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言語教育研究センター

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野口 潔

 
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研究者氏名野口 潔
 
ノグチ キヨシ
所属上智大学
部署言語教育研究センター
職名講師
学位文学士(早稲田大学), 教育学修士(ニューヨーク大学), 言語科学修士(ジョージタウン大学)
科研費研究者番号30296941
J-Global ID200901046820388176

プロフィール

現在主な担当コースは以下の通りです 1.上級日本語2.中級日本語3.Japanese Literacy 現在の研究内容は以下の通りです 1.協働作文と言語習得に関する研究 2.相互行為と言語習得に関する研究3.会話能力育成に関する研究
(研究テーマ)学習者の物語る力・段落構成力の育成
(共同・受託研究希望テーマ)リレー作文の指導方法の開発:指導項目モジュール化の試み

研究キーワード

 
協働作文 ,協働学習 ,会話教育 ,言語習得 ,作文教育 ,評価 ,ルーブリック

研究分野

 
  • 人文・社会 / 日本語教育 / 
  • 人文・社会 / 言語学 / 
  • 人文・社会 / 日本語学 / 

論文

 
 
野口潔   田辺和子   大須賀茂   岡田彩   
CAJLE 2019   225-234   2019年8月   
本研究では協働作文をプロジェクト型学習に組み入れて実践した。本稿が実践を通して考察した内容は、(1)学習者間の相互作用がどのように作文に反映されたか、(2)学習者間の相互作用を通して学習者の言語習得は見られるか、(3)プロジェクト型学習を通して学習者は何を学んだかである。
 
田辺和子   野口潔   
相互行為と語学教育      2019年3月   [招待有り]
 
野口潔   大須賀茂   田辺和子   岡田彩   
2019 米国東部日本語教師会プロシーディングス   165-180   2019年3月   
Social Networking Approach(當作, 2013)が学習目標に掲げているように日本語教育では人や社会とつながる力の育成が重要視されはじめている。良好なつながりは内発的動機づけを高める要因の一つであるとの説がある(デシ&フラスト, 1999)。本発表は、この説をもとに上級レベルの学習者にリレー作文(数人が内容を段落単位などで書きつなぐ協働作文)を採り入れたプロジェクト型学習を実践してもらった。実践を通し学習者の人や社会とのつながりの様子とそこでの心の動きの詳細、更には作...
 
野口潔   田辺和子   大須賀茂   岡田彩   
Lingua   29 135-143   2019年2月   [査読有り]
学習者数人が内容を書き足しながらリレー式で作成した物語を、学習者が協働でより良いものに仕上げるクリティカルシンキング活動をする際、どのような活動が行われ、どのような作品に仕上がり、学習者は何を学ぶのか。本稿は、これらの問いに応えるべく行った日本語上級作文クラスでの実践内容の報告・成果・課題を提示するものである。
 
野口潔   岡田彩   田辺和子   大須賀茂   
2018 米国南東部日本語教師会プロシーディングス   238-261   2018年2月   
上級レベルの日本語学習者に向けて2017年秋学期に実施した創作文完成までの活動の内容を報告するものである。創作文の作成に際しては、構成作りを支援するストーリーマップ(山本2014)等のGraphic Organizer(GO)を利用した。

MISC

 
 
田辺和子   野口潔   大須賀茂   岡田彩   
Ninjal 国際シンポジウム 第10回 日本語実用言語学国際会議 予稿集   44-47   2017年7月   
本研究は、学習者主導型学習の実践例として日本語の作文教育に取り入れたリレー式ライティング活動により産出された作品から、学習者が別の学習者の文章をどのように理解し、自分の文章に引き継ぎ物語を完成させているのか、また、学習者はどのような意図をもって書いているのか、すなわち、協働執筆における配慮と工夫を考察したものである。

書籍等出版物

 
 
ココ出版   2022年12月   (ISBN:9784866760667)
 
2003年4月1日   
小論文作成の為の指導書

講演・口頭発表等

 
 
野口潔   
全米日本語教育学会 春季年次大会   2023年3月16日   
 
野口 潔   
カナダ日本語教育振興会年次大会 2021   2021年8月18日   
 
 
 
野口潔   
カナダ日本語教育振興会 2019 年次大会   2019年8月7日   カナダ日本語教育振興会   
プロジェクト型協働作文において、(1)相互作用はどのように展開され、成果物にどのように反映されるのか、(2)相互作用が学習者にどのような効果をもたらすのか、(3)学習者の学び、について論じた。

所属学協会

 
 
   
 
Linguistic Socierty of America
 
   
 
日本言語学会
 
   
 
アジア研究協会
 
   
 
カナダ日本語教育振興会
 
   
 
Southeastern Association of Teachers of Japanese

社会貢献活動

 
 
【その他】
 2007年4月1日 - 2010年3月31日
 
【その他】
 2007年4月1日 - 2010年3月31日
 
【その他】
 2006年4月11日 - 2007年3月31日