研究者リスト 小倉 博孝 小倉 博孝オグラ ヒロタカ (Ogura Hirotaka) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属上智大学 文学部フランス文学科 教授(兼任)文学研究科フランス文学専攻主任学位文学修士(大阪外国語大学)D.E.A.(Universite de Provence)文学専門研究課程(プロヴァンス大学)Docteur es Lettres(Universite de Provence)文学博士(プロヴァンス大学)研究者番号50327863J-GLOBAL ID200901009986827051researchmap会員ID1000260118(研究テーマ) ジャン・ラシーヌの悲劇の文体について 十七世紀フランスにおける劇言語の形成について ジャン・ラシーヌとポール=ロワヤル プロヴァンス文学(共同・受託研究希望テーマ) ヨーロッパにおける十六・十七世紀の文学と思想 研究キーワード 8 フェリブリージュ 文体 劇言語 ラシーヌ 悲劇性 古典主義 ポール=ロワイヤル プロヴァンス 研究分野 2 人文・社会 / 文学一般 / 人文・社会 / ヨーロッパ文学 / 経歴 13 2009年4月 - 現在 上智大学 文学部 フランス文学科 教授 2020年4月 - 2022年3月 青山学院大学 文学部 フランス文学科 非常勤講師 2017年8月 - 2017年9月 東北大学大学院文学研究科 非常勤講師 2010年4月 - 2012年3月 東京大学 非常勤講師 2009年4月 - 2009年9月 東京大学 非常勤講師 もっとみる 学歴 1 1992年10月 - 1997年9月 プロヴァンス大学 大学院(文学博士取得) フランス文学専攻 主要な委員歴 1 2021年7月 - 現在 国際フランス研究協会 評議員 もっとみる 主要な論文 55 コルネイユ『劇芸術三論』(1660年):第一論文「劇詩の有用性ならびにその構成要素について(2)[翻訳] 小倉博孝 上智大学フランス文学科仏語・仏文学論集 (57) 135-160 2023年3月 筆頭著者最終著者責任著者 フランス古典主義文学規範の成立と劇詩の有用性:シャプランの『詩学』受容を中心に 小倉博孝 リュテス (49) 3-23 2022年12月 査読有り筆頭著者最終著者責任著者 コルネイユ『劇芸術三論』(1660年):第一論文「劇詩の有用性ならびにその構成要素について」(1)[ 翻訳] 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (55・56) 155-174 2022年3月 Aspect dissimulé de l'Athalie racinienne Hirotaka Ogura Le Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 2020-2021 187-200 2021年12月 査読有り招待有り 「三界火宅の住みか」が示すもの 小倉博孝 「青葉乃会」第21回公演パンフレット 2021年4月25日 招待有り Évocation ou action : le nô et la tragédie classique française Hirotaka Ogura Fabula, la recherche en littérature En ligne 2019年6月29日 査読有り招待有り L'Amour du théâtre : réflexions sur l'épisode de l'effondrement des gradins survenu en 1349 à Kyoto Hirotaka Ogura Littératures classiques 1(98) 41-50 2019年3月 査読有り招待有り責任著者 Qu'est-ce que le théâtre : évocation poétique ou action dramatique ? Hirotaka Ogura Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 2017-2018 223-235 2018年12月 査読有り招待有り責任著者 詩的喚起と劇展開:能とフランス古典悲劇 上智大学仏語・仏文学論集 (52) 17-33 2018年3月10日 責任著者 Recherche racinienne vue par un Japonais Hirotaka Ogura Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 235-251 2017年11月 査読有り招待有り De la genèse de "La Thébaïde" racinienne ou qu'est-ce que la recherche littéraire ? Ogura Hirotaka 上智大学仏語・仏文学論集 (51) 43-64 2017年3月20日 Le nô, un théâtre dédié aux morts Hirotaka Ogura Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 165-178 2017年2月28日 査読有り招待有り ラシーヌとモリエール(2):考証とレトリック 小倉博孝 流域 (78) 37-43 2016年4月27日 査読有り招待有り 今なお悲劇的世界観を語ることはできるのか?:ラシーヌ『アタリー』(1691)をめぐって 小倉博孝 仏語・仏文学論集 (50) 101-130 2016年3月20日 ラシーヌとモリエール(1):処女悲劇の成立をめぐって 小倉博孝 流域 (77) 36-41 2015年10月27日 査読有り招待有り ラシーヌの処女悲劇『ラ・テバイッド』(1664)の成立をめぐる、ラシーヌとモリエールの関係を改めて検証する。 ラシーヌ的悲劇世界の誕生(2)— ロトルー『アンティゴーヌ』(1637)からラシーヌ『ラ・テバイッド』(1664)へ — 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (49) 1-20 2015年3月20日 ラシーヌ的悲劇世界の誕生(1)— ロトルー『アンティゴーヌ』(1637)からラシーヌ『ラ・テバイッド』(1664)へ — 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (48) 1-16 2014年3月 プロヴァンス文学、戦後の語り部たち 小倉博孝 流域 73 24-32 2013年12月9日 査読有り招待有り Le kabuki : un art dramatique né dans le peuple Hirotaka Ogura Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 231-245 2013年11月 査読有り招待有り 『アルセスト』論争とラシーヌの『イフィジェニー』 小倉博孝 仏語・仏文学論集 (47) 87-106 2013年3月10日 キノー、リュリによる音楽悲劇『アルセスト』をめぐる論争とラシーヌの悲劇『イフィジェニー』の成立過程から浮かび上がるラシーヌの劇作法の特徴とその効果について論じたもの。 アラン・ジェヌティオ「ラ・フォンテーヌ『寓話』の詩法(下)」 アラン・ジェヌティオ 著, 小倉博孝 ソフィア 60(2) 66 (180)-86 (200) 2012年12月10日 アラン・ジェヌティオが2010年11月22日上智大学において行った講演の翻訳。 アラン・ジェヌティオ「ラ・フォンテーヌ『寓話』の詩法(上)」 小倉 博孝 ソフィア 60(1) 73-90 2012年6月30日 アラン・ジェヌティオが2010年11月22日上智大学において行った講演の翻訳。 「読む」ということ 小倉 博孝 流域 (70) 7-9 2012年5月28日 Deux provençalistes japonais : Toshio Hatakenaka (1907-1998) et Fujio Suguy (1921-1991) OGURA HIROTAKA Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix année 2010-2011 193-205 2011年11月 La réception de la littérature provençale au Japon OGURA HIROTAKA Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts & belles-lettres d'Aix année 2009-2010 199-212 2010年11月 日本におけるプロヴァンス文学の受容の第一期をフランスの読者に向け書いたもの。 Séjour de Racine à Uzès, naissance de l'auteur dramatique OGURA HIROTAKA XVIIe siècle 248(3) 419-429 2010年8月31日 ラシーヌのユゼス滞在(1661-1663?)の意味を「妄想家論争」(1666-1667)の文脈から読み取り、劇作家誕生の背景を考察すると、トマス・アクィナスにのっとった演劇観、パスカル『プロヴァンシアル』との接点等が浮き彫りになってくる。 コルネイユとラシーヌにおける古代ローマ シャルル・マズエール, 小倉博孝 ソフィア 58(2) 176-188 2009年12月25日 コルネイユとラシーヌによるローマ史の受容とその作品化についてのシャルル・マズエールの論文の翻訳。 古典主義というモダン:リシュリューとフランス古典主義演劇 小倉博孝 文学における「モダン」とはなにか(2006~2008年度上智大学学内共同研究による研究成果報告書) 1-9 2009年3月30日 1635年を中心とした時期、つまりルイ十三世治世下で宰相リシュリューが活躍した時代に演劇というジャンルは大きく発展する。「モダン(モデルヌ)」という概念を用いることにより、フランス古典主義演劇の文化的、政治的特徴が明らかになってくるはずである。 悲劇の危険性ー成功主義者ラシーヌ伝説の意味 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (43) 31-47 2009年3月20日 成功主義者ラシーヌという伝説がどのようにつくられ、どのように伝えられてきたのかを悲劇作家をめぐる逸話から考察し、そのことが彼が作り上げた悲劇的劇世界とどのような関係にあるのかを探った。 ポール=ロワヤルの寵児ーラシーヌはいつ修道院に来たのか 小倉 博孝 流域 (64) 54-64 2009年2月17日 資料と最新の研究を読み解きながら、ラシーヌが何年にポール=ロワヤル修道院に来たのかを考察した。 若きラシーヌとトマス・アクィナス--「想像上の異端」論争とユゼスからの手紙 小倉博孝 Lutece (34) 51-70 2006年12月31日 フランソワ・ミシェル--ルイ十四世に謁見した蹄鉄工の話 小倉博孝 ソフィア 54(4) 523-540 2006年12月3日 イピゲネイア伝説と悲劇 小倉 博孝 英・独・仏・国文学における神話・聖書の受容と変容ー学内共同研究、研究成果報告書ー 93-102 2005年4月 詩的喚起と悲劇性(3)―古典主義悲劇における「二重化の詩法」について― 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (39) 47-62 2005年3月 詩的喚起と悲劇性(2)―ジャン・ド・ラ・タイユ作『狂乱のサユール』(1572)の場合― 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 38(38) 39-74 2004年3月 小田桐光隆教授追悼号 詩的喚起と悲劇性 : テオドール・ド・ベーズ作『犠牲を捧げるアブラアム』(1550)の場合 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 36(36) 73-92 2002年3月 教化劇から悲劇へ : 『エステル』論 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (35) 31-63 2001年3月 Notes sur la conception de l'histoire chez Racine: le cas de Britannicus et de Bérénice OGURA HIROTAKA 上智大学仏語・仏文学論集 34(34) 35-50 2000年3月 ラシーヌ悲劇の文体研究-新たなアプローチの可能性 小倉博孝 ソフィア 48(3) 90-105 1999年10月30日 『フェードル』における詩的逸脱とその意味 : ネプチューヌをめぐって 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (33) 29-53 1999年3月 Transgression du≪naturel≫:du langage tragique des pièces mythologiques deRacine--De "La Thébaïde" à "Andromaque" 小倉博孝 フランス語フランス文学研究 74(74) 3-16 1999年3月 ≪Vénus≫ est-elle un ornement poétique? -De la réalité mythique dans la Phèdre racinienne- OGURA HIROTAKA Lutèce (27) 21-44 1999年3月 ラシーヌの宗教劇とその悲劇性について 小倉博孝 関西フランス語フランス文学 4(4) 3-12 1998年3月 「燃える洪水」または英雄主義の最期―コルネイユ作『ティットとベレニス』について― 小倉博孝 Etudes francaises (31) 1-31 1998年 Nouvelle cenception du tragique ou apparition de la tragédie racinienne: Etude sur La Thébaide ou les frères ennemis OGURA HIROTAKA Lutèce (26) 44-65 1996年12月 Double aspect ou ambiguïté de l'Iphigénie racinienne OGURA HIROTAKA Lutèce (25) 35-58 1995年12月 Des deux préfaces de Bajazet et du personnage de Roxane: Etude sur Bajazet OGURA HIROTAKA Lutèce (24) 19-31 1994年12月 De la prophétie de Joad: Etude sur "Athalie" OGURA HIROTAKA Lutèce (23) 38-72 1993年11月 Le≪On≫racinien: Etude stylistique sur deux pièces romaines de Racine OGURA HIROTAKA Lutèce (20) 25-42 1990年6月 アンドロマックのレシーラシーヌ劇における舞台の観念化について- 小倉 博孝 Studium (17) 41-58 1990年 もっとみる MISC 1 ラ・フォンテーヌ『寓話』の詩法(下) ジェヌティオ アラン, 小倉 博孝 ソフィア 60(2) 180-200 2011年 主要な書籍等出版物 8 もう一歩先へのフランス語文法 小倉, 博孝, 猪口, 好彦, 畠山, 香奈 白水社 2022年2月 (ISBN: 9784560061442) 演劇とスキャンダル : 東洋・西洋、初期近代から現代まで フランソワ・ルセルクル, 小倉博孝 (担当:共編者(共編著者)) 2021年3月 (ISBN: 9784324109687) Anecdotes dramatiques - De la Renaissance aux Lumieres - 小倉 博孝 (担当:共著, 範囲:p. 291-300) Presses de l'universite Paris-Sorbonne 2012年4月 (ISBN: 9782840508090) 『コルネイユの劇世界』 小倉 博孝 (担当:編者(編著者)) Sophia University Press上智大学出版 , ぎょうせい (発売) 2010年5月27日 (ISBN: 9784324081884) ピエール・コルネイユの劇世界の魅力を内外の研究者が多面的に分析したもの。2006年に東京で開催された国際学会での発表が骨格になり、さらに論文、対談、年表、参考文献表などをつけ加えることによって内容の充実を図った。 『神話的世界と文学』 「イーピゲネイア神話と悲劇イーピゲネイア神話と悲劇」 小泉進, 小倉博孝 (担当:共編者(共編著者)) 上智大学出版 , ぎょうせい (発売) 2006年12月 (ISBN: 4324080607) 『ラシーヌ劇の神話力』「ラシーヌの詩法形成における『アレクサンドル大王』の位置」 小倉 博孝 (担当:共著, 範囲:52-80) Sophia University Press上智大学 ; 信山社 (発売) 2001年1月 (ISBN: 4797260084) 『フランスわが愛 : フランス学への一つの試み』「南仏ユゼスのジャン・ラシーヌ」 小倉 博孝 (担当:共著, 範囲:31-50) 青山社 2000年5月 (ISBN: 4881791265) La rhétorique du ≪naturel≫ : Limites et Transgressions -Etude sur le langage dramatique des pièces mythologiques et bibliques de Racine-(Thèse à la carte) 小倉 博孝 Presses universitaires du Septentrion 1998年9月 (ISBN: 2284005950) もっとみる 講演・口頭発表等 22 François Michel, maréchal-ferrant de Salon-de-Provence, reçu par Louis XIV Académie d'Aix 2024年3月12日 招待有り Revisiter Jean Racine à Uzès 2023年3月7日 招待有り Aspect dissimulé de l’Athalie racinienne Hirotaka Ogura Académie d'Aix 2021年3月9日 招待有り Enigme d'"Athalie" Hirotaka Ogura Théâtre et scandale (Sophia-symposium international) 2019年10月19日 Université Sophia (Département de littérature française) Le théâtre nô et la tragédie française Hirotaka Ogura Académie de Paris 2019年3月11日 Académie de Paris 招待有り もっとみる 所属学協会 6 2021年7月 - 現在 Association Internationale des Études Françaises 2021年2月 - 現在 Centre international Jean Racine ソルボンヌ大学文学研究所(Labex OBVIL - Sorbonne Université)外国人研究員 エックス科学・農学・芸術・文芸アカデミー 日本フランス語フランス文学会 もっとみる 共同研究・競争的資金等の研究課題 2 『詩学』アヴェロエス注釈ヘルマヌス訳とフランス古典主義文学規範の成立 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2027年3月 小倉 博孝 ソフィア国際シンポジウム「演劇とスキャンダル」 上智大学 ソフィア国際シンポジウム 2019年11月 - 2019年11月 その他 5 (教育実績)外国における講演 2007年12月 フランス、エクス・サン・プロヴァンス・アカデミーにおける自分の講演に、交換留学生として現地にいた学生を招き、フランスの地方アカデミーの活動に実際に参加させ、そこでの講演、質疑応答がどのように展開されるのかを現実に体験してもらった。 (教育実績)課外研究会の活動 2002年4月 大学院の授業「古典主義文学研究」を補う形で、とくに夏期休暇中、関連文献の読書会(ルソーに関する論文等)や他の研究者をまじえた研究会(ノデ、ラ・フォンテーヌ等について)をおこなってきた。この読書会、研究会は授業という枠組みにとらわれない、参加者の専門を考慮した自由な形式でおこなわれ、院生それぞれの個別研究を刺戟し、他の参加者との意見交換等を通じて、研究発展に貢献するものとなった。 (教育実績)補助教材の開発 2001年10月 Reflets-2に関して日本人の学習者向けの補助教材を作成し、Refletsの発売元アシェット・ジャポン社から刊行した。 (教育実績)学生の発表による授業の活性化および口頭発表の仕方の指導 2000年4月 「フランス文学史」の授業において、定められたテーマにしたがってグループ発表をすることを課し、資料収集からハンドアウトの作成、口頭発表までのプロセスを自分たちで考え、説得的な発表の仕方を身につけるように指導している。また、主体的に調べ、調べたことを伝えるなかで、知的好奇心を養っていくこともこの口頭発表指導の大事な要素のひとつである。 (教育実績)授業の工夫 1998年4月 学部一年生を対象とした「専門基礎フランス語A」の授業では、各学期2回(中間、期末)の大きな試験に加え、頻繁な小テストを課し、フランス語の基礎が徹底的に身につけられるよう工夫している。小テストは、必ず添削したのち学生に返すようにしている。
小倉 博孝オグラ ヒロタカ (Ogura Hirotaka) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属上智大学 文学部フランス文学科 教授(兼任)文学研究科フランス文学専攻主任学位文学修士(大阪外国語大学)D.E.A.(Universite de Provence)文学専門研究課程(プロヴァンス大学)Docteur es Lettres(Universite de Provence)文学博士(プロヴァンス大学)研究者番号50327863J-GLOBAL ID200901009986827051researchmap会員ID1000260118(研究テーマ) ジャン・ラシーヌの悲劇の文体について 十七世紀フランスにおける劇言語の形成について ジャン・ラシーヌとポール=ロワヤル プロヴァンス文学(共同・受託研究希望テーマ) ヨーロッパにおける十六・十七世紀の文学と思想 研究キーワード 8 フェリブリージュ 文体 劇言語 ラシーヌ 悲劇性 古典主義 ポール=ロワイヤル プロヴァンス 研究分野 2 人文・社会 / 文学一般 / 人文・社会 / ヨーロッパ文学 / 経歴 13 2009年4月 - 現在 上智大学 文学部 フランス文学科 教授 2020年4月 - 2022年3月 青山学院大学 文学部 フランス文学科 非常勤講師 2017年8月 - 2017年9月 東北大学大学院文学研究科 非常勤講師 2010年4月 - 2012年3月 東京大学 非常勤講師 2009年4月 - 2009年9月 東京大学 非常勤講師 もっとみる 学歴 1 1992年10月 - 1997年9月 プロヴァンス大学 大学院(文学博士取得) フランス文学専攻 主要な委員歴 1 2021年7月 - 現在 国際フランス研究協会 評議員 もっとみる 主要な論文 55 コルネイユ『劇芸術三論』(1660年):第一論文「劇詩の有用性ならびにその構成要素について(2)[翻訳] 小倉博孝 上智大学フランス文学科仏語・仏文学論集 (57) 135-160 2023年3月 筆頭著者最終著者責任著者 フランス古典主義文学規範の成立と劇詩の有用性:シャプランの『詩学』受容を中心に 小倉博孝 リュテス (49) 3-23 2022年12月 査読有り筆頭著者最終著者責任著者 コルネイユ『劇芸術三論』(1660年):第一論文「劇詩の有用性ならびにその構成要素について」(1)[ 翻訳] 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (55・56) 155-174 2022年3月 Aspect dissimulé de l'Athalie racinienne Hirotaka Ogura Le Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 2020-2021 187-200 2021年12月 査読有り招待有り 「三界火宅の住みか」が示すもの 小倉博孝 「青葉乃会」第21回公演パンフレット 2021年4月25日 招待有り Évocation ou action : le nô et la tragédie classique française Hirotaka Ogura Fabula, la recherche en littérature En ligne 2019年6月29日 査読有り招待有り L'Amour du théâtre : réflexions sur l'épisode de l'effondrement des gradins survenu en 1349 à Kyoto Hirotaka Ogura Littératures classiques 1(98) 41-50 2019年3月 査読有り招待有り責任著者 Qu'est-ce que le théâtre : évocation poétique ou action dramatique ? Hirotaka Ogura Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 2017-2018 223-235 2018年12月 査読有り招待有り責任著者 詩的喚起と劇展開:能とフランス古典悲劇 上智大学仏語・仏文学論集 (52) 17-33 2018年3月10日 責任著者 Recherche racinienne vue par un Japonais Hirotaka Ogura Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 235-251 2017年11月 査読有り招待有り De la genèse de "La Thébaïde" racinienne ou qu'est-ce que la recherche littéraire ? Ogura Hirotaka 上智大学仏語・仏文学論集 (51) 43-64 2017年3月20日 Le nô, un théâtre dédié aux morts Hirotaka Ogura Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 165-178 2017年2月28日 査読有り招待有り ラシーヌとモリエール(2):考証とレトリック 小倉博孝 流域 (78) 37-43 2016年4月27日 査読有り招待有り 今なお悲劇的世界観を語ることはできるのか?:ラシーヌ『アタリー』(1691)をめぐって 小倉博孝 仏語・仏文学論集 (50) 101-130 2016年3月20日 ラシーヌとモリエール(1):処女悲劇の成立をめぐって 小倉博孝 流域 (77) 36-41 2015年10月27日 査読有り招待有り ラシーヌの処女悲劇『ラ・テバイッド』(1664)の成立をめぐる、ラシーヌとモリエールの関係を改めて検証する。 ラシーヌ的悲劇世界の誕生(2)— ロトルー『アンティゴーヌ』(1637)からラシーヌ『ラ・テバイッド』(1664)へ — 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (49) 1-20 2015年3月20日 ラシーヌ的悲劇世界の誕生(1)— ロトルー『アンティゴーヌ』(1637)からラシーヌ『ラ・テバイッド』(1664)へ — 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (48) 1-16 2014年3月 プロヴァンス文学、戦後の語り部たち 小倉博孝 流域 73 24-32 2013年12月9日 査読有り招待有り Le kabuki : un art dramatique né dans le peuple Hirotaka Ogura Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix 231-245 2013年11月 査読有り招待有り 『アルセスト』論争とラシーヌの『イフィジェニー』 小倉博孝 仏語・仏文学論集 (47) 87-106 2013年3月10日 キノー、リュリによる音楽悲劇『アルセスト』をめぐる論争とラシーヌの悲劇『イフィジェニー』の成立過程から浮かび上がるラシーヌの劇作法の特徴とその効果について論じたもの。 アラン・ジェヌティオ「ラ・フォンテーヌ『寓話』の詩法(下)」 アラン・ジェヌティオ 著, 小倉博孝 ソフィア 60(2) 66 (180)-86 (200) 2012年12月10日 アラン・ジェヌティオが2010年11月22日上智大学において行った講演の翻訳。 アラン・ジェヌティオ「ラ・フォンテーヌ『寓話』の詩法(上)」 小倉 博孝 ソフィア 60(1) 73-90 2012年6月30日 アラン・ジェヌティオが2010年11月22日上智大学において行った講演の翻訳。 「読む」ということ 小倉 博孝 流域 (70) 7-9 2012年5月28日 Deux provençalistes japonais : Toshio Hatakenaka (1907-1998) et Fujio Suguy (1921-1991) OGURA HIROTAKA Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts et belles-lettres d'Aix année 2010-2011 193-205 2011年11月 La réception de la littérature provençale au Japon OGURA HIROTAKA Bulletin de l'Académie des sciences, agriculture, arts & belles-lettres d'Aix année 2009-2010 199-212 2010年11月 日本におけるプロヴァンス文学の受容の第一期をフランスの読者に向け書いたもの。 Séjour de Racine à Uzès, naissance de l'auteur dramatique OGURA HIROTAKA XVIIe siècle 248(3) 419-429 2010年8月31日 ラシーヌのユゼス滞在(1661-1663?)の意味を「妄想家論争」(1666-1667)の文脈から読み取り、劇作家誕生の背景を考察すると、トマス・アクィナスにのっとった演劇観、パスカル『プロヴァンシアル』との接点等が浮き彫りになってくる。 コルネイユとラシーヌにおける古代ローマ シャルル・マズエール, 小倉博孝 ソフィア 58(2) 176-188 2009年12月25日 コルネイユとラシーヌによるローマ史の受容とその作品化についてのシャルル・マズエールの論文の翻訳。 古典主義というモダン:リシュリューとフランス古典主義演劇 小倉博孝 文学における「モダン」とはなにか(2006~2008年度上智大学学内共同研究による研究成果報告書) 1-9 2009年3月30日 1635年を中心とした時期、つまりルイ十三世治世下で宰相リシュリューが活躍した時代に演劇というジャンルは大きく発展する。「モダン(モデルヌ)」という概念を用いることにより、フランス古典主義演劇の文化的、政治的特徴が明らかになってくるはずである。 悲劇の危険性ー成功主義者ラシーヌ伝説の意味 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (43) 31-47 2009年3月20日 成功主義者ラシーヌという伝説がどのようにつくられ、どのように伝えられてきたのかを悲劇作家をめぐる逸話から考察し、そのことが彼が作り上げた悲劇的劇世界とどのような関係にあるのかを探った。 ポール=ロワヤルの寵児ーラシーヌはいつ修道院に来たのか 小倉 博孝 流域 (64) 54-64 2009年2月17日 資料と最新の研究を読み解きながら、ラシーヌが何年にポール=ロワヤル修道院に来たのかを考察した。 若きラシーヌとトマス・アクィナス--「想像上の異端」論争とユゼスからの手紙 小倉博孝 Lutece (34) 51-70 2006年12月31日 フランソワ・ミシェル--ルイ十四世に謁見した蹄鉄工の話 小倉博孝 ソフィア 54(4) 523-540 2006年12月3日 イピゲネイア伝説と悲劇 小倉 博孝 英・独・仏・国文学における神話・聖書の受容と変容ー学内共同研究、研究成果報告書ー 93-102 2005年4月 詩的喚起と悲劇性(3)―古典主義悲劇における「二重化の詩法」について― 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (39) 47-62 2005年3月 詩的喚起と悲劇性(2)―ジャン・ド・ラ・タイユ作『狂乱のサユール』(1572)の場合― 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 38(38) 39-74 2004年3月 小田桐光隆教授追悼号 詩的喚起と悲劇性 : テオドール・ド・ベーズ作『犠牲を捧げるアブラアム』(1550)の場合 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 36(36) 73-92 2002年3月 教化劇から悲劇へ : 『エステル』論 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (35) 31-63 2001年3月 Notes sur la conception de l'histoire chez Racine: le cas de Britannicus et de Bérénice OGURA HIROTAKA 上智大学仏語・仏文学論集 34(34) 35-50 2000年3月 ラシーヌ悲劇の文体研究-新たなアプローチの可能性 小倉博孝 ソフィア 48(3) 90-105 1999年10月30日 『フェードル』における詩的逸脱とその意味 : ネプチューヌをめぐって 小倉博孝 上智大学仏語・仏文学論集 (33) 29-53 1999年3月 Transgression du≪naturel≫:du langage tragique des pièces mythologiques deRacine--De "La Thébaïde" à "Andromaque" 小倉博孝 フランス語フランス文学研究 74(74) 3-16 1999年3月 ≪Vénus≫ est-elle un ornement poétique? -De la réalité mythique dans la Phèdre racinienne- OGURA HIROTAKA Lutèce (27) 21-44 1999年3月 ラシーヌの宗教劇とその悲劇性について 小倉博孝 関西フランス語フランス文学 4(4) 3-12 1998年3月 「燃える洪水」または英雄主義の最期―コルネイユ作『ティットとベレニス』について― 小倉博孝 Etudes francaises (31) 1-31 1998年 Nouvelle cenception du tragique ou apparition de la tragédie racinienne: Etude sur La Thébaide ou les frères ennemis OGURA HIROTAKA Lutèce (26) 44-65 1996年12月 Double aspect ou ambiguïté de l'Iphigénie racinienne OGURA HIROTAKA Lutèce (25) 35-58 1995年12月 Des deux préfaces de Bajazet et du personnage de Roxane: Etude sur Bajazet OGURA HIROTAKA Lutèce (24) 19-31 1994年12月 De la prophétie de Joad: Etude sur "Athalie" OGURA HIROTAKA Lutèce (23) 38-72 1993年11月 Le≪On≫racinien: Etude stylistique sur deux pièces romaines de Racine OGURA HIROTAKA Lutèce (20) 25-42 1990年6月 アンドロマックのレシーラシーヌ劇における舞台の観念化について- 小倉 博孝 Studium (17) 41-58 1990年 もっとみる MISC 1 ラ・フォンテーヌ『寓話』の詩法(下) ジェヌティオ アラン, 小倉 博孝 ソフィア 60(2) 180-200 2011年 主要な書籍等出版物 8 もう一歩先へのフランス語文法 小倉, 博孝, 猪口, 好彦, 畠山, 香奈 白水社 2022年2月 (ISBN: 9784560061442) 演劇とスキャンダル : 東洋・西洋、初期近代から現代まで フランソワ・ルセルクル, 小倉博孝 (担当:共編者(共編著者)) 2021年3月 (ISBN: 9784324109687) Anecdotes dramatiques - De la Renaissance aux Lumieres - 小倉 博孝 (担当:共著, 範囲:p. 291-300) Presses de l'universite Paris-Sorbonne 2012年4月 (ISBN: 9782840508090) 『コルネイユの劇世界』 小倉 博孝 (担当:編者(編著者)) Sophia University Press上智大学出版 , ぎょうせい (発売) 2010年5月27日 (ISBN: 9784324081884) ピエール・コルネイユの劇世界の魅力を内外の研究者が多面的に分析したもの。2006年に東京で開催された国際学会での発表が骨格になり、さらに論文、対談、年表、参考文献表などをつけ加えることによって内容の充実を図った。 『神話的世界と文学』 「イーピゲネイア神話と悲劇イーピゲネイア神話と悲劇」 小泉進, 小倉博孝 (担当:共編者(共編著者)) 上智大学出版 , ぎょうせい (発売) 2006年12月 (ISBN: 4324080607) 『ラシーヌ劇の神話力』「ラシーヌの詩法形成における『アレクサンドル大王』の位置」 小倉 博孝 (担当:共著, 範囲:52-80) Sophia University Press上智大学 ; 信山社 (発売) 2001年1月 (ISBN: 4797260084) 『フランスわが愛 : フランス学への一つの試み』「南仏ユゼスのジャン・ラシーヌ」 小倉 博孝 (担当:共著, 範囲:31-50) 青山社 2000年5月 (ISBN: 4881791265) La rhétorique du ≪naturel≫ : Limites et Transgressions -Etude sur le langage dramatique des pièces mythologiques et bibliques de Racine-(Thèse à la carte) 小倉 博孝 Presses universitaires du Septentrion 1998年9月 (ISBN: 2284005950) もっとみる 講演・口頭発表等 22 François Michel, maréchal-ferrant de Salon-de-Provence, reçu par Louis XIV Académie d'Aix 2024年3月12日 招待有り Revisiter Jean Racine à Uzès 2023年3月7日 招待有り Aspect dissimulé de l’Athalie racinienne Hirotaka Ogura Académie d'Aix 2021年3月9日 招待有り Enigme d'"Athalie" Hirotaka Ogura Théâtre et scandale (Sophia-symposium international) 2019年10月19日 Université Sophia (Département de littérature française) Le théâtre nô et la tragédie française Hirotaka Ogura Académie de Paris 2019年3月11日 Académie de Paris 招待有り もっとみる 所属学協会 6 2021年7月 - 現在 Association Internationale des Études Françaises 2021年2月 - 現在 Centre international Jean Racine ソルボンヌ大学文学研究所(Labex OBVIL - Sorbonne Université)外国人研究員 エックス科学・農学・芸術・文芸アカデミー 日本フランス語フランス文学会 もっとみる 共同研究・競争的資金等の研究課題 2 『詩学』アヴェロエス注釈ヘルマヌス訳とフランス古典主義文学規範の成立 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2027年3月 小倉 博孝 ソフィア国際シンポジウム「演劇とスキャンダル」 上智大学 ソフィア国際シンポジウム 2019年11月 - 2019年11月 その他 5 (教育実績)外国における講演 2007年12月 フランス、エクス・サン・プロヴァンス・アカデミーにおける自分の講演に、交換留学生として現地にいた学生を招き、フランスの地方アカデミーの活動に実際に参加させ、そこでの講演、質疑応答がどのように展開されるのかを現実に体験してもらった。 (教育実績)課外研究会の活動 2002年4月 大学院の授業「古典主義文学研究」を補う形で、とくに夏期休暇中、関連文献の読書会(ルソーに関する論文等)や他の研究者をまじえた研究会(ノデ、ラ・フォンテーヌ等について)をおこなってきた。この読書会、研究会は授業という枠組みにとらわれない、参加者の専門を考慮した自由な形式でおこなわれ、院生それぞれの個別研究を刺戟し、他の参加者との意見交換等を通じて、研究発展に貢献するものとなった。 (教育実績)補助教材の開発 2001年10月 Reflets-2に関して日本人の学習者向けの補助教材を作成し、Refletsの発売元アシェット・ジャポン社から刊行した。 (教育実績)学生の発表による授業の活性化および口頭発表の仕方の指導 2000年4月 「フランス文学史」の授業において、定められたテーマにしたがってグループ発表をすることを課し、資料収集からハンドアウトの作成、口頭発表までのプロセスを自分たちで考え、説得的な発表の仕方を身につけるように指導している。また、主体的に調べ、調べたことを伝えるなかで、知的好奇心を養っていくこともこの口頭発表指導の大事な要素のひとつである。 (教育実績)授業の工夫 1998年4月 学部一年生を対象とした「専門基礎フランス語A」の授業では、各学期2回(中間、期末)の大きな試験に加え、頻繁な小テストを課し、フランス語の基礎が徹底的に身につけられるよう工夫している。小テストは、必ず添削したのち学生に返すようにしている。