1.「自動車の自動合流」運転者の運転負荷の低減と合流部交通流の円滑化のために、スムーズな自動合流が期待されています。そこでモデル予測制御で合流問題を定式化し、実時間で合流車と本線車の最適挙動を求めて制御することで、協調型合流を生成することを考えた。過去の研究により、この手法で合流車一台と本線車一台の合流、及び合流車一台と本線車複数台の合流が衝突なしで生成できることが分かった。更に、この手法が本線車の等速と等加速運動に対してロバストであり、合流車のスタンドアロンコントローラとして使う可能性もあると確認した。
2.「交通状況の情報を利用したパワートレインの運行モードの切り替えによる省燃費、高運転性の制御」
近年、省燃費のために自動車の走行中及び停車中のエンジン停止が可能になりました。周辺状況を考慮せずに、自動車のエンジン停止や走行モードの切り替え制御を行うと、燃費が悪くなることがある。また、頻繁な走行モードの切り替えにより、運転者に違和感を与えることがある。本研究は、周辺の交通状況の予測結果を利用し、自動車のモード切り替えの最適制御を行い、省燃費、高運転性を実現すること目標としている。
(研究テーマ)
自動車の自動合流に関する研究
交通状況を考慮した自動車のパワートレインの運転モードの切り替え制御