_(R=希土類)はRとBaが層状に規則配列した構造を持っており、その規則配列の乱れによって物性が大きく変化することが知られている。本研究ではRBaMn_2_O_6_のR/Baの規則配列のわずかな乱れが、物性に与える効果を調べた。前回、我々はR/Baの規則配列のわずかな乱れが、強磁性相を安定化させる傾向があることを報告した。今回、多重臨界点付近のR/Baのわずかな乱れが、電気抵抗率や磁化に与える効果を詳細に調べたので、それについて報告する。</p>
書籍等出版物 桑原 英樹(担当:共著, 範囲:113-143) 日経BP社 2001年11月 (ISBN:4822205819) |
桑原 英樹(担当:共著, 範囲:155-175) Kluwer Academic/Plenum 1999年 (ISBN:0306461323) |
桑原 英樹(担当:共著, 範囲:217-239) World Scientific 1998年 (ISBN:9810232764) |
桑原 英樹(担当:共著, 範囲:34-41) 工業製品技術協会 1996年9月16日 |
講演・口頭発表等 梶原奨平   板谷清司   桑原英樹   遠山岳史   横井太史   佐々木哲朗   黒江晴彦    日本セラミックス協会2024年年会 2024年3月14日
小宮山陽太   池田陽一   谷口貴紀   松田雅昌   益田隆嗣   桑原英樹   黒江晴彦   川股隆行   小池洋二   Dita Puspita Sari   渡邊功雄   藤田全基   足立匡    2023年度量子ビームサイエンスフェスタ 2024年3月6日
足立匡   岡田陸玖   森谷要   永久保侑祐   桑原英樹   Peiao Xie   谷口貴紀   石井賢司   松村大樹   辻卓也   藤田全基    2023年度量子ビームサイエンスフェスタ 2024年3月5日
H. Kuroe   S. Kajiwara   K. Itatani   H. Kuwahara   T. Toyama   T. Yokoi   T. Sasaki    11th International Symposium on Inorganic Phosphate Materials 2023年11月22日
S. Kajiwara   K. Itatani   H. Kuwahara   T. Toyama   T. Yokoi   T. Sasaki   H. Kuroe    11th International Symposium on Inorganic Phosphate Materials 2023年11月22日
所属学協会
American Physical Society
Materials Research Society
産業財産権 桑原 英樹 十倉 好紀 富岡 泰秀 朝光 敦 守友 浩
その他 基礎物理学実験・演習では、実際に自分の力で演習問題を解けるようにと、実践的な演習問題解答を毎回提出させ、添削している。また学生による答案発表も授業で取り入れ、積極的な授業への参加を進めている。
数年前から教育活動にインターネットを活用している。資料や論文をサイトからダウンロードできるようにしている。ゼミや卒業研究指導にはパスワードによって外部者の閲覧を排除した掲示板を設置し、学生から研究進捗状況の報告を受けたり、それに対する指導を書き込んだりすることによって、ゼミ学生全体への情報交換ができるシステムを構築している。また、修士論文や原著論文、研究内容をPDF化しサイト上で公開している。
あらゆる教育活動においてコンピュータ活用を積極的に進めている。具体的には電子メールによる研究ディスカッションや、研究結果を電子ファイルにまとめて提出させるなど行っている。ゼミ学生のパソコン所有率は100%であり、多くの研究報告が電子情報化され、活用されている。また、研究発表の為にプレゼンテーションソフトを上手に使いこなせるように資料の作成方法や発表方法を指導している。
コンピュータおよびネットワークを教育に活用すべく努力している。また、技術進歩の著しい分野の講義では、最新の研究やトピックも授業で積極的に紹介するようにしている。紹介にはプレゼンテーションソフトやビデオなどのマルチメディアを活用して、直感的に分かりやすく印象に残るように工夫している。また、学生への連絡、学生からの質問に電子メールを活用している。
ゼミでは、将来の研究発表等に活かせるように、プレゼンテーションの機会を多く与え、またプレゼンテーション担当者以外のゼミ生にも必ず質問させるようにして、形式にとらわれず活発な議論を展開できるように指導している。
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