研究者業績
基本情報
- 所属
- 上智大学 法学部地球環境法学科 教授
- 学位
- 法学士(東京大学)修士(法学)(東京大学)
- J-GLOBAL ID
- 200901046210532038
- researchmap会員ID
- 6000003374
環境法の理論的体系化を目指している。現在は、予防原則の法的根拠付けとその射程範囲について考察を進めている。今後は、環境法の基本理念たるべき(と考えている)「持続可能な発展」と「生物多様性(ないし自然保護)」の法的含意及び根拠付けについて研究していきたい。また、科学的知見の変化・進歩に伴い新たに規制ないし過去の負の遺産についての費用負担要求が必要になった場合における、その法的正当化・限界についても考えてみたい。
研究分野
1論文
54-
自治研究 96(8) 129-137 2020年8月10日
MISC
29書籍等出版物
19-
有斐閣 2013年5月30日 (ISBN: 9784641136489)環境法の解釈や制度設計に当たって土台となるべき基礎的な法理論について考察したもの
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有斐閣 2008年3月31日 (ISBN: 9784641125278)
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2007年8月29日高校卒業程度の学生がスムーズに大学での専門科目としての行政法を学べるよう、行政法の基礎概念や基本的な考え方等を、事例を交えながらできる限りやさしく解説した、入門的教科書。行政行為、行政計画、行政不服審査、行政訴訟の部分を担当した。
-
2006年4月環境法の事例問題とその解説。このうち第13章の執筆を担当した。自然保護にかかる日本の法制度の概要及びその法政策論上の評価、自然保護訴訟にかかる具体的な事例に関する訴訟要件、実体法上の問題について、学生向けに解説している。
講演・口頭発表等
6共同研究・競争的資金等の研究課題
5-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2028年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2018年4月 - 2021年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2015年4月 - 2018年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2012年4月 - 2015年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2009年 - 2011年
その他
2-
2007年4月「自然保護法」、「比較環境法」(以上学部科目)、において、オリジナルの資料・レジュメを用意し、学生に配布した(一部は紙媒体ではなくプロジェクタを使用)。