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総合人間科学部 心理学科

研究者リスト >> 吉村 聡
 

吉村 聡

 
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研究者氏名吉村 聡
 
ヨシムラ サトシ
所属上智大学
部署総合人間科学部 心理学科
職名教授
学位博士(文学)(早稲田大学)
科研費研究者番号60329117
J-Global ID200901056792696191

プロフィール

 ロールシャッハ法を中心にした心理アセスメント、および精神分析的な心理療法に関する教育と研究を続けています。現在の主な関心は健常者と臨床群との境界領域にあり、「適応」「健康」の意味について臨床心理学の立場から検討を加えています。

研究キーワード

 
精神分析 ,投映法

研究分野

 
  • 人文・社会 / 臨床心理学 / 

論文

 
 
精神療法(増刊)   5 58-63   2018年6月   
 
臨床心理学   18(3) 289-292   2018年5月   
 
こころの科学   184 33-36   2015年11月   
 
吉村聡   
精神分析研究   59(1) 15-20   2015年2月   
 

書籍等出版物

 
 
 
松田, 修, 滝沢, 龍(担当:分担執筆, 範囲:第3章「対人関係問題」(吉村聡・藤野博))
東京大学出版会   2022年9月   (ISBN:9784130151726)
 
馬場 禮子, 吉村 聡, 小嶋 嘉子(担当:共訳)
創元社   2020年10月16日   (ISBN:4422117432)
 
吉村 聡(担当:共著)
創元社   2018年11月10日      
 
吉村 聡(担当:共訳)
創元社   2017年11月10日      

講演・口頭発表等

 
 
第59回日本児童青年医学会総会(教育講演4)   2018年10月12日   [招待有り]
 
 
IPA Asia-Pacific Conference   2018年5月5日   
 
日本ロールシャッハ学会第21回大会   2017年11月29日   
 
妙木浩之   吉村聡   
日本ロールシャッハ学会 特別講演   2017年10月28日   [招待有り]

所属学協会

 
 
   
 
日本ロールシャッハ学会
 
   
 
包括システムによる日本ロールシャッハ学会
 
   
 
日本精神分析学会
 
   
 
日本心理臨床学会
 
   
 
日本パーソナリティ心理学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
青年期における対人過敏特性に関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
吉村 聡 
研究期間: 2005年 - 2006年

その他

 
 
心理アセスメント技法の習得を、学部と大学院での限られた時間数による講義・実習で賄うことは非常に困難である。このため効率的かつ実践的な学習のために、課外研究会として「ロールシャッハ法GSV」を継続している(クローズド・グループによる学習)。
 
 
心理アセスメントを適切に使いこなせるようになるためには、授業というマスプロ的教育だけでは不十分である。正規の授業による実習に加えて、大学院学生が実習期間で経験した心理アセスメントについて、個別にSVの場を提供することで、体験に根ざした学習ができるよう心がけている。
 
 
演習(春学期)では、学生による主体的なリサーチと討論の場を設けることで、パーソナリティ研究に必要な基礎知識を学ぶとともに、リサーチのための技術と方法が身につくように配慮している。秋学期には、心理アセスメントの実技演習や、パーソナリティをテーマにした小研究の実践を行う。いずれも、受講生一人ひとりの「疑問」を汲み上げて、授業に積極的に関わることができるように配慮している。
 
 
臨床心理学は基本的な知識もさることながら、実践的な応用力が不可欠である。大学院ではこの実践力を身につけるべく、可能な限りテキストだけではなく臨床素材に触れて感じ/考える場を提供している(臨床心理学専攻対象の授業の場合のみ)。