Curriculum Vitaes

Inoue Shigeko

  (井上 茂子)

Profile Information

Affiliation
Sophia University
Degree
教養学士(東京大学)
国際学修士(東京大学)

Researcher number
00184747
J-GLOBAL ID
200901039853431429
researchmap Member ID
1000112911

(Subject of research)
Labor in Nazi-Germany
Welfare Policy in Nazi-Germany


Papers

 18

Books and Other Publications

 26

Presentations

 14
  • 井上茂子
    現代史研究会, Mar 29, 2017, 現代史研究会
    西洋近代国家におけるカトリックの立ち位置について、現代的視点から、また当時の歴史的視点から、書評対象になった本に対して、どういう見方ができるか、論じた。
  • 井上茂子
    西洋近現代史研究会4月例会, Apr 9, 2016, 西洋近現代史研究会
    キンダートランスポート研究の日本の第一人者である木畑和子氏の本に関して、その成果と意義を論じ、この問題から発展する論点について述べた。
  • 井上茂子
    現代史研究会シンポジウム, Nov 3, 2015, 現代史研究会
    「奇跡・改悛・慈善―カトリシズムという「周縁」からみる近代ヨーロッパ」と題する現代史研究会のシンポジウムでコメントを行った。
  • 井上茂子
    歴史学研究会総合部会例会, Mar 30, 2014, 歴史学研究会
  • 井上茂子
    上智大学史学会月例会, May 25, 2013, 上智大学史学会
    ナチズムという負の歴史に対するドイツの歴史教育は、すんなりいったのではなく、時期別の変化があった。最近では、移民の背景を持つ生徒も増大し、ナチ時代史は他人事と感じる歴史の風化も生じている。また加害者・被害者・第三者研究が歴史研究や歴史教育で進展しても、自分の身の回りの人の歴史ではそれを受け入れたがらない心理がなぜ生じているのかを論じた。
  • 井上 茂子
    上智大学ソフィア・シンポジウム「ドイツ連邦共和国の60年・ベルリンの壁崩壊20年」, Dec 4, 2009, 上智大学ヨーロッパ研究所
    ドイツ連邦共和国においてナチズムという過去といかに対峙していったかを、歴史教育をケーススタディとして論じ、世代差の問題にも言及した。
  • 井上 茂子
    日本西洋史学会第57回大会小シンポジウムⅢ, Jun 17, 2007, 日本西洋史学会
    日本・ドイツ・中国・イギリスの第二次世界大戦下の女性を扱 った映画・雑誌の分析研究に対して、分析する上で検討すべき点をコメントとして指摘した。
  • 井上 茂子
    シンポジウム・ジェンダー的視点で歴史と歴史学をとらえる, Jul 8, 2006, 東京女子大学文理学部史学科
    ナチ時代にドイツでは、男女平等を否定し、「女性は家に」というイデオロギーだったが、それは現実にそのまま適応されたわけではない。第二次大戦前と大戦中の二つの時期で、どのような事態が女性労働の現場で起こっていたか、またイデオロギーが現実に及ぼした影響を考察した。
  • 井上 茂子
    国際シンポジウム・ジェノサイド研究の最前線, Mar 27, 2004, ジェノサイド研究の展開(CGS)
    アルメニア人虐殺、第二次大戦下のクロアチアでの民族浄化、ナチ・ドイツのジェノサイドに関する報告に対して、ジェノサイドにおける被害者・加害者・傍観者(とくに隣人)の特徴と分析上の注意点と、ジェノサイド以前の準備状況の重大性を指摘した。
  • 井上 茂子
    キリスト教史学会 第47会大会, Oct 9, 1996, キリスト教史学会
    大会のテーマ「戦争と平和ーキリスト教の歴史を問う」で行った記念講演。プロテスタントと比較してナチズムに対して高い免疫性を保ったとされるカトリックについて、この免疫性の内実と問題点を論じた。
  • 井上 茂子
    ドイツ現代史学会 第14回大会, Aug 21, 1991, ドイツ現代史学会
    大会での女性史シンポジウムでの基調報告。日常史研究と女性史研究とを比較考察し、女性史研究によるナチズム分析の特徴を指摘し、成果と課題を指摘した。
  • 井上 茂子
    歴史学研究会 1988年度大会, May 29, 1988, 歴史学研究会
    大会の統一テーマ「世界史認識における国家」に沿って、現代史部会では「ファシズムと民衆動員」をテーマとしたが、これはその第一報告。強権による強制と民衆の合意という二面性をもつナチ・ドイツの支配構造を論じた。
  • 井上 茂子
    日本西洋史学会 第30回大会, May 11, 1980, 日本西洋史学会
    ナチ等政権成立前に創設された「ナチス経営細胞組織」と政権成立後創設の「ドイツ労働戦線」の分析から、大衆組織のもつ二面性、つなわち、大衆を統制するために支配側のつくる大衆組織が、今度は太守側から支配側への影響力の架橋となることを論じた。

Professional Memberships

 8

Research Projects

 3

Other

 35