研究者業績
基本情報
- 所属
- 上智大学 総合人間科学部 看護学科 助教
- 学位
- 看護学士(東京都立保健科学大学)修士(看護学)(上智大学大学院)博士(看護学)(東京都立大学大学院)
- 連絡先
- t-namiko-2rp
sophia.ac.jp - 研究者番号
- 60613271
- J-GLOBAL ID
- 201501002648342470
- researchmap会員ID
- 7000013441
研究分野
1経歴
8-
2021年4月 - 現在
-
2015年7月 - 2020年3月
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2015年6月 - 2015年7月
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2015年6月 - 2015年7月
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2014年4月 - 2015年3月
学歴
3-
2017年4月 - 2023年3月
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2011年4月 - 2013年3月
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1999年4月 - 2003年3月
委員歴
2-
2023年4月 - 現在
-
2018年4月 - 2022年3月
受賞
2論文
4-
質的心理学研究 (14) 146-165 2014年3月20日 査読有り筆頭著者ドナー家族が脳死下臓器提供の一連のプロセスで体験した出来事と心理的軌跡はどのようであり,提供後の家族の長期的な受けとめにどのようなことが影響を与えるのかを明らかにすることを目的に、家族3名のインタビューを行った。その結果,家族は脳死状態の患者を死と認識することを契機とし,患者の人生の意味の探索を始め意味を見いだす過程で臓器提供の意思決定をしていた。意思決定に際し,家族はドナーの生前の価値観が明確な場合ドナーの価値観を優先し,明確でない場合家族の価値観により意思決定していた。ここで,家族とドナーの価値観が一致することは,家族が自身の価値観を再構成することになり意思決定を肯定的に受けとめることに影響していた。一方,家族とドナーの価値観が一致していない場合,家族の心理的揺らぎが継続していた。脳死下臓器提供における看護ケアは,家族が患者の人生の意味を見いだす過程に影響を及ぼす重要な要素だった。
MISC
2-
日本保健科学学会誌(Web) 21 28-28 2018年【⽬的】終末期がん患者の在宅移⾏に向けた看護実践に影響する看護師の要因について,⽂献検討を⾏い今後取り組むべき課題について考察する.【⽅法】医学中央雑誌web 版(Ver. 5 )でキーワードを「終末期/ターミナルケア」「がん/腫瘍」「療養」「看護師」とし,原著の指定で検索した.該当した162 件中,テーマに関連する11 件とその他先⾏研究から重要と考えられる4 件を追加し15 件を対象⽂献とした.対象⽂献から,終末期がん患者の在宅移⾏に向けた看護実践に影響する要因について記述された⽂章をデータとして抽出した.類似性に基づいてサブカテゴリーを命名し,集まったサブカテゴリーの内容を表すカテゴリーを作成した.その後,カテゴリーを意味内容ごとに整理しコアカテゴリーを作成した.【結果】<終末期患者・家族に関わることに対する姿勢><看護観・死⽣観><在宅療養に関する認識・知識><療養の場の意思決定⽀援に関する実践⼒><医療チームの協働>というコアカテゴリーが導かれた.【考察】終末期がん患者の療養場所の決定に向けた看護実践では,看護師の終末期がん患者・家族への関わり⽅や看護観・死⽣観,また在宅療養に関する知識・認識の不⾜が影響することが明らかになった.また,チームとして医師と看護師の協働の在り⽅も影響要因となることが⽰された.
書籍等出版物
5講演・口頭発表等
4共同研究・競争的資金等の研究課題
2-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2019年4月 - 2022年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2012年4月 - 2015年3月