研究者業績

齋藤 梓

サイトウ アズサ  (SAITO AZUSA)

基本情報

所属
上智大学 総合人間科学部 心理学科 准教授
学位
学士(心理学)(2002年3月 上智大学)
修士(文学)(2004年3月 上智大学)
博士(心理学)(2011年3月 上智大学)

研究者番号
60612108
J-GLOBAL ID
201301037933698345
researchmap会員ID
7000004295

上智大学卒業後、上智大学大学院博士前期課程、同後期課程に進学、臨床心理学を学ぶ。臨床心理士として精神科クリニックや感染症科(HIVカウンセラー)、小中学校(スクールカウンセラー)に勤務する一方で、東京医科歯科大学難治疾患研究所にて技術補佐員としてPTSDに対するProlonged exposure therapyの治療効果研究に携わる。2008年からは、公益社団法人被害者支援都民センターにて殺人や性暴力被害等の犯罪被害者、遺族の精神的ケア、およびトラウマ焦点化認知行動療法に取り組んできた。目白大学人間学部心理カウンセリング学科助教、目白大学心理学部心理カウンセリング学科准教授を経て、現在、上智大学総合人間科学部心理学科准教授。教育と研究に携わりながら、被害者支援の実践も継続している。臨床心理士、公認心理師、博士(心理学)。


論文

 29

MISC

 22

書籍等出版物

 10

講演・口頭発表等

 55
  • 齋藤 梓, 鶴田信子, 新井陽子, 飛鳥井望
    日本トラウマティックストレス学会第13回大会 2014年5月
  • 齋藤 梓
    日本社会精神医学会第13回大会 2014年3月  招待有り
  • 齋藤 梓, 齋藤 梓, 鶴田 信子, 飛鳥井 望
    第11回日本トラウマティック・ストレス学会 2012年6月10日 日本トラウマティック・ストレス学会
    公益社団法人被害者支援都民センターにおいて実施しているPE療法の積極導入について、その臨床報告、及び被害者支援センターにおいてPE療法を行う意義について述べた。平成20年度から23年度末までに心理面接した被害者当事者128名中PE療法を行ったものは27名であった(プログラム終了19名、継続中4名,中断2名)。プログラム終了者は全例でPTSD症状の改善が見られた。都民センターにおいてPE療法を積極導入する意義は、総合的支援の中で導入時期を見極められること、及び被害者のPTSDのより早い回復が可能となることである。
  • 齋藤 梓, 齋藤 梓, 飛鳥井 望, 鶴田 信子
    第7回日本トラウマティック・ストレス学会 2008年4月20日 日本トラウマティック・ストレス学会
    PE療法を使用しPTSDが回復したクライエント12名の面接中の語りを質的に分析し、PTSDに特徴的な非機能的認知の修正過程とクライエントの語りの変化との関係を検討した。その結果、PE療法によってトラウマ記憶に馴化し、トラウマ記憶を落ち着いて想起することが可能となり、自責感が軽減するばかりでなく自己肯定感があ高まっていることが考察された。
  • 齋藤 梓, 鶴田信子, 飛鳥井望
    国際トラウマティックストレス学会第23回 2007年11月

共同研究・競争的資金等の研究課題

 9