小田切丈

オダギリタケシ (Odagiri Takeshi)

基本情報

所属: 上智大学理工学部物質生命理工学科教授

学位: 博士（理学）(東京工業大学)

研究者番号: 80282820
J-GLOBAL ID: 200901084287226109
researchmap会員ID: 1000203971

研究分野

自然科学一般 / 半導体、光物性、原子物理 /

受賞

2006年2月

財団法人手島工業教育資金団藤野研究賞

主要な論文

110

Ion-pair dissociation of water molecule in vacuum ultraviolet photoabsorption as investigated by momentum imaging of fragment negative ions

Takeshi Odagiri, Haruka Kamata, Akiko Oda, Asahi Takamura, Hayato Imamura, Isao H. Suzuki

Chemical Physics Letters 866 141947-1-141947-7 2025年5月査読有り筆頭著者
Spin dependence in core-valence double photoionization of neon

Takeshi Odagiri, Yuma Sugawara, Tatsuo Kaneyasu, Jun-ichi Adachi, Hirokazu Tanaka, Isao H. Suzuki, Sakura Suzuki, Yasumasa Hikosaka

Physical Review A 111(2) L020801-1-L020801-5 2025年2月7日査読有り筆頭著者
Cascade and direct processes in multiple Auger decay of core-excited states of N2

T Odagiri, T Taniguchi, T Kaneyasu, H Tanaka, J Adachi, P Lablanquie, Y Hikosaka

J. Phys.: Conf. Ser. 1412 142004-142004 2020年6月11日査読有り筆頭著者

We report here a detailed experimental study on multiple Auger decay after core excitation into the π^* valence and Rydberg orbitals in N₂ by an electron-electron coincidence technique.

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MISC

コインシデンス電子エネルギー損失分光法による2電子励起メタン分子の研究

福沢宏宣, 小田切丈, 中里智治, 村田誠, 河内宣之

化学反応討論会講演要旨集 20th 78-79 2004年6月22日
(γ,2γ) studies on doubly excited states of molecular hydrogen

Takeshi Odagiri, Makoto Murata Masahiro Kato, Noriyuki Kouchi

Journal of Physics B 37(19) 3909-3917 2004年
Doubly excited states of water in the inner valence range

Masahiro Kato, Takeshi Odagiri, Kensaku Kodama, Makoto Murata, Kosei Kameta, Noriyuki Kouchi

Journal of Physics B 37(15) 3127-3148 2004年
コインシデンス電子エネルギー損失分光法で探る超励起O₂分子

福沢宏宣, 小田切丈, 高橋健, 中里智治, 河内宣之, はた野嘉彦

原子衝突研究協会研究会講演概要集 28th 76-77 2003年8月20日
21pTE-7 (γ, 2γ) 法による 2 電子励起水素分子の研究

村田誠, 小田切丈, 加藤昌弘, 兒玉健作, 河内宣之

日本物理学会講演概要集 58(2) 122-122 2003年8月15日
Doubly excited states of NH_3_ as studied by UV-Vis fluorescence spectroscopy

Masahiro KATO, Takeshi ODAGIRI, Kosei, KAMETA Noriyuki, KOUCHI Yoshihiko HATANO

Abstracts of 23rd International Conference on Photonic, Electronic and Atomic Collisions Th017 2003年
Doubly excited ethylene molecules as studied by UV-Visible fluorescence spectroscopy

Takeshi ODAGIRI, Makoto, MURATA Masahiro, KATO Kensaku, KODAMA Nobuharu, OHSAWA Kosei, KAMETA Noriyuki, KOUCHI Yoshihiko HATANO

Abstracts of 23rd International Conference on Photonic, Electronic and Atomic Collisions Mo032 2003年
Doubly excited states of ammonia in the vacuum ultraviolet range

Masahiro KATO, Takeshi ODAGIRI, Kosei, KAMETA Noriyuki, KOUCHI Yoshihiko HATANO

Journal of Physics B 36(16) 3541-3554 2003年
SUPEREXCITED STATES OF O_2 AS STUDIED BY TIME-RESOLVED COINCIDENT ELECTRON-ENERGY-LOSS SPECTROSCOPY

ODAGIRI Takeshi, FUKUZAWA Hironobu, TAKAHASHI Ken, KOUCHI Noriyuki, HATANO Yoshihiko

Atomic collision research in Japan (28) 5-7 2002年12月15日
6pWF-4 真空紫外領域におけるCH4,NH3,H_2Oの超励起状態(原子・分子,領域1)

加藤昌弘, 児玉健作, 村田誠, 小田切丈, 亀田幸成, 河内宣之, 旗野嘉彦

日本物理学会講演概要集 57(2) 103-103 2002年8月13日
27pXL-6 可視紫外分散けい光放出断面積測定によるエチレン分子超励起状態の研究(27pXL 原子・分子,領域1(原子・分子,量子エレクトロニクス,放射線物理分野))

小田切丈, 大澤信晴, 加藤昌弘, 亀田幸成, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集 57(1) 171-171 2002年3月1日
コインシデンス電子エネルギー損失分光法による2電子同時励起分子の研究

河内宣之, 小田切丈

放射線化学 (73) 32 2002年
27aZF-5 第二世代コインシデンス電子エネルギー損失分光システムの開発

小田切丈, 高橋健, 長島史佳, 河内宣之, 籏野嘉彦, 吉野益弘, Palmer Nick

日本物理学会講演概要集 56(1) 95-95 2001年3月9日
28pZF-3 真空紫外領域における二電子励起メタン分子の生成と崩壊

加藤昌弘, 亀田幸成, 小田切丈, 武田公樹, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集 56(1) 121-121 2001年3月9日
25pF-9 電子衝突による窒素分子二電子励起状態の生成と崩壊

小田切丈, 高橋健, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集 55(1) 128-128 2000年3月10日
23aA-9 高密度希ガス媒体における電子一正イオン再結合過程の研究

武田公樹, 加藤竜一, 小高貴浩, 新坂恭士, 亀田幸成, 小田切丈, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集 55(1) 89-89 2000年3月10日
FORBIDDEN DOUBLY-EXCITED STATES OF N_2 DISSOCIATING INTO NEUTRAL ATOMS

ODAGIRI Takeshi, TAKAHASHI Ken, YOSHIKAWA Kazuhiro, KOUCHI Noriyuki, HATANO Yoshihiko

Atomic collision research in Japan 26 10-11 2000年
SUPEREXCITED METHANE AS STUDIED BY UV-VIS TWO-DIMENSIONAL FLUORESCENCE SPECTROSCOPY

KATO Masahiro, KAMETA Kosei, TAKEDA Koki, ODAGIRI Takeshi, KOUCHI Noriyuki, HATANO Yoshihiko

Atomic collision research in Japan 26 76-77 2000年
DOUBLY EXCITED STATES OF MOLECLUAR NITROGEN AS STUDIED BY COINCIDENT ELECTRON-ENERGY-LOSS SPECTROSCOPY

ODAGIRI Takeshi, YOSHIKAWA Kazuhiro, KOUCHI Noriyuki, HATANO Yoshihiko

Atomic collision research in Japan 25 17-18 1999年11月20日
Dissociative recombination of HeH+ isotopes with an ultra-cold electron beam from a superconducting electron cooler in a storage ring (vol 31, pg L297, 1998)

T Tanabe, Katayama, I, S Ono, K Chida, T Watanabe, Y Arakaki, Y Haruyama, M Saito, T Odagiri, K Hosono, K Noda, T Honma, H Takagi

JOURNAL OF PHYSICS B-ATOMIC MOLECULAR AND OPTICAL PHYSICS 32(21) 5221-5221 1999年11月
26aB-1 許容状態励起希ガス原子Ne(^1P_1), Ar(^1P_1)の衝突脱励起断面積

福澤宏宣, 清都尚治, 小田切丈, 亀田幸成, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集 54(2) 118-118 1999年9月3日
30p-ZC-8 コインシデンス電子エネルギー損失分光法による窒素分子超励起状態の研究

小田切丈, 吉川和宏, 高野暁雄, 河内宣之, 旗野嘉彦

日本物理学会講演概要集 54(1) 758-758 1999年3月15日
25a-J-11 高密度気体アルゴン媒体中の電子-正イオン再結合過程の研究 : 分子添加効果

武田公樹, 小高貴浩, 林田正史, 新坂恭士, 亀田幸成, 小田切丈, 河内宣之, 旗野嘉彦

日本物理学会講演概要集 53(2) 861-861 1998年9月5日
31a-L-9 電子エネルギー損失分光法による窒素分子高励起状態の研究

小田切丈, 牧野要子, 吉川和宏, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集 53(1) 763-763 1998年3月10日
7p-YP-9 水素, 重水素分子二電子励起状態ダイナミクスの同位体効果 : コインシデンス電子エネルギー損失分光法による研究

植村典弘, 小田切丈, 平野禎典, 牧野要子, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集 52(2) 877-877 1997年9月16日
7a-YP-10 超伝導電子クーラーを用いたHeH^+の解離性再結合の高分解能測定

春山洋一, 斉藤学, 田辺徹美, 片山一郎, 小野新平, 千田勝久, 渡辺環, 新垣良次, 小田切丈, 野田耕司, 本間寿広, 細野和彦, 高木秀一

日本物理学会講演概要集 52(2) 874-874 1997年9月16日
29a-YK-10 Deexcitation cross sections of Ne(^3P_1)and Ne(^3P_2)by Ar, Kr, and Xe

Khadka Deba Bahadur, 福地雄士, 北島昌史, 日高浩二, 小田切丈, 亀田幸成, 鵜飼正敏, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集 52(1) 791-791 1997年3月17日
コインシデンス電子エネルギー損失分光法による水素, 重水素分子二電子励起状態の研究 : 解離ダイナミクスの同位体効果

植村典弘, 小田切丈, 平野禎典, 牧野要子, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1996(4) 56-56 1996年9月13日
クーラーリングTARN IIにおける最近の原子衝突実験

田辺徹美, 片山一郎, 亀ヶ谷浩司, 小野新平, 千田勝久, 渡辺環, 新垣良次, 春山洋一, 斎藤学, 本間寿広, 細野和彦, 小田切丈, 野田耕司, Currell F.J., 大谷俊介

日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1996(4) 55-55 1996年9月13日
29a-YA-6 低エネルギー・コインシデンス電子エネルギー損失法によるH_2高励起状態の研究

小山健二, 小田切丈, 植村典弘, 鵜飼正敏, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1995(4) 45-45 1995年9月12日
ELECTRON-ENERGY-LOSS STUDY OF SUPEREXCITED HYDROGEN MOLECULES WITH THE COINCIDENCE DETECTION OF THE NEUTRAL DISSOCIATION

T ODAGIRI, N UEMURA, K KOYAMA, M UKAI, N KOUCHI, Y HATANO

JOURNAL OF PHYSICS B-ATOMIC MOLECULAR AND OPTICAL PHYSICS 28(14) L465-L470 1995年7月
30p-YR-6 二電子励起状態を経由する水素分子の電子衝突解離過程の研究

小田切丈, 植村典弘, 小山健二, 鵜飼正敏, 河内宣之, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集. 年会 50(4) 51-51 1995年3月16日
2p-L-4 エネルギー準位が指定されたH_2超励起状態を経由する電子衝突解離過程

植村典弘, 小田切丈, 小山健二, 河内宣之, 鵜飼正敏, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1994(4) 25-25 1994年8月16日
15a-DB-3 電子-光子同時計数法によるH_2分子超励起状態の研究

小田切丈, 植村典弘, 河内宣之, 鵜飼正敏, 籏野嘉彦

日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1993(4) 68-68 1993年9月20日
29a-L-5 電子-光子同時計数法によるH_2分子超励起状態の研究(原子・分子)

小田切丈, 斎藤克也, 植村典弘, 河内宣之, 旗野嘉彦

日本物理学会講演概要集. 年会 48(4) 24-24 1993年3月16日
25p-ZK-4 H_2、D_2分子超励起状態の電子エネルギー損失分光法による研究

小田切丈, 斎藤克也, 佐々木謙一郎, 盛島泰正, 河内宣之, 鵜飼正敏, 亀田幸成, 籏野嘉彦

秋の分科会講演予稿集 1992(4) 24-24 1992年9月14日
25p-ZK-5 電子エネルギー損失分光法によるCO_2分子超励起状態の研究

斎藤克也, 小田切丈, 佐々木謙一郎, 河内宣之, 鵜飼正敏, 亀田幸成, 籏野嘉彦

秋の分科会講演予稿集 1992(4) 25-25 1992年9月14日

書籍等出版物

Charged Particle and Photon Interactions with Matter: Recent Advances, Applications, and Interfaces

小田切丈 (担当:共著, 範囲:Chap.2)

CRC Press 2011年1月7日 (ISBN: 9781439811771)
放射線化学のすすめ－電子、イオン、光のビームがくらしを変える、産業をつくる－

小田切丈 (担当:共著, 範囲:227-229)

学会出版センター 2006年2月28日 (ISBN: 4762230502)

放射線化学に関する基礎的知識から最新の話題までを含めた教科書
プロフェッショナル英和辞典 SPED TERRA（物質・工学編）

小田切丈 (担当:共著)

小学館 2004年7月20日 (ISBN: 409506711X)

専門的用語解説、用例がついた理工系専門用語の英和辞典

講演・口頭発表等

真空紫外光吸収に伴う水分子からの負イオン生成

織田瑛子, 鎌田遥, 高村朝陽, 今村隼, 鈴木功, 小田切丈

2024年度量子ビームサイエンスフェスタ 2025年3月13日
一光子吸収による原子分子の多電子励起ダイナミックス ‐ Neの軟X線二重光電離過程とH2Oの真空紫外非対称性解離過程

小田切丈

第2回原子分子科学交流会 2025年2月5日招待有り
Spin dependence in core-valence double photoionization of neon

Takeshi Odagiri

29th International workshop on theory for attosecond quantum dynamics 2025年2月4日招待有り
真空紫外光吸収に伴う水分子のイオン対解離ダイナミクス

織田瑛子, 高村朝陽, 鎌田遥, 今村隼, 鈴木功, 小田切丈

日本物理学会第79回年次大会 2024年9月18日
多電子同時計測法を用いたO２分子の共鳴２重Auger過程の研究

飯田健太, 彦坂泰正, Pascal LABLANQUIE, 金安達夫, 足立純一, 田中宏和, 鈴木功, 石川幹夫, 小田切丈

原子衝突学会第49回年会 2024年8月7日

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所属学協会

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共同研究・競争的資金等の研究課題

電子同時計測による固体の光多重イオン化メカニズムの解明

日本学術振興会科学研究費助成事業 2024年4月 - 2027年3月

彦坂泰正, 大橋隼人, 小田切丈
電子状態を規定した多価分子イオンの分光・解離ダイナミックス

日本学術振興会科学研究費助成事業 2024年4月 - 2027年3月

小田切丈, 彦坂泰正
多価分子イオンの探索・分光のための多電子－イオン同時計数法の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業 2021年4月 - 2024年3月

小田切丈
回転状態制御による水素分子２電子励起状態の動力学的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業 2013年4月 - 2016年3月

小田切丈
複素ポテンシャル上の崩壊ダイナミックスにおける半古典モデルの検証

日本学術振興会科学研究費助成事業 2010年 - 2012年

小田切丈

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社会貢献活動

放射光共同利用実験審査委員会委員

その他

高エネルギー加速器研究機構放射光科学研究施設の共同利用実験課題審査における審査の総括，および，施設運営に関する審議を行う 2021年4月1日 - 2024年3月31日
原子衝突学会運営委員

運営参加・支援

原子衝突学会 2021年4月1日 - 2023年3月31日
JSR2022プログラム委員

運営参加・支援

第34回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム組織委員会第34回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム（JSR2022） 2021年7月6日 - 2022年1月9日
放射光共同利用実験審査委員会委員

その他

高エネルギー加速器研究機構放射光科学研究施設の共同利用実験課題審査における審査の総括，および，施設運営に関する審議を行う 2019年4月1日 - 2021年3月31日
JSR2021プログラム委員

運営参加・支援

第33回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム組織委員会第33回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム（JSR2021） 2020年7月3日 - 2021年1月10日

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受賞

主要な論文

MISC

書籍等出版物

講演・口頭発表等

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

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