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| 研究者氏名 | 栃本 一三郎 |
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所属 | 上智大学 |
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部署 | 総合人間科学部社会福祉学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 文学士(上智大学), 文学修士(上智大学) |
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科研費研究者番号 | 90286758 |
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J-Global ID | 200901046043526195 |
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プロフィール厚生労働省の社会保障研究所(現在の国立社会保障人口問題研究所)において調査部研究員、研究部主任研究員を歴任。ヨーロッパの社会政策特にドイツにおける介護保険や年金保険制度に関する調査や政策動向を分析。博士後期課程進学と同時に社会保障研究所調査部研究員となり、ドイツなどで調査研究活動に従事。 厚生労働省の行政官として1990年から4年間勤める。その間、審議会、予算、法律改正、各省協議、国会への対応の業務をおこない研究者として行政内部における経験を積むとともに諸外国の動向などの分析の蓄積を生かし審議会答申案の作成や社会福祉行政施策の立案等に従事。研究者として行政組織内で企画立案や調査をおこなうことによって社会福祉政策を単に外在的にとらえるのではなく、立法過程、政治過程、行政過程の面から政策臨床として捕らえることが可能となった。また、博士課程後期よりしばしばドイツに滞在し、行政官や福祉関係者との情報ネットワークを作っていった。いわゆる本だけによる研究ではなく現場の最新、かつ仔細な実態を見定めて研究を行う姿勢が形成された。参議院の厚生労働委員会調査室客員調査員として社会福祉法改正、介護保険法導入の際の立法府側の客員調査員として立法スタッフとなり上記とは異なる視点から業務を行ったことも後の研究を行ううえでよい経験となった。 現在は国立大学法人の政策研究大学院大学の人口減少プロジェクトを担当する客員教授として人口減少に関する社会政策的研究を行っている。放送大学では大学院文化科学研究科および学部の客員教授として福祉政策Ⅰおよび高齢期を支える社会福祉システムの授業を担当している。本学の文学部社会学科、および大学院社会学専攻博士課程後期を修了し、国の研究機関である社会保障研究所(現在の国立社会保障人口問題研究所)研究員としてヨーロッパとわが国の社会政策の調査を行い、その後厚生労働省の行政官となりました。4年後再び社会保障研究所の主任研究員として研究機関に戻りましたが、その後は立法府である参議院厚生労働委員会の客員調査員として立法府の側から法案や政策について調査を行いました。このように社会学を基本としてソーシャルポリシーの稠密な調査研究の経験を踏まえて、行政府、立法府の仕事をしてきたことに研究者としての特色があります。また、厚生労働省では社会援護局で総務課、地域福祉課、福祉基盤課人材確保対策室、老人保健局老人福祉計画をそれぞれ併任したことから現場や自治体行政への関心を深めました。したがって大学教員となった現在においても学内の教育や研究はもとより、現場や国および地方自治体とのかかわりが密であり、政策臨床や現場の臨床についても研究を行っています。このことが大学における学部大学院での授業や研究にも生かさ(研究テーマ) 社会政策の動向分析。介護臨床に関する研究。人材開発論。社会的市場論およびソーシャルキャピタル論。人口減少社会における社会政策のあり方に関する研究。福祉開発
論文 栃本 一三郎   マティアス・フォン   シュバネンフリューゲル   アンドレアス・クレーガ   ボルフガング・ベッカ   江草安彦   小山秀夫   古都賢一   成田裕紀   田中滋   堀部徹    ベルリン日独センター 2007年3月
栃本 一三郎    韓国老年学会 2006年12月
栃本 一三郎   古都賢一   北村俊行   武田雅弘   対馬徳昭   西原達也   藤井賢一郎    日本介護経営学会 2006年11月
栃本 一三郎   武川正吾   栃本一三郎   廣澤孝之   平岡公一    損保ジャパン 2006年7月
栃本 一三郎    福祉医療機構 2005年3月
MISC 栃本 一三郎    地域ケアリング 15(6) 68-73 2013年6月
栃本 一三郎    地域ケアリング 15(5) 17-23 2013年5月
栃本 一三郎   藤木 則夫    地域ケアリング 7(7) 42-45 2005年6月
栃本 一三郎    介護支援専門員 3(5) 13-17 2001年9月
栃本 一三郎    月刊福祉 82(12) 112-115 1999年10月
書籍等出版物 栃本 一三郎(担当:共著, 範囲:50-109) 第一法規 2011年10月25日 (ISBN:9784474026032) ソーシャルイノベーションの観点から、介護経営、介護サービス事業についてソーシャルイノベーション、ビジネスイノベーション、マネジメントイノベーション、サービスイノベーションの必要性を論じ、今後に展望と経営にあり方について検討したビジネス書および介護事業に関心のある読者を対象とした書。介護経営学会が監修協力した、経営学の本でもある。 |
栃本 一三郎(担当:共著, 範囲:105-125) 日本経済新聞出版社 2009年6月15日 (ISBN:9784532353698) 人口減少社会における地域の持続可能性と人口流動により、地域再生について論じた政策研究大学院大学および農水省関係の研究チームによる提言書 |
栃本 一三郎(担当:共編者(共編著 者)) 放送大学教育振興会 2007年4月1日 (ISBN:9784595307294) |
栃本 一三郎(担当:共編者(共編著 者)) 放送大学教育振興会 2007年4月1日 (ISBN:9784595307294) |
栃本 一三郎(担当:共編者(共編著 者)) 放送大学教育振興会 2007年4月1日 (ISBN:9784595307294) |
講演・口頭発表等 栃本 一三郎   栃本一三郎   岡部卓   岩崎晋也   二木立   古川孝順    日本社会福祉学会政策・理論フォーラム 2007年3月18日
栃本 一三郎   栃本一三郎   諏訪徹   寺田誠   田中真衣   鏑木加奈子    日本社会福祉学会 第54回全国大会(立教大学) 2006年10月7日
栃本 一三郎   寺田誠    日本社会福祉学会 2005年10月8日
栃本 一三郎   寺田誠    日本社会福祉学会 2005年10月8日
栃本 一三郎   栃本一三郎   寺田誠    日本社会福祉学会 第53回全国大会(開催地東北福祉大学) 2005年10月8日
その他 学部の演習(現在は演習1、演習2)において、3年、4年生に加えて、大学院生に参加させ、補助者として学部学生への助言やサポート、現場体験を通じた情報提供や海外の事情などの説明などをおこないきめ細かな指導をおこなうとともに、大学院生には将来、教育職としての役割が期待されることからティーチングアシスタントしての経験をつませることとしている。
1997年4月に着任以来、毎授業において13項目からなる『リアクション・ぺーパー』を授業開始時に配布し、受講生に授業終了前7分位からは記入させている。(次の授業で急ぐ場合にはその翌日の昼間で)。①何を掴んだか、何に特に興味を持ったか。②本日の講義の前提となる知識・活動はあったか③受講科目の中で特に何に関心があるか、何を知りたいか④何回質問したか(積極的に授業に参加しかた、授業を創るのに貢献したか)、⑤講義の
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