研究者業績

葛西 賢太

カサイ ケンタ  (Kasai Kenta)

基本情報

所属
上智大学 実践宗教学研究科 死生学専攻 教授
学位
文学修士(1993年3月 東京大学)
博士(文学)(1998年2月 東京大学)

連絡先
kkasaisophia.ac.jp
研究者番号
00281014
J-GLOBAL ID
200901097340246669
researchmap会員ID
6000013087

上智大学大学院実践宗教学研究科死生学専攻教授。同大学グリーフケア研究所所員。チャプレン研究会主宰。公認心理師。
大学院およびグリーフケア研究所で、傾聴者養成に関わる演習科目等を担当。とくに依存症回復と宗教の関わりの研究、そして、傾聴者養成の方法論とその国際比較に、現在取り組んでいる。


主要な論文

 49

MISC

 30

主要な書籍等出版物

 23
  • 森田, 敬史, 打本, 弘祐, 山本, 佳世子(死生学) (担当:分担執筆, 範囲:7-66頁(共著:第1章、第2章)、177-208頁(単著:第6章)、209-232頁(共著:第7章))
    勁草書房 2022年10月 (ISBN: 9784326701261)
  • 葛西賢太 (担当:分担執筆, 範囲:pp.193-209、仏教とスピリチュアルケア)
    創元社 2021年11月
  • Baffelli, Erica, Castiglioni, Andrea, Rambelli, Fabio (担当:分担執筆, 範囲:Chaplaincy and Spiritual Care, pp.13-18.)
    Bloomsbury Academic 2021年 (ISBN: 9781350043732)
  • 葛西 賢太, 岡崎直人, 菅仁美 (担当:共訳, 範囲:pp.3-36,255-607及び監訳、訳者解説執筆)
    明石書店 2020年9月20日
    アルコール依存症の当事者が支え合う自助グループとして世界に広がり、現在の患者会、家族会、遺族会などの嚆矢となったアルコホーリクス・アノニマスの歴史。二人の共同創始者の死後も運動を維持するためにはどうしたらいいか、悩み抜いた二人は、さまざまな工夫をして、二人のカリスマに依存しない体制をつくっていく。世に一代限りで終わる慈善運動は多い。AAはどのようにして世代継承を行ったのか、その問いに答える古典的大著の邦訳。 詳しい紹介 じんぶん堂 https://book.asahi.com/jinbun/article/14090894 心の家路 https://ieji.org/2020/5257
  • 葛西 賢太 (担当:共編者(共編著者))
    春秋社 2016年 (ISBN: 439320901X)
  • 葛西 賢太, 板井正斉 (担当:共編者(共編著者))
    明石書店 2013年4月5日 (ISBN: 9784750337999)
    ケアは、善行せよという規範を満たすのみならず、他人の役に立つことで自己の存在意義を確認させる機能も持つ。規範と感覚からケア実践者を支える宗教は、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)としてどう機能するか。豊富な実例からの考察。
  • 葛西 賢太, 井上ウィマラ, 加藤博己 (担当:共編者(共編著者))
    春秋社 2012年5月1日 (ISBN: 4393360591)
    古来からの叡智と、現代の知見とを融合させ、人間的成長と社会貢献への道を模索する仏教心理学。その基本用語を厳選し、融合の成果を提示。
  • 葛西 賢太 (担当:編者(編著者))
    せりか書房 2011年6月
  • 葛西 賢太
    春秋社 2010年3月1日 (ISBN: 9784393365113)
    変性意識論というのは、人間の意識の比較的小さい変化によってどんなことが起こりうるのかを考える心理学理論です。 ふだん、私たちは、自分の意識状態が目覚めている、覚醒していると考えています。しかし、運転しているときと、何か考え事をしているとき、本を読んでいるとき、いずれも何かには集中しているのですが、それぞれまったく異なる意識状態です。さまざまな意識状態の間を自覚せずして揺れ動きながら生きているのです。 意識状態を見つめる瞑想も、宗教が国境を越えて移動し混淆しあう現代社会において、改めて問い直されるべきなのでは? 古今東西の瞑想を通観する在俗者の視点をもちながら、瞑想を通して現代社会を考え、現代社会の観点から瞑想を見直す本です。
  • 葛西 賢太 (担当:共訳, 範囲:pp.29-48,289-315,380-410,411-433)
    刀水書房 2008年2月25日
    マーク・テイラーが編集した、宗教学の22概念を詳述した論集の邦訳。
  • 葛西 賢太
    世界思想社 2007年4月1日 (ISBN: 4790712605)
    本書は、米国発祥の匿名断酒自助会「アルコホーリクス・アノニマス」の研究です。 一人でやめられない酒を、仲間とならやめられると、彼らはいいます。それはなぜか。どのような背景で、「仲間とやめる」という形ができあがったのか。仲 間がそばにいることは、心理学的にどのような意味をもっているか。そして、仲間とやめるという実践のもつ宗教的意味は? アルコール依存症の医学的側面についての本はいろいろありますが、断酒自助会の背景となる思想を詳細に追った初めての本となっています。
  • 島薗進, 葛西 賢太, 藤原聖子, 福嶋信吉 (担当:共編者(共編著者))
    有斐閣 2006年7月 (ISBN: 4641058830)
  • 葛西 賢太
    春秋社 1995年5月 (ISBN: 4393291212)
    James Swan, Sacred Placesの邦訳。

講演・口頭発表等

 23

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

 8

社会貢献活動

 4

メディア報道

 1
  • 共同通信 福井新聞 こころ 2024年7月31日 新聞・雑誌
    2024年6月23日に上智大学四谷キャンパスで行われたシンポジウム「戦争を知らない子どもたち」と、同6月30日に行われた、真田山陸軍墓地見学会の二つの行事を取材した記事。共同通信から複数媒体に配信。

その他

 2