Faculty of Foreign Studies

幡谷 則子

ハタヤ ノリコ  (Hataya Noriko)

基本情報

所属
上智大学 外国語学部イスパニア語学科 教授
学位
国際学修士(筑波大学)
M.A. en Planeacion y Administracion(Universidad de los Andes)
地域開発計画・行政修士(ロスアンデス大学)
Ph.D.(University of London University College)
地理学博士(ロンドン大学 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)

連絡先
n-hatayasophia.ac.jp
研究者番号
00338435
J-GLOBAL ID
200901031189140020
researchmap会員ID
5000064238

1987~91年 アジア経済研究所、海外派遣員、地域研究部 「都市貧困地区-農村間労働移動現象分析」「コロンビアのコーヒー生産地帯調査」による地域開発と労働移動に関する研究。
1992~93年 同上 「政治行政分権化過程におけるバリオ(民衆居住区)の発展プロセス」(コロンビア、首都ボゴタの都市貧困地区調査)による実証研究。
1995~96年 同上「ボゴタの住民組織(JAC:junta de acción communal)の機能と不正規開発地区の住環境改善過程の分析」
1998~2007年 UCL(ユニーバーシティ・カレッジ・ロンドン)博士号取得のための調査研究 「ネオリベラル経済政策下の「コミュニティ参加」の可能性」(新しい政治経済環境でのボゴタ調査、グローバル・スタンダード化した「コミュニティ参加」概念に対する批判的な実証分析)
2004~07年 上智大学、21世紀COE、AGLOS研究プロジェクト、社会開発研究部会において、コロンビアの国内避難民問題、コロンビアの政治社会変動、民衆主導の和平構築プロセスを研究。
2006年~08年 アジア経済研究所 共同研究委員 「ラテンアメリカにおける社会運動-コロンビアにおける民衆和平運動」
2008年~09年 上智大学、在外研究「コロンビア紛争地域の民衆組織・運動調査」(グローバリゼーションが進む社会における国民統合と民衆排除、新しい抵抗の運動)に関する調査。
2009年~12年 科研基盤研究(C)「グローバル経済開発とローカル・イニシアティブ-コロンビア紛争地域の農民運動研究」
2011年~13年 JICA研究所共同研究「紛争後の国家建設過程における土地・不動産問題」において、コロンビアの事例を担当。
2014年度~2017年 学内共同研究「アジア太平洋時代のラテンアメリカ―変貌する国際関係と地域概念―」(代表)
2014年~18年 科研基盤研究(B)「コモン・グッドを追及する連帯経済―ラテンアメリカからの提言」(代表)
2016年6月~2017年3月 上智大学、在外研究「ラテンアメリカとヨーロッパの連帯経済の理論と実践(比較)」(コロンビア、フランス)

ラテンアメリカ地域研究、特に社会開発、社会運動、連帯経済の分野で研究し、「ラテンアメリカ現代史概論」や「ラ米政治特論」の講義および学部、大学院ゼミなどに還元している。フィールドは30年以上南米のコロンビアであり、近年は同国の和平構築過程にも関心をもっている。最近の研究テーマは「辺境コミュニティから見る社会史」である。

(研究テーマ)
都市貧困地区―農村間労働移動現象分析
政治行政分権化過程におけるバリオ(民衆居住区)の発展プロセス
ボゴタの住民組織(JAC:junta de acción communal)の機能と不正規開発地区の住環境改善過程の分析
ネオリベラル経済政策下での「コミュニティ参加型開発」の可能性
コロンビアの国内避難民問題と民衆主導の和平構築プロセス
ラテンアメリカにおける社会運動―コロンビアにおける民衆和平運動
コロンビア紛争地域の民衆組織・運動調査
グローバル経済開発とローカル・イニシアティブ-コロンビア紛争地域の農民運動研究
紛争後の国家建設過程における土地・不動産問題-コロンビアの事例
アジア太平洋時代のラテンアメリカ―変貌する国際関係と地域概念―
コモン・グッドを追及する連帯経済―ラテンアメリカからの提言
ラテンアメリカとヨーロッパの連帯経済の理論と実践(比較)
辺境コミュニティの排除と包摂―紛争後コロンビアにおける社会的主体の創生


論文

 15

MISC

 2

主要な書籍等出版物

 21

主要な講演・口頭発表等

 31

共同研究・競争的資金等の研究課題

 13