研究者業績

小松原 由理

コマツバラ ユリ  (komatsubara yuri)

基本情報

所属
上智大学 文学部ドイツ文学科 教授
学位
学士(東京外国語大学)
修士(東京外国語大学)
博士(学術)(東京外国語大学)

研究者番号
70521904
J-GLOBAL ID
200901018302294938
researchmap会員ID
6000018783

書籍等出版物

 15
  • (担当:共著, 範囲:第2章 多和田葉子の動物演劇の試み)
    青弓社 2024年2月
  • 小松原由理 (担当:編者(編著者))
    日本独文学会研究叢書第149号 2022年5月 (ISBN: 9784908452390)
  • 小松原由理
    AICT日本センター シアターアーツ66号 2022年4月
  • 谷川, 道子, 谷口, 幸代, 多和田, 葉子
    論創社 2021年1月 (ISBN: 9784846019877)
  • 石田, 勇治
    丸善出版 2020年10月 (ISBN: 9784621305645)
  • 谷川, 道子, 山口, 裕之, 小松原, 由理, 多和田, 葉子, 齋藤, 由美子, 松村, 亜矢, 本田, 雅也, 谷口, 幸代, 市川, 明, 坂口, 勝彦, 渋革, まろん, 川口, 智子, 小山, ゆうな, 三浦, 基, 柳, 美和
    東京外国語大学出版会 2020年10月 (ISBN: 9784904575833)
  • 熊谷, 謙介, 神奈川大学人文学研究所, 西岡, あかね, 小松原, 由理, 中村, みどり, 古屋, 耕平, 山口, ヨシ子, Suganuma, Katsuhiko, 村井, まや子
    青弓社 2020年2月 (ISBN: 9784787234650)
  • 小松原由理, ウテ・シュミット (担当:共訳) (原著:Array)
    神奈川大学評論第91号 2019年12月
  • 小松原 由理 (担当:共著, 範囲:第六章 グロテスク・フォトモンタージュ・ニュービジョン―第一次大戦後ベルリンの視覚文化に見る都市と身体)
    青弓社 2017年2月
    破壊前夜の都市表象を追いかける試みはこれまでも多く試みられてきたが、破壊されたのちの都市空間の変容を追いかける本書の試みは稀なものであるといえる。そのうち、担当した章では、まさにナチズム前夜として言及されることがほとんどであったベルリン黄金の20年代を、第一次世界大戦というカタストロフィーに対する視覚文化史的リアクションとして読み取る可能性について論じたものである。
  • 小松原 由理
    神奈川大学出版 2016年4月
    本書は20世紀初頭にヨーロッパを中心に巻き起こった前衛芸術運動のなかでも最も革命的であったとされるダダイズムのなかでも、さらに最もラディカルであったというベルリン・ダダにおいて、思想的中心であったアーティスト、ラウール・ハウスマンの作品と思想の全容を取り扱ったものである。ただし、ハウスマンの芸術は美術史上の閉じられた視点からではとらえることはできず、知覚・身体・メディアといった問題系列からのアプローチによって、はじめてその全貌を見渡すことができる。それゆえ、本書はアヴァンギャルド芸術という営為が、芸術という枠組みを超え、大きな意味で社会変革をその視野に入れていたことを指し示すための、例証的試みの一つとして書かれている。
  • 小松原 由理 (担当:編者(編著者), 範囲:序、第5章)
    青弓社 2016年2月
    本書はこでまで直接政治的な言説、あるいは第二次大戦後の歴史観、グローバリズム社会への接続において語られてきた68年論を、性と身体という視点において再度問い直す論集である。それゆえ、本書各論文に意図されているものは、これまでの68年論では必ずしも読み解かれてこなかった文芸作品、メインストリームという歴史からは大きく逸脱した身体のゆくえ、個人的な芸術表現とその格闘にこそ目を向けている。この点のおいて本書は、これまで語られることのなかった新たな〈68年〉の可能性とその意味を問題提起している。
  • 笠間, 千浪, 熊谷, 謙介, 小松原, 由理, 片山, 亜紀, 利根川, 真紀
    平凡社 2015年 (ISBN: 9784582768299)
  • 小松原 由理 (担当:共著, 範囲:第三章「マリアンネ・ブラントのフォトモンタージューバウハウスにおける〈もう一つの身体〉」)
    青弓社 2011年3月
    バウハウスの女性芸術家ブラントのフォトモンタージュにおける女性の身体像を取り上げながら、オスカー・シュレンマーに代表される「有機的・機械的身体」=「バウハウスの身体」という従来の理解を超えた、新たなバウハウスの身体論を提示した。
  • 小松原 由理 (担当:共著, 範囲:第1部第2章「ジェンダー・イメージ」が展開する場所――ドイツ前衛アートにおけるコラージュとその意味作用)
    御茶ノ水書房 2010年2月
    ジェンダーをめぐる言説を表象と実践と言う二つの視点から分析した本書において、ドイツ20年代アートに頻出する〈新しい女〉のイメージを起点に、とくに女性アーティスト自身による〈新しい女〉像の構築に焦点をあて考察したもの。
  • 小松原 由理 (担当:共著)
    『ドイツ文化史への招待』(大阪大学出版会) 2007年10月
    ゲーテ、ヒットラーというお決まりのドイツ文化史を超えて、いわばもう一つの文化史を作ろうという大阪大学三谷氏のコンセプトのもと、担当した20世紀の文化において、女性前衛芸術家ハンナ・ヘーヒを取り上げ、マスメディアとダダイズムの関連性について取り上げ、執筆した。

講演・口頭発表等

 23

所属学協会

 4

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3

社会貢献活動

 1