1988年4月-1994年3月
慶應義塾大学理工学部化学科,岩田末廣教授の指導のもと,電子励起状態の研究とともに核の運動に関する理論的研究を実施。
1994年4月-1997年3月
分子研理論研究系分子基礎理論第二,中村宏樹教授および,カナダのWaterloo大学,F. O. Goodman教授とともに共同研究を行い,非断熱遷移に特有な現象を利用した分子スイッチの可能性について提案。
1995年9月-2002年3月
計算科学研究センター,青柳睦前助教授(現在は,九州大学 情報基盤センター教授)とともに分子の高振動励起状態の研究を実施。
1999年6月-1999年12月
米国イリノイ州アルゴンヌ国立研究所にて訪問研究員として従事し,理論化学部門Stephen K. Gray教授のもと,多原子分子への応用が可能である遷移状態波束動力学計算の開発を実施。
1994年4月-現在
素反応過程の研究を中心に電子励起状態と反応動力学の研究を実施。特に,多自由度系への新展開を目指しプログラム開発を実施。一方,スーパーコンピュータの能力を活用し,機能分子,タンパク質の機能及び生理活性分子の探索を実施。
2015年-2016年 上智大学大学院 理工学研究科 理工学専攻 化学領域主任
2012年-2013年 上智大学大学院 学務委員会委員(理工委員)
2010年-2012年 上智大学大学院 理工学研究科 理工学専攻 化学領域主任
2012年 上智大学 理工学部 推進委員
2012年- 上智大学 地球環境研究所員
(研究テーマ)
非断熱現象を利用した物質の機能発現と反応制御
分子高次系機能解明のための分子科学 -先端計測法の開拓による素過程的理解
光に応答する生体分子の非断熱動力学シミュレーション
温暖化関連ガス循環解析のアイソトポマーによる高精度化の研究(サブテーマ)理論計算によるアイソトポマー分別係数の決定
生体調整ペプチドの科学的基盤構築
アイソトポマーの計測・解析技術開発による物質循環解析
Photo-chemical reaction in condensed phase
生体分子の構造と光応答の相関に対する非断熱遷移動力学法によるアプローチ
(共同・受託研究希望テーマ)
フォトクロミック現象の理論的解明と応用