外国語学部 英語学科

北原 真冬

キタハラ マフユ  (Kitahara Mafuyu)

基本情報

所属
上智大学 外国語学部英語学科 教授
学位
文学士(京都大学)
文学修士(京都大学)
Joint Ph.D. in Linguistics and Cognitive Science(Indiana University)
Joint Ph.D. in Linguistics and Cognitive(インディアナ大学)

研究者番号
00343301
J-GLOBAL ID
200901080120047185
researchmap会員ID
5000016134

外部リンク

2000-2000 NTTコミュニケーション基礎科学研究所 日本語のアクセントおよびレキシコンの構造について研究
2001-2004 山口大学工学部 日本語のアクセントおよびレキシコンの構造について研究
2004-2016 早稲田大学法学部 日本語・英語のレキシコンの構造およびその英語学習への影響について研究
2016-現在 上智大学外国語学部英語学科および国際言語情報研究所音声学研究室 日本語と英語の音声学・音韻論について研究中


経歴

 4

委員歴

 6

論文

 41

MISC

 6

書籍等出版物

 2

講演・口頭発表等

 4
  • 木下武志, 篠原久美子, 森上あゆみ, 一川誠, 北原真冬
    日本感性工学会大会予稿集 2005年
  • 北原 真冬, 天野 成昭
    電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 2000年7月21日 一般社団法人電子情報通信学会
    日本語のアクセントは単語を区別する弁別的機能と、発話を分節して処理しやすくする頂点的(culminative)機能を持つと言われている。本発表では前者の弁別的機能に焦点をあて、単語の弁別に対してアクセントが持つ機能負担量(functional load)を、同音語の集合におけるアクセントの対立の有無と単語親密度(word familiarity)から計算する方法を提案する。単語親密度を考慮に入れたのは、ほぼ同じ単語親密度を持つ同音語対(例えば、医師-石)では、単語親密度が大きく異なる同音語対(例えば、縊死-石)に比較して、アクセントが単語の弁別に果たす役割が大きいと考えられるからである。約8万語を収録した日本語語彙特性データベース(天野・近藤, 1999)を用いて、アクセントの機能負担量を計算した結果を報告する。
  • 北原 真冬
    電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 1999年7月8日 一般社団法人電子情報通信学会
    母音の無声化はアクセントのある音節でも起こることがある。失われたアクセントを無声化部分の前後のピッチ曲線によってどのように補償しているかを検証した。4人の話者のうち2人は前後どちらの部分でも補償を行わず、ピッチ曲線からはアクセントの位置が判断できないような発話を示した。しかしアクセントが単語の中にあるかないかという情報は無声化部以後のピッチの相対的な高さによって保たれていると考えられる。つまり、アクセントの機能として、位置によって単語を弁別するよりも有無によってアクセント句のまとまりを示す方が優先度が高いと考えられる。

共同研究・競争的資金等の研究課題

 24