研究者としての経歴は、1989年に上智大学法学部に赴任して以降です。
国際取引法、金融法、交渉学が主たる研究領域です。教育という点では、平成16年度から18年度にかけて、長島・大野・常松法律事務所と日本スポーツ仲裁機構の御協力を得て実施した法科大学院等形成支援プログラム「仲裁・ADR・交渉の研究と実践」を、平成19年度及び20年度は専門職大学院等教育推進プログラム「仲裁・ADR・交渉の実践と予防法務」を担当し、模擬仲裁・調停等を行うワークショップ、交渉セミナー等を実施したり、これらのワークショップやセミナーの記録を編集したDVD教材を作成したりするプロジェクトに携わっています。また、国内外の18大学が参加するインターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションの運営委員として大学対抗の模擬交渉・仲裁大会の企画・運営を行っています。
(研究テーマ)
国際金融法制をめぐる日米欧間の法的不整合―その解明と解消を目指して