研究者業績
基本情報
- 所属
- 上智大学 言語教育研究センター/大学院言語文化研究科 教授
- 学位
- 学士(東京大学)修士(東京大学)博士(文学)(東京大学)
- 研究者番号
- 50613882
- J-GLOBAL ID
- 202201012947533273
- researchmap会員ID
- R000033705
研究キーワード
1経歴
8-
2025年4月 - 現在
-
2022年4月 - 2025年4月
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2018年1月 - 現在
-
2016年4月 - 2018年1月
-
2014年4月 - 2016年3月
-
2011年4月 - 2014年3月
-
2009年4月 - 2011年3月
-
2005年4月 - 2008年3月
学歴
3委員歴
3-
2025年4月 - 現在
-
2022年 - 2025年3月
-
2013年3月 - 2016年3月
受賞
1-
2013年3月
論文
30-
Lingua (35) 131-139 2024年12月25日第2部: 教育実践報告/調査報告
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Lingua (34) 165-174 2023年12月25日第2部: 教育実践報告/調査報告
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Lingua (33) 109-118 2022年12月25日第2部: 教育実践報告/調査報告
-
名古屋大学日本語・日本文化論集 29 25-49 2022年3月31日 査読有り筆頭著者文化庁の言語使用調査等でも指摘されているように、副詞「地味に」は近年、「地味に痛い」「地味に一番重要だ」「地味に全部消えている」等、新用法を派生させ、使用が拡大している。それら新用法の新しさとはどこにあるのか、コーパスの用例を歴史的に考察した結果、次の結論を得た。「地味に」の従来用法は専ら【様態副詞】であったのに対し、新用法はそれが【程度副詞】【叙法副詞】へと派生したものである。【様態副詞】が〈様態〉を表すと同時に〈程度〉をも表すケースを媒介として【程度副詞】が出現したとみられる。さらに、【程度副詞】において〈程度性〉の意味が後退し、〈表れ方が表立っていない〉ことを主眼とする用例が出現したことを発端に【叙法副詞】が成立したとみられる。【叙法副詞】が自己主張を和らげる控え目な表現としての機能をもったことが、使用範囲を拡大させたとみられる。様態副詞から叙法副詞への変化は日英語の副詞にも起きており、一般性のある変化傾向である。
MISC
11書籍等出版物
4講演・口頭発表等
21担当経験のある科目(授業)
31-
2025年10月 - 現在
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2025年4月 - 現在日本語学講義Ⅰ (学習院大学)
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2024年4月 - 現在
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2023年4月 - 現在日本語史1, 2/学部 (上智大学外国語学部)
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2022年9月 - 現在日本語教育語彙(漢語・漢字の諸問題)/大学院 (上智大学言語科学研究科)
共同研究・競争的資金等の研究課題
8-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2025年4月 - 2030年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2029年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年7月 - 2024年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2019年4月 - 2023年3月