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言語教育研究センター

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野口 潔

 
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研究者氏名野口 潔
 
ノグチ キヨシ
所属上智大学
部署言語教育研究センター
職名講師
学位文学士(早稲田大学), 教育学修士(ニューヨーク大学), 言語科学修士(ジョージタウン大学)
科研費研究者番号30296941
J-Global ID200901046820388176

プロフィール

現在主な担当コースは以下の通りです 1.上級日本語2.中級日本語3.Japanese Literacy 現在の研究内容は以下の通りです 1.協働作文と言語習得に関する研究 2.相互行為と言語習得に関する研究3.会話能力育成に関する研究
(研究テーマ)学習者の物語る力・段落構成力の育成
(共同・受託研究希望テーマ)リレー作文の指導方法の開発:指導項目モジュール化の試み

研究キーワード

 
協働作文 ,協働学習 ,会話教育 ,言語習得 ,作文教育 ,評価 ,ルーブリック

研究分野

 
  • 人文・社会 / 日本語教育 / 
  • 人文・社会 / 言語学 / 
  • 人文・社会 / 日本語学 / 

論文

 
 
岡田彩   野口潔   大須賀茂   田辺和子   大須賀茂   
2018 米国南東部日本語教師会プロシーディングス   262-277   2018年2月   
「リレー式ライティング」と呼ばれる複数の学習者によって1つの物語を作成する活動を、一度初級コースに導入した際の方法と結果、その際に生じた問題の解決策を提示する。
 
田辺和子   野口潔   大須賀茂   岡田彩   
第23回プリンストン日本語教育フォーラム・プロシーディングス   59-73   2017年3月   
本研究は、リレー形式で行うストーリー・ライティング教育によって良好な
人間関係が築けるかどうか、その効果を検証するものである。リレー式ストーリー・ライティングとは、複数の人間が次々と続きを書き足しながら、一つの物語を完成させる協働創作活動である。この活動の狙いは、文章の構成や創造性を学習者個人が認識できるのと同様に、グループのメンバー同士に連帯感を形成することである。学期の初めに行うと自分の日本語学習のスタート地点を自覚しながらも、クラスメートとの交流も図れて、和やかな雰囲気を教室に持ち込...
 
野口潔   
90-117   2016年2月   
リレー式ストーリー・ライティング活動で作成されたストーリーと学習者からのフィードバックを分析し、嶋津(2013)の挙げた教育効果を支持するとともに、それ以外に以下に示したような多数の教育的効果・意義の可能性を示唆するものである。
① 教育的効果:協調性を発動させる
② 教育的効果:協調性を理解する
③ 教育的効果:創造力・想像力を発動させる
④ 教育的効果:気づき・内省を促進させる
⑤ 教育的効果:気づき・内省をもとに実践・考察・提案を誘引させる
⑥ 教育的意義:エンターテインメント性がある
 
野口潔   
Conference Proceedings: Southeastern Association of Teachers of Japanese (SEATJ) 2015 Annual Conference   70-86   2015年7月   
日本語の文章作成において学習者はいかにして論理性・一貫性を向上させることができるであろうか。
三森(2014)は、欧米の大学生は論理的な文章を書く教育を受けており、その知識を外国語の作文にも比較的容易に応用できると述べている。確かに教育は受けているであろうが、彼らの日本語の作文の構成・内容を分析してみると、論理性・一貫性に不備がある場合がある。その場合、改善するための指導が求められる。また、當作(2013)は外国語学習において論理的思考を訓練することは、学習者の思考能力を向上させると述べて...
 
野口潔   
64-76   2013年3月   
日本語の論文作成のための指導書は多数存在するが、それらを比較・考察した
ものは少ない。特に、留学生向けのものと日本人学生向けのものを比較するなど
した論評は、寡聞にして知らない。そこで、本論は以下の考察を行う。
1. 留学生向け、並びに日本人学生向けの指導書にはどのようなものがあり、内容
にどのような相違、特徴が見られるか。
2. これら指導書に共通した問題はないか。
3. 問題があるとするならば、どのように改善するべきか。

MISC

 
 
田辺和子   野口潔   大須賀茂   岡田彩   
Ninjal 国際シンポジウム 第10回 日本語実用言語学国際会議 予稿集   44-47   2017年7月   
本研究は、学習者主導型学習の実践例として日本語の作文教育に取り入れたリレー式ライティング活動により産出された作品から、学習者が別の学習者の文章をどのように理解し、自分の文章に引き継ぎ物語を完成させているのか、また、学習者はどのような意図をもって書いているのか、すなわち、協働執筆における配慮と工夫を考察したものである。

書籍等出版物

 
 
ココ出版   2022年12月   (ISBN:9784866760667)
 
2003年4月1日   
小論文作成の為の指導書

講演・口頭発表等

 
 
野口潔   
全米日本語教育学会 春季年次大会   2023年3月16日   
 
野口 潔   
カナダ日本語教育振興会年次大会 2021   2021年8月18日   
 
 
 
野口潔   
カナダ日本語教育振興会 2019 年次大会   2019年8月7日   カナダ日本語教育振興会   
プロジェクト型協働作文において、(1)相互作用はどのように展開され、成果物にどのように反映されるのか、(2)相互作用が学習者にどのような効果をもたらすのか、(3)学習者の学び、について論じた。

所属学協会

 
 
   
 
Linguistic Socierty of America
 
   
 
日本言語学会
 
   
 
アジア研究協会
 
   
 
カナダ日本語教育振興会
 
   
 
Southeastern Association of Teachers of Japanese

社会貢献活動

 
 
【その他】
 2007年4月1日 - 2010年3月31日
 
【その他】
 2007年4月1日 - 2010年3月31日
 
【その他】
 2006年4月11日 - 2007年3月31日