Faculty of Humanities

水島 宏明

ミズシマ ヒロアキ  (Mizushima Hiroaki)

基本情報

所属
上智大学 文学部新聞学科 教授
学位
法学士(東京大学)

研究者番号
10633589
J-GLOBAL ID
201201087698129192
researchmap会員ID
7000000694

2012年ー2016年 法政大学社会学部メディア社会学科教授として映像ジャーナリズムについて研究

テレビジャーナリズムを中心にして新聞、出版、インターネットなどジャーナリズムの今日的な課題について研究しています。また、教育活動としては主に、学生にビデオカメラを持たせて様々な社会について取材させて、ドキュメンタリー作品を作らせたり、文章ルポ作品を作らせる活動をしています。学生たちは学外のコンクールなどで多数受賞しています。

(研究テーマ)
マスメディアにおける貧困報道に関する研究
テレビドキュメンタリーについての研究
インターネット時代におけるジャーナリズムのあり方研究


論文

 6

MISC

 51

書籍等出版物

 10

講演・口頭発表等

 4
  • 水島 宏明
    メディア・アンビシャス 大賞記念講演 2024年3月9日  招待有り
  • 岩田正美, 青山浩平, 東海林智, 清川卓史, 水島宏明
    上智大学2号館1702会議室 2018年10月21日 上智大学メディア・ジャーナリズム研究所  招待有り
    近年、長時間労働が背景になった過労死・過労自殺が次々に報道される一方で正規労働者と非正規労働者との間の格差も広がり、福祉、労働の分野での合意形成が難しい現状になっている。精神病の患者が理由なく数十年間も入院させられる実態も報道で明らかにされ、 「貧困」問題は生活困窮や社会保障だけでなく、精神医療の問題などにも複雑化・重層化して波及し、政府や自治体などの作為や不作為で「つくられる」構図も露わになっている。こうしたなか、日本の貧困研究の第一人者を招き、貧困と報道の戦後史を概説してもらう一方、貧困報道に携わる新聞記者やテレビ制作者らに実践を報告してもらい、問題が複雑化する中で理解が進まない報道の課題や問題点、工夫などを議論したい。
  • 阿部彩, 堀江孝司, 小田川華子, 山田壮志郎, 鈴木宗徳, 水島宏明
    「貧困とメディア バッシングを分析する」第一部 分析発表 第二部 パネルディスカッション 2018年7月15日 首都大学東京 人文科学部 阿部彩研究室  招待有り
    生活保護制度と被保護者、貧困者に対するバッシングは今に始まったことではない。 近年においては、新聞、テレビといった伝統的マス・メディアに加えて、インターネットニュースやソーシャルメディアが台頭してきたことにより、生活保護、貧困バッシングが一層激化しているとの指摘もある。 しかし、生活保護制度、貧困に対する人々の意識が、何にどのように影響されているのか、そして、メディアはその過程にどのようにかかわっているのかについて、日本における研究の蓄積は少ない。 これらの問いについて、本シンポジウムでは、6名の気鋭の研究者がメディアの受け取り側(視聴者、読者等)と発信側(ジャーナリスト、報道各社)の両側面から分析を試みる。
  • 水島宏明, 小此木潔, 阿部彩, 錦光山雅子, 奥田雅治, 板垣淑子, 原昌平
    上智大学2号館1702会議室 2016年6月11日 上智大学メディア・ジャーナリズム研究所
    政治や行政の政策課題として「子どもの貧困」等の実態調査や解消策が急務 と言われるなか、個々のジャーナリストはどのような問題意識と方法で報道し ているのか。行政との連携はどこまで進んでいるのか。インターネットで個人 情報が暴露・拡散されてしまう環境で当事者をどう守るのか。実生活を伝える 従来型ルポとデータをどう組み合わせるのかなど、報道の側が向き合う「課題」 を貧困の研究者も交えて発展的な議論を展開したいと考える。

所属学協会

 1

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3

社会貢献活動

 3

その他

 9