研究者業績
基本情報
- 所属
- 上智大学 総合人間科学部看護学科 教授(兼任)総合人間科学部看護学科長
- 学位
- 修士(リハビリテーション)(筑波大学)
- J-GLOBAL ID
- 201401071943909728
- researchmap会員ID
- 7000007551
研究キーワード
1研究分野
1論文
18-
REHABILITATION NURSING 36(2) 73-82 2011年3月 査読有り
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JOURNAL OF NEUROSCIENCE NURSING 41(5) 277-286 2009年10月 査読有り
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東京保健科学学会誌 2(3) 9-13 1999年12月 査読有り本研究は, 専門看護師のカリキュラム作成にむけての基礎資料を得るために, 臨床におけるCNSへのニーズの具体的な内容を明らかにすることを目的とした。関東圏100の病院の看護管理者300名に対して, CNSの機能に関する質問紙による調査を実施した。CNSの機能に関する事項は, 「実践」「コンサルテーション」「教育」「研究」「調整」の領域に関する26の質問からなる。調査の結果, 以下のことが明らかになった。1.看護管理者の46.5%は自分の病院にCNSを「ぜひ必要」と回答し, 45.9%は, 「できれば必要」と回答し, CNSの必要性の認識は, かなり高い。2.CNSの機能に関する事項のうち, 「実践」「教育」「研究」に関する事項への期待が高い。3.CNS採用にあたり, 「人間性」「知識・技術」「リーダーシップ」を重視している。以上の結果から, CNSの教育カリキュラムには, 専門職としての実践面, 研究面での知識・技術に加え, 人間性を高めるための教育内容を盛り込むことの必要性が示された。
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東京保健科学学会誌 2(1) 29-32 1999年6月 査読有り近年, 致命的な疾患であった白血病に対する根治療法として骨髄移植が広く行われるようになった。本研究は, 過去の骨髄移植のQOLの調査において高頻度で起こりうる問題として挙げられた「性生活」「社会復帰」についての援助方法の示唆を得るため, 血液疾患患者の会に参加した骨髄移植者の女性5名, 男性2名を対象に, 退院後の「性生活」「社会復帰」における具体的な問題について面接調査行った結果以下の知見を得た。1.不妊, 性行為については, 骨髄移植前後の医療者側の対応の欠如が退院後の骨髄移植者の心理的問題に影響を与えていた。2.不妊は, 身体的問題にとどまらず, 骨髄移植者のその後の恋愛への意欲や意識にも影響を及ぼしていた。3.身体・心理・社会的問題は, 社会復帰までの期間や復帰後の仕事量に影響していた。
MISC
3-
東京保健科学学会誌 185-192(3) 185-192 2003年本研究は, 東京都という地域性を踏まえ皆既ある専門看護師カリキュラムを検討する基礎資料とするために, 看護者の専門看護師への具体的ニーズを明らかにすることを目的とした。臨床経験5年以上の教員養成講座生(60名)を対象に, 専門看護師の機能に関する質問紙調査を実施した。37件の回答が得られた(回収率61. 7%)。CNSの機能に関する項目は, 「実践」「コンサルテーション(相談)」「教育」「研究」「調整」の領域に関する26の質問からなる。調査の結果, 以下のことが明らかになった。1. 看護者の94. 4%が自分の病院に専門看護師を「是非必要」「出来れば必要」と回答し看護管理者を対象とした調査の結果と同様, 専門看護師の必要性の認識はかなり高い。2. 専門看護師の機能に関する項目では, 「実践」「研究」に関する期待が高い。3. 専門看護師が採用される場合には, 「人間性」「知識・技術」「協調性」の順で重視している。4. 臨床経験5年以上の看護者は, 専門看護師制度を自分たちのキャリアアップと結びつけ, 仕事をしながらキャリアアップを望んでいる。以上のことを踏まえ, 東京都の地域性を考えた専門看護師の教育カリキュラムには, 看護専門識者のキャリアラダーを念頭に置き, 専門職としての実践面, 研究面での知識・技術はもとより, 人間性, 自律性をもつ人材, そして感染を始めとして小児, 地域などそれぞれの領域での専門性を発揮できる人材の育成が必要であると提言する。
書籍等出版物
32講演・口頭発表等
11共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2014年4月 - 2017年3月