研究者業績
					
	
	基本情報
- 所属
 - 上智大学 外国語学部英語学科 教授
 
- 学位
 - 文学士(京都大学)文学修士(京都大学)Joint Ph.D. in Linguistics and Cognitive Science(Indiana University)Joint Ph.D. in Linguistics and Cognitive(インディアナ大学)
 
- 研究者番号
 - 00343301
 - J-GLOBAL ID
 - 200901080120047185
 - researchmap会員ID
 - 5000016134
 
- 外部リンク
 
2000-2000 NTTコミュニケーション基礎科学研究所 日本語のアクセントおよびレキシコンの構造について研究
2001-2004 山口大学工学部 日本語のアクセントおよびレキシコンの構造について研究
2004-2016 早稲田大学法学部 日本語・英語のレキシコンの構造およびその英語学習への影響について研究
2016-現在 上智大学外国語学部英語学科および国際言語情報研究所音声学研究室 日本語と英語の音声学・音韻論について研究中
研究キーワード
18研究分野
2経歴
4- 
	2016年9月 - 現在
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	2009年4月 - 2016年8月
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	2004年4月 - 2009年3月
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	2001年11月 - 2004年3月
 
学歴
1委員歴
7- 
	2023年4月 - 現在
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	2023年4月 - 現在
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	2017年3月 - 現在
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	2025年4月 - 2027年3月
 - 
	2019年4月 - 2025年3月
 
論文
41- 
	Japanese/Korean Linguistics 30 387-395 2023年9月 査読有り最終著者
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	INTERSPEECH 2023 1803-1807 2023年8月20日 査読有り筆頭著者
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	Proceedings of ICPhS 2023 536-539 2023年8月 査読有り筆頭著者
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	Proceedings of ICPhS 2023 2681-2685 2023年8月 査読有り
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	Interspeech 2022 3428-3432 2022年9月18日 査読有り
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	Proceedings of the International Conference on Speech Prosody 2020-May 900-904 2020年 査読有り
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	Proceedings of the Annual Conference of the International Speech Communication Association, INTERSPEECH 2020-October 1873-1877 2020年 査読有り
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	Proceedings of the Annual Conference of the International Speech Communication Association, INTERSPEECH 2017-August 359-363 2017年 査読有り
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	音声研究 18(1) 30-39 2014年 査読有り英語母音の持続時間が有声子音の前では無声子音の前よりも1.5倍ほど長いという現象は,一般に有声効果(voicing effect)と呼ばれ,英語特有の現象とされてきた。しかしながら,多くの実験結果から,有声効果は英語のみならず他言語にも見られることが明らかになってきた。例えば,有声効果は普遍的な音声メカニズムに起因するという考えがある一方で(Ko 2007),英語の1.5倍という効果の大きさには個別文法が関係しているという見方(House 1961)もある。本稿では,まず普遍的なメカニズムに起因するという仮説を検証するため,NTT乳幼児音声データベース(Amano,Kondo,Kato and Nakatani 2009)と日本語話し言葉コーパス(Maekawa 2003)を用いて幼児および成人の日本語話者における有声効果の有無を検証した。その上で,英語の大きな有声効果を日本人英語学習者が獲得可能であるかどうか,習熟度によって分けた2群の被験者の産出データから検討した。その結果,有声効果は普遍的・音声的な基盤を持ちながらも,言語個別の音韻特質によって抑制・促進されうる可能性が高いことを明らかにした。
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	Proceedings of Meetings on Acoustics 19 2013年 査読有り筆頭著者
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	INTERSPEECH 2012(INTERSPEECH) 2486-2489 2012年 査読有り
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	電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション 108(337) 133-136 2008年12月2日理研母子会話コーパス,およびその収録に付随して行った読み上げ課題のデータを用いて,対乳児発話(IDS)と対成人発話(ADS)のピッチについて分析した.アクセントのピッチ,最高ピッチ,ピッチレンジなどにおいて,IDSはADSを上回る.また,アクセントの相対的位置が後方にずれる「おそさがり」の現象がIDSにおいてより大きいことが観察された.
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	情報処理学会研究報告. SLP, 音声言語情報処理 74(123) 133-136 2008年12月2日理研母子会話コーパス,およびその収録に付随して行った読み上げ課題のデータを用いて,対乳児発話(IDS)と対成人発話(ADS)のピッチについて分析した.アクセントのピッチ,最高ピッチ,ピッチレンジなどにおいて,IDSはADSを上回る.また,アクセントの相対的位置が後方にずれる「おそさがり」の現象がIDSにおいてより大きいことが観察された.
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	電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 108(338) 133-136 2008年12月2日理研母子会話コーパス,およびその収録に付随して行った読み上げ課題のデータを用いて,対乳児発話(IDS)と対成人発話(ADS)のピッチについて分析した.アクセントのピッチ,最高ピッチ,ピッチレンジなどにおいて,IDSはADSを上回る.また,アクセントの相対的位置が後方にずれる「おそさがり」の現象がIDSにおいてより大きいことが観察された.
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	音声研究 12(1) 15-23 2008年4月 査読有り責任著者レキシコン内の系列的な情報と大域的な情報を用い,最小対における対立点の左側環境による検索範囲の縮小を考慮に入れて,日本語の音素ごとの機能負担量を推定するための新たな指標を提案した。さらに音声親密度の段階ごとに単語データベースを区分けし,異なるサイズのレキシコンにおいて音素ごとの機能負担量と出現頻度がどのように分布するかを概観した。その結果,自然類をなすような音素群の中でも分布は極めて不均衡なことがわかった。また,もっとも親密度が高くサイズが小さいレキシコンの場合以外には分布の傾向に大きな変化は見られなかった。構造主義的音韻論において音素は統一性とバランスを保った体系を成すと考えられているが,レキシコンにある単語の偏りのため,音素体系はきわめて不平等にしか利用されていないことがわかった。
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	言語研究 2001(120) 1-34 2001年12月 査読有りアクセント範疇の知覚についてはこれまで様々な実験的研究があるが,ピッチ曲線の傾き,母音の無声化,無声子音といった条件を統一的に扱った研究はなかった.本稿ではこれらに焦点を当て,アクセントをトーンの連鎖として記述する音韻的モデルに基づき,STRAIGHT によるF0再合成刺激を用いた知覚実験を行った.<br>実験の結果,アクセント部のピッチ曲線の傾きは,先行研究の結果と異なりアクセント位置の知覚に影響しないこと,また,母音の無声化だけでなく,無声子音の存在もアクセント範疇の知覚に大きく影響することが分かった.また,アクセント型の対立パターンによって,音韻的モデルで設定した各トーンの役割が異なることも判明した.
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	Journal of the Acoustical Society of Japan (E) (English translation of Nippon Onkyo Gakkaishi) 21(5) 287-289 2000年
 
書籍等出版物
2- 
	UMI Dissertation Services,[Distributed by] Yushodo, Dissertation Service Center 2001年
 
講演・口頭発表等
11- 
	New Sounds 2025 2025年4月24日
 
担当経験のある科目(授業)
3- 
	2017年4月 - 現在音韻論特殊講義 (上智大学大学院)
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	2017年4月 - 現在音声学・音韻論基礎 (上智大学大学院)
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	2025年10月 - 2026年1月分野横断研究法:原理と技法 (上智大学大学院)
 
共同研究・競争的資金等の研究課題
28- 
	日本学術振興会 科学研究費助成事業 2025年4月 - 2029年3月
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	上智大学 重点領域研究 2025年4月 - 2028年3月
 - 
	日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2027年3月
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	日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2026年3月
 - 
	日本学術振興会 科学研究費助成事業 2022年4月 - 2025年3月