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「上智大学教員教育研究情報データベース」について

上智大学は創立以来、学生本位の教育と研究を実践してきました。
本学での教育を受けた卒業生が広く社会で活躍しているのは、その成果の表われと考えています。

このような成果を上げている本学教員の教育と研究についての情報を、キャンパス内だけではなく、
広く学外にも発信するために、「上智大学教員教育研究情報データベース」を構築することとなりました。
本データベースの公開を通じて、情報の発信・交換を行なうことにより、更なる教育・研究活動の高揚を図ります。
発信者、受信者の両者にとって有益なデータベースになることを願っています。

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研究推進センター
 

研究者業績

 

青木 研

 
アバター
研究者氏名青木 研
 
アオキ ケン
所属上智大学
部署経済学部経済学科
職名教授
学位経済学士(山形大学), 修士(経済学)(上智大学)
科研費研究者番号70275014
J-Global ID200901038998600281

プロフィール

2017年ー現在 上智大学経済学部経済学科
・人間の安全保障実現のための制度設計について保健・医療の面から研究
・日本の医療サービス市場の産業組織に関する研究
2013年ー2017年 上智大学経済学部経済学科 DPC参加に伴う病院間の戦略的相互依存と医療費の関係に関する理論的・実証的研究を実施
2010年ー2014年 上智大学経済学部経済学科 医療サービスの生産性向上による医師不足解消策の実現可能性に関する定量分析を実施
2007年―2010年 上智大学経済学部経済学科 品質が契約できない市場で、非分配制約を強制した場合と選択可能にした場合の厚生比較を実施
2005年―2007年 在外研究先の UC Santa Barbara にて、医療資源の地域的分布に関する日米比較研究を実施
2002年―2005年 上智大学経済学部経済学科「複数市場の均衡を利用することで個票データの不足を集計量で補完する方法の開発と応用」を実施
2000年—2002年 上智大学経済学部経済学科「非営利規制が医療機関の参入および機会主義的行動に及ぼす影響の理論的・実証的分析」を実施
1996年−2000年 スタンフォード大学 APARC および (財)医療科学研究所
・ 医療サービス市場への競争導入の方法とその効果について理論的研究を実施
・ 台湾における国民皆保険導入の効果に関する実証的研究を実施
・ 信用財市場における市場均衡の性質に関する理論的研究実施
1995年(大学院修了)−1996年 東京都立大学経済学部およびスタンフォード大学 APARC
・看護労働市場における職場移動について研究
・病院の技術的効率性の測定を実施
・病院の費用関数の推定を実施(研究テーマ)
医療サービス市場の産業組織
信頼財市場における市場均衡の性質について
日本医療の規制と競争

研究キーワード

 
医療サービス市場の産業組織 ,医療経済学

研究分野

 
  • 人文・社会 / 公共経済、労働経済 / 
  • 人文・社会 / 経済政策 / 
  • 人文・社会 / 理論経済学 / 

学歴

 
1992年4月
 - 
1995年3月
上智大学 経済学研究科 経済制度・組織専攻
 

論文

 
 
出島敬久   青木研   中里透   竹田陽介   
上智経済論集   67(1, 2) 45-81   2022年3月   
 
中川雅之   浅田義久   青木研   川西諭   山崎福寿   
住宅土地経済   (89) 10-18   2013年7月   [査読有り]
 
 
青木研   川西諭   中川雅之   浅田義久   山崎福寿   
Discussion Paper   47    2009年5月   
花粉症対策事業という具体的な地方公共財を題材として、インターネットを利用した大規模経済実験を行い、地方公共財供給制度の評価法として実験的手法を活用することの有効性と問題点を検証したものである。
 
青木研   
医療と社会   13(1) 27-37   2003年5月   [査読有り]

MISC

 
 
青木研   
International Health Economics Association 7th World Congress      2009年7月   
 
青木研   
ヘルスリサーチニュース   51 9-10   2008年4月   
 
 
AOKI KEN   
iHEA 2007 6th World Congress: Explorations in Health Economics Paper      2007年6月   

書籍等出版物

 
 
青木 研(担当:共著, 範囲:pp. 120-148)
上智大学出版会   2011年3月15日   (ISBN:9784324092033)   
 
青木 研(担当:共著, 範囲:pp. 203-242)
東洋経済新報社   2003年4月   (ISBN:4492394028)   
 
青木 研(担当:共著, 範囲:pp. 141-172)
東洋経済新報社   2001年9月   (ISBN:4492700730)   
 
Aoki Ken(範囲:pp. 203-219)
University of Tokyo Press   1996年   (ISBN:4130671057)   
 
Aoki Ken(範囲:pp. 145-165)
University of Tokyo Press   1996年   (ISBN:4130671057)   

講演・口頭発表等

 
 
AOKI KEN   
3rd World Congress of the International Health Economics Association at York   2001年7月   International Health Economics Association   
 

所属学協会

 
 
   
 
International Health Economics Association
 
   
 
日本経済学会

その他

 
 
ミクロ経済学II はハンドアウトを使用している。講義中の主な結論をコンパクトにまとめたハンドアウトを事前に配布することで、講義での説明がどの結論につながるか見通しよく受講できるようにしている。
 
 
演習では、データ収集・統計処理に関する指導を積極的に行っている。学生が、命題を実証的に確かめる手法を習得できるようにするためである。理論分析では関心のある変数以外を「他の事情一定」として処理できる。しかし、実証分析では他の事情も変化してしまう。どのようにすれば実証分析において「他の事情一定」に近づけられるか、データの収集・処理方法について指導している。
 
 
各学期の中間と期末に、授業評価アンケートを実施している。
 
 
演習において、論文の書き方指導に力を入れている。演習では個人研究論文の提出を義務づけているが、提出された論文を読んでみると研究の内容ではなく作文技術に難のあるものも散見された。そこで、自分の主張したい命題をいかに明瞭にまとめるのか、章の構成、パラグラフの役割、パラグラフ内の文構成などに注意して作文指導を行っている。
 
 
パワーポイントを導入することで、講義にビジュアル素材を取り入れた。
 

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