Curriculum Vitaes
Profile Information
- Affiliation
- Professor (Doktor in Philisophy), Faculty of Humanities, Department of Philosophy, Sophia University
- Degree
- 哲学修士(上智大学)神学修士(上智大学)Doktor Philosophie(Hochschule fur Philosophie Munchen)哲学博士(ミュンヘン哲学大学)
- Contact information
- y-nagama
sophia.ac.jp - Researcher number
- 90296880
- J-GLOBAL ID
- 200901067259953630
- researchmap Member ID
- 1000228224
(Subject of research)
The Foundation of Human Dignity
The formation-development of the later Heidegger
the german mysticism and the philosophy of religion in germany
Transcendence and Selfawareness
Research Interests
11Research Areas
3Research History
1-
May, 2002 - Jul, 2002
Education
1-
Oct, 1990 - Jul, 1996
Papers
44-
STUDIES IN MEDIEVAL THOUGHT, (66) 51-64, Sep, 2024 Peer-reviewedLead authorLast author
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Philosophical Studies Department of Philosophy, (50) 1-46, Mar 1, 2024 Corresponding author
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209-250, Dec 24, 2023 InvitedCorresponding author
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Catholic Studies, (92) 67-105, Aug 1, 2023 Peer-reviewedInvitedCorresponding author
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上智大学 哲学科紀要, (47) 1-60, Mar 6, 2021アドルノの遺稿として厖大なベートーヴェン研究からの〈音楽の哲学〉を、アドルノの中期から後期の哲学的土壌と芸術哲学的省察を敷衍して、改めてベートーヴェンの音楽の本質を開明し直そうとする論稿。全5章の前篇(第3章前半まで)。
Misc.
1Books and Other Publications
14-
春秋社, Feb 28, 2020今日、改めて人間の生の境涯において重要な意味をもつ結婚を問い直す上で、 大学やカトリック教会で結婚するカップルたちの講座を長年担当してきた著者 の経験と省察からの一書。
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教友社, Nov 11, 2019智恵の真義を探求する思索者(ニコラウス・クザーヌスやトマス・アクイナス)を中心に、広くキリスト教的であると共に普遍的な智恵の伝統を問題化する。
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ぷねうま舎, Feb 23, 2018 (ISBN: 9784906791781)〈宗教的霊性〉の刷新的適応の在り方と密接に関連しての、〈生命 / いのちを包括的な視野に有する倫理〉の開拓を統合する方向での総合的研究叢書。〈いのちの芸術上の表現〉を含め、人文的‐思想的な諸専門領域を統合しての、普遍的な宗教的霊性の開拓を意図する。平成27年度 ~ 29年度に採択された上智大学重点研究領域の8名の組織から成る共同研究からの産物。
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教友社, Jan 19, 2018 (ISBN: 9784907991395)ドイツ神秘思想(マイスター・エックハルト、ニコラウス・クザーヌス)と京都学派の宗教哲学(西田幾多郎、西谷啓治)の思索連関に通底するものに、それぞれの思想脈絡を通して照明する。上智大学にて毎年3月に開催している〈宗教哲学フォーラム〉第5と第6回における講演の内相に基づいて加筆していただいた。
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教友社, Nov 3, 2017 (ISBN: 9784907991371)キエリスト教信仰を生きる上で核心となる「受肉」の霊性について、筆者が糧とする思索的源泉(ロヨラのイグナチオ、マイスター・エックハルト、カール・ライナー、ミシェル・アンリ、等)から開陳し、さらに現代の現象学の潮流からの思索によって開明の光を与えようとする。
Presentations
14-
日本フィヒテ協会第34回大会 「テキスト研究 『回想・応答・問題』(1799年), Nov 18, 2018, 日本フィヒテ協会 Invitedドイツ古典哲学の中で独自の観念論の深化を〈知識学(Wissenschaftslehre〉〉の超越論哲学としての理念の徹底化と共に推進したJohann Gottlieb Fichte の1799年のテキストを精査して〈生と哲学〉の根本関係および宗教哲学の理念をも診断する。
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東西宗教交流学会「東西の自然理解ー環境・生命・倫理」, Aug 5, 2018, 東西宗教交流学会 Invited今日の地球環境生命圏の危機的問題状況に対する哲学的査定とこの危機を熟慮してゆく上での倫理の基礎を20世紀後半以降の西洋の宗教哲学的思索から開陳してゆく対話的試み。
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日本カトリック神学会, Sep 7, 2015, 日本カトリック神学会今日の歴史的生にとってのキリスト教信仰の霊性理解のために、イエズス会の創立者イグナチオ・デ・ロヨラと14世紀中世におけるドイツ神秘思想の定礎となったマイスター・エックハルト双方からの宗教霊性上の相克と共に通底するものを解明する論稿。
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東西宗教交流学会 第34回大会〈西田幾多郎 没後70年を迎えて〉, Aug 6, 2015, 東西宗教交流学会 Invited西田幾多郎(1870 - 1945)の宗教思想と宗教哲学的思考の発展におけるキリスト教との接点及び順接ならざる独自の関係を、初期の『善の研究』(1911年)から中期の『叡智的世界』(1928年)を経て、最後期の『場所的論理と宗教的世界観』(1945年)に至るまでの思索の道の軌跡を追思しつつ、根源的な問題設定へ向けて問い直す試論。
Research Projects
5-
日本学術振興会, 2013 - 2015
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2011 - 2012
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2006 - 2008
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2003 - 2004
-
2000 - 2001
Other
18-
Mar, 2016 - Mar, 2025将来に向けての宗教的思索を若手研究者(特に大学院博士後期・前期課程で研鑽を積む哲学/神学の若手研究者)の相互にはぐくむことを目的とし、毎年2回をメドに彼ら自身による講演会とシンポジウムをトピックとなるテーマの下に開催する。
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Aug, 2015 - Sep, 2015上智大学の学生・大学院生を中心に30余名の若者と共に、今回はドイツとイタリアの教会史跡とキリスト教信仰の文化的伝統を訪ねて巡礼した。
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Oct, 201020世紀以降の哲学的思惟の進展を方向づけ、現在もアクチュアルな問題次元を開設するドイツ・フランスの現象学の運動を、順次テキストを通じて体得してゆく教育研究活動。
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Mar, 2008 - Mar, 2008毎年、3月末にハイデガー哲学への導入と、同時に新しく哲学関係の大学院に入学した新入生の哲学論議へのオリエンテションを兼ねて、ふさわしいテキストを精選して、一日のゼミナーと一泊二日の合宿を催している。
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Apr, 2006 - Mar, 2008学生生活一般における諸指導(奨学金面接、履修問題への対応、等)。特に、諸サークル活動の学生諸団体の協議会の教員顧問の一人を務めた。
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Oct, 2007 - Jan, 2008ハイデガー研究を志す大学院生たちのための専門ゼミナールであり、毎年ハイデガーの膨大な諸講義及び生前未公開の論稿からテキストを精選して、共同討議の研究に当てる。
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Apr, 2007 - Jul, 2007十のテーマ別に、課外時間でのグループ研究活動とその内容のグループ別の授業中での発表時間を設け、学生各自の関心と意欲を発展させ、積極的な取り組みを促がす工夫を行っている。また、課題作文を文集にして、同じクラスで互いの志向するものを理解するための助けとしている。
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Apr, 2007 - Jul, 2007毎回のテキスト原典購読のためのレポターと共に、ゼミナールでの議論の展開及び浮かび上がった中心論点を記録筆記する担当者を決め、次回のゼミナールで前回の議論状況と問題点を想起できる形式をとっている。
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Oct, 2005 - Jan, 2006週2回の講義の内、一方の授業の終わりの20分ほどをその週のテーマについてのグループ・ディスカッションに当て、そのディスカッションの内容をレスポンスペーパーで提出させ、授業内容の理解度の確認と以後の進展のための状況判断に役立てるようにしている。またこの授業では、学期末のブックレポートの他、各受講者の学生15分づつの口答試問を丸2、3日を費やして実施し、授業内容全体の中心諸ポイントの理解後を確認・評価する
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Apr, 2004上智大学の創立以来の伝統を有する、男子合唱団(グリークラブ)の顧問兼学生指導。\n年に数回の演奏会及び年末の公開演奏会の運営指導、等。
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Apr, 2004諸外国の優れた大学と、学生の交換留学及び教員の相互学術交流の協定を締結し、国際的視野を持つ教育を推進する。特に2007年度末には、ドイツで最も古く総合的に最優秀の大学として今日ランクづけされるフライブルク大学との協定に尽力し、発展的なプログラムを推進している。
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Apr, 2000上智大学哲学研究科とドイツ文学研究科の大学院生(博士課程)の協力によって、ドイツの古典文献から現代のテキストまで、ドイツ語読解能力と理解力を練成することを主旨とする研究集会。2007年度から2008年度は、20世紀のドイツ言語哲学を研究テキストにすると共に、2008年春からは19世紀のロマン派の思想家 H. ヤコービの書簡を取上げる。
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Apr, 1998ハイデガー哲学の研究を専門に志す大学院生のためのゼミナー形式での研究会であることを中心とするが、18世紀以降のドイツ哲学に携わる若手研究者に対話的に開かれた研究集会である。