研究者業績
					
	
	基本情報
- 所属
 - 上智大学 神学部神学科 教授
 
- 学位
 - 現代文学修士(プロヴァンス第一大学)文学修士(上智大学)文学博士(プロヴァンス第一大学)
 
- 研究者番号
 - 70266063
 - J-GLOBAL ID
 - 200901073368326769
 - researchmap会員ID
 - 5000064330
 
1985年より(〜現在に至る)  ジョルジュ・ベルナノス研究
                                        キリスト教霊性研究
1990年より(〜現在に至る)  日本キリスト教文学(遠藤周作等)研究
1994年より(〜現在に至る)  物語論 研究
2000年より(〜現在に至る)  キリスト教文学研究・キリスト教霊性研究
 教育活動は、上智大学の特色である選択必修「キリスト教人間学」授業及び神学部の授業で行っている。キリスト教人間学は、キリスト教思想を基盤とし、倫理学、哲学を踏まえて、現実に生きる「人間とその生き方」を総合的に追求する学問であるため、学生の思考力を培うことが必須であり、様々な形での参加型授業を試みている。また、ソフィアコミュニティ・カレッジ、その他の社会人講座・講演などで、生涯教育の分野にも携わっている。
 研究活動においては、フランス20世紀のカトリック作家(ベルナノス、ペギー、モーリアック等)の研究から始め、人間学とのかかわりにおいては、人間探求と文学という視点から研究を続けてきた。近年は、日本のキリスト教文学や物語論一般にも研究の幅を広げている。教職科目に関与するようになってからは、読書教育、読書療法等も研究の対象としている。
 また、神学部の授業と大学院の講義においてキリスト教の霊性、特にカルメル会の霊性を扱い、研究を行っている。
(研究テーマ)
カルメル会の霊性
キリスト教文学研究
経歴
6- 
	2009年4月 - 現在
 - 
	2007年4月 - 2008年3月
 - 
	1998年4月 - 2006年3月
 - 
	1994年4月 - 1997年3月
 - 
	1990年4月 - 1993年3月
 
学歴
5- 
	1988年10月 - 1995年12月
 - 
	1989年10月 - 1990年10月
 - 
	1987年4月 - 1989年3月
 - 
	1985年10月 - 1986年11月
 - 
	1977年4月 - 1981年3月
 
委員歴
5- 
	2018年4月 - 現在
 - 
	2010年9月 - 現在
 - 
	2000年4月 - 現在
 - 
	2003年4月 - 2005年2月
 - 
	2000年4月 - 2004年3月
 
受賞
1- 
	2024年1月
 
論文
54MISC
6- 
	ソフィア : 西洋文化ならびに東西文化交流の研究 45(4) 51-66 1996年
 
主要な書籍等出版物
32- 
	Ontau 2022年5月 (ISBN: 9782490105274)
 
講演・口頭発表等
31担当経験のある科目(授業)
6- 
	2020年 - 現在
 - 
	2016年 - 現在
 - 
	2010年 - 現在
 - 
	2009年4月 - 現在
 - 
	1990年 - 現在
 
所属学協会
7共同研究・競争的資金等の研究課題
6- 
	文部科学省 科学研究費助成金 2007年 - 2010年
 - 
	上智大学 2005年 - 2006年
 - 
	2004年 - 2004年
 - 
	1999年 - 2000年
 - 
	上智大学 1996年 - 1998年
 
学術貢献活動
1社会貢献活動
18その他
23- 
	2009年9月 - 2009年9月イグナチオ教会(カトリック麹町教会)の新受洗者のための講座の講師を務めた。また祈りの実践など具体的指導も行った。
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	2009年4月 - 2009年4月遠藤周作の代表作『沈黙』の再読を新たな視点から試みた講演。\n歴史小説の枠組みの中で、歴史的検証を経て、私小説とも言える重層性を浮き彫りにした。キリスト教文化受肉の問題にも言及して論じた。
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	2009年3月 - 2009年3月四旬節を準備するための黙想として、幼きイエスの聖テレーズの霊性について講演した。
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	2008年2月 - 2008年2月シンポジウムにおいて、シンポジストとして、「『人間学』としてのキリスト教教育」という題で発題を行った。
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	2007年10月 - 2007年10月上智大学において、永井隆の記念シンポジウムの企画を行い、当日は司会とプレゼンテーションを務めた。400名近くの参加者があり、本学の学生を初め、広く一般より参加者あり、平和教育の推進に貢献することができた。
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	2007年9月 - 2007年9月前年度に続き、宗教科教員の養成の問題について、ゲスト・スピーカーを5名(大学教員2名、中高の宗教科教員3名)迎え、ラウンドテーブルを企画・運営した。
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	2006年9月 - 2006年9月第30回日本カトリック教育学会において、初めてのラウンド・テーブルを発案、企画、運営した。\nテーマは、宗教科教員の養成について、で約60名の参加者より、活発な討議が行われた。
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	2006年6月 - 2006年6月カトリック東京教区が主催した、第6回 小教区を支える信徒のための研修会において、現在の青年活動についての講演を行った。
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	1999年8月 - 2000年8月ローマで開催された第15回ワールド・ユースデイに日本カトリック教会公式団体のリーダーの一人として200名の団体の準備・引率・指導にあたった。
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	2000年4月 - 2000年4月エリザベト音楽大学の記念講演にて、講師としてイエズス会の人間教育について講演した。
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	2000年4月どの授業においても、レポートの書き方について、ハンドアウトを配り、文献の扱い方、プランの建て方、書式に至るまで、きめ細かい指導を行っている。またコピー&ペーストの剽窃の問題性にも触れ、レポート作成上の規範を示し、大学で学問をする意味について学生に考えさせるように、指導している。中間レポートはコメントをつけて返却し、優秀なレポートを紹介することなどにより、より良いレポートが書けるように配慮している。
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	1998年4月カトリックセンターの公認団体である「グループエマオ」の指導を1998年度より行っている。\nグループエマオは、キリスト教を自由に学ぶための学生による自主的教育活動であり、その発案、企画、運営などに携わり、上智大学における宗教教育の発展に努めてきた。
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	1995年4月全学共通科目の文学論など比較的多人数の授業においても、グループディスカッションを導入し、授業の活性化をはかっている。課題図書を必ず読み、ミニ・レポートを持参してディスカッションに臨むことで、話し合いの質を高め、学生が主体的に授業に参加するようにと心がけている。毎回提出させるリアクション・ペーパーでの質問にも、可能な限り答えることで、双方向授業を実現するように工夫している。