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| 研究者氏名 | 小松原 由理 |
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| コマツバラ ユリ |
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所属 | 上智大学 |
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部署 | 文学部ドイツ文学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 学士(東京外国語大学), 修士(東京外国語大学), 博士(学術)(東京外国語大学) |
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科研費研究者番号 | 70521904 |
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J-Global ID | 200901018302294938 |
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研究キーワード キャバレー
,Visual Culture Studies
,Gender Studies
,Photography
,Cinema
,Fotomontage
,イメージ論
,ジェンダー
,写真
,映画
,フォトモンタージュ
研究分野 人文・社会 / 芸術実践論 /
人文・社会 / 美学、芸術論 /
経歴
2023年4月 - 2024年3月 神奈川大学国際日本学部 非常勤講師
2020年4月 - 2023年3月 上智大学 文学部 准教授
2012年4月 - 2020年3月 神奈川大学 外国語学部 国際文化交流学科 准教授
2008年4月 - 2014年3月 慶応義塾大学薬学部 ドイツ語兼任講師
論文 小松原由理    神奈川大学評論 (88号) 101-112 2017年11月 近年ますます注目を浴びる社会へ直接的に発信する、いわゆる社会参加型アートSEA(Socially engaged art)の動向について論じたもの。注目の反面、見過ごしてはならない、発信形体(表現)と美学との関連性の不在、そしてメッセージ性と作品としてのアートの直接性ゆえの意味の鋭さ、さらにジェンダーという問題を取り扱う上での問題点について、これまでの歴史的な前衛芸術運動からの系譜から批評したもの。
小松原由理    Flaschenpost (34) 1-8 2013年5月 [査読有り] フォトモンタージュというメディアのジェンダー性について、これまで語られてきたことはなかったが、ラウール・ハウスマンとともに、この技法を発見したハンナ・ヘーヒをはじめ、バウハウスでフォトモンタージュを集中的に制作したマリアンネ・ブラントを含め、女性たちの手によるフォトモンタージュには、男性中心で語られてきたこの技法にはない側面が多く見いだせる。本論文は、そうした側面を〈女たちのフォトモンタージュ〉ととらえるために必要な特性を論じ、考察したものである。
Yuri Komatsubara    5(1) 53-69 2006年 [査読有り] ダダからポップカルチャーへという20世紀の大衆文化の系譜を、グローバリズムというマクロ的視点ではなく、アーティストが作品に映し出すアイデンティティ・クライシスといったミクロ的視点に基づき考察した論考である。
Yuri Komatsubara    『DER KEIM』(東京外国語大学大学院語学文学研究会) (24) 17-30 2001年 [査読有り] 第一次世界大戦の敗戦は新たなる時代の幕開けを齎した。人々の間に充満する社会への期待と不安に、同時代の芸術家たちは一体どのような外観を付与したのか。本論文は、1. 当時芸術作品に頻繁に使用された「新しい人間」というイメージ、2. 強調される身体性という観点、3. 大衆社会の成立における「個」の概念の変容という大きく3つのテーマに分けて、かの時代の人間像がどのように作り上げられたかを考察したものである。
書籍等出版物 小松原由理(担当:編集) 日本独文学会研究叢書第149号 2022年5月 (ISBN:9784908452390) |
小松原由理 AICT日本センター シアターアーツ66号 2022年4月 |
谷川, 道子, 谷口, 幸代, 多和田, 葉子(範囲:第三部多和田葉子の翻訳と舞台化への模索) 論創社 2021年1月 (ISBN:9784846019877) |
石田, 勇治(範囲:「第一次世界大戦とダダイズム誕生」(p.476-477)) 丸善出版 2020年10月 (ISBN:9784621305645) |
講演・口頭発表等 小松原由理    NPO法人JCRI主催「アヴァンギャルドとタイポグラフィ」展講演会 2023年11月4日 [招待有り]
小松原由理    日本比較文学会全国大会 2023年6月10日
塚原史   香川檀   河本真理   エレーヌ・ティラール    国際シンポジウム 2022年11月12日
小松原由理    ダンス・スコーレ 特別講座シンポジウム「身体のブリコラージュ」 2022年3月19日
社会貢献活動 【出演,講師】NHKラジオ 2023年10月 - 2024年3月
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