研究者検索結果一覧 澤田 稔 澤田 稔サワダ ミノル (Sawada Minoru) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属上智大学 総合人間科学部 教授(兼任)教職・学芸員課程センター長学位教育学士(名古屋大学)修士(国際開発)(名古屋大学)研究者番号00367690J-GLOBAL ID200901038081014669researchmap会員ID5000061486(研究テーマ) 福祉的再編を基軸とした次世代型公教育システムの開発 公立デモクラティック・スクールのカリキュラム・教育方法論に関する日米比較研究 話し合い活動を重視した道徳授業の根本原理となる批判的討議倫理学の理論的基礎研究 日本における多文化教育の構築に関する研究-外国人児童生徒と共に学ぶ学校教育の創造 現代アメリカ合衆国における批判的ペダゴジーの最前線:ポストNCLBの理論と実践へ 現代アメリカにおける道徳教育のポリティクス:批判的教育研究から見た人格教育の諸相 研究キーワード 7 道徳教育 比較教育学 教育の福祉的再編 社会的に公正な教育(社会正義のための教育) 批判的教育学 教育方法 カリキュラム 研究分野 2 人文・社会 / 教育社会学 / 人文・社会 / 教育学 / 経歴 21 2017年4月 - 現在 上智大学 教職・学芸員課程センター センター長 2016年4月 - 現在 電気通信大学 非常勤講師 2015年4月 - 現在 上智大学 総合人間科学部 教授 2011年4月 - 現在 立教大学 文学部 学校・社会教育講座教職課程 非常勤講師 2014年4月 - 2022年8月 東京外国語大学 非常勤講師 もっとみる 学歴 3 1994年4月 - 1998年3月 名古屋大学 大学院国際開発研究科(博士後期課程) 1991年4月 - 1993年3月 名古屋大学 大学院国際開発研究科(博士前期課程) 国際開発専攻 1982年4月 - 1987年3月 名古屋大学 教育学部 委員歴 5 2015年12月 - 現在 日本教職員組合 全国教研 第21分科会「カリキュラムづくりと評価」共同研究者 2022年8月 - 2023年3月 一般財団法人 教育文化総合研究所 「ゆたかな学び」としての学校づくり 研究委員会委員長 2021年4月 - 2023年3月 静岡県教職員組合立教育研究所 調査委員会 共同研究者 2018年4月 - 2020年3月 日本学術振興会 科学研究費助成事業(奨励研究)審査委員 2015年4月 - 2016年3月 日本学術振興会 科研費 第1段審査(書面審査)委員 論文 23 A Practical Logic of Socially Just Education in Late Modernity and its Inevitable Dilemmas: Suggestions from Critical Educational Studies 澤田 稔 Educational Studies in Japan: International Yearbook 17 59-72 2023年 査読有り招待有り 新学習指導要領における「探究」的学習の実践的意義と諸課題:デューイの「探究」論を手掛かりに 澤田稔 教育と文化 99 13-46 2020年9月15日 招待有り エビデンス・ベースド・アカウンタビリティの批判的再構築はいかにして可能か 澤田稔 社会と調査 (21) 45-52 2018年9月30日 招待有り 添付ファイル 批判的教育学から見たグローバル化をめぐるカリキュラム・教育方法のポリティクス―後期近代におけるマイノリティ教育の論理― 澤田稔 教育社会学研究 98 29-50 2016年5月 招待有り グローバル化に伴う知識・能力(観)の再編が各国で加速する現状にあって,この動向がマイノリティ集団にとってどのような意味を持つのかという問いに対する一定の答えを,アメリカ合衆国で批判的教育学と呼ばれる分 野の研究成果を踏まえるとともに,初等中等教育のカリキュラム・教育方法に関 する実践事例を参照することによって明らかにした。 道徳教育という観点からみた討議倫理学の意味と課題 上地 完治, 藤井, 佳世, 小林, 大祐, 澤田 稔 琉球大学教育学部紀要 84 151-164 2014年2月 教科における自立型学習に関する授業研究:単元内自由進度学習とその意義 澤田稔 個性化教育研究 (5) 2-14 2013年10月 査読有り 各教科に関する個別的・自立的な方法論の一つである単元内自由進度学習に関して、この学習の目的・目標、および内容面=カリキュラムづくりの側面と、方法面=実践上の留意点という側面、さらに、この学習の研究授業と事後検討会がどのように行われているのかを明らかにした上で、こうした授業実践の歴史的背景及び意義を整理した。 科学教育のカリキュラム・ポリティクス─対立と価値判断の原子力・エネルギー教育へ─ 澤田稔 日本の科学者 47(10) 602-607 2012年10月 招待有り 批判的教育研究の代表的論客M. アップルは,その初期著作で,理科・社会科カリキュラムを分析し,そこには,対立的契機の重要性をないがしろにし,批判的認識の深化よりも「技術的知識」の最大化に照準する隠れたカリキュラムが存在することを指摘した.本稿では,この観点を敷衍して原子力・エネルギー教育の再検討を試みた。 批判的教育学から見た日本におけるESDの意義と課題 澤田稔 上智大学教育学論集 46 74-79 2012年3月 課題研究II カリキュラムにおける公共性のポリティクス(2) : 学校教育におけるナショナルなものの位相を問う(第22回大会報告) 澤田 稔 カリキュラム研究 21 101-101 2012年3月 <脱自>としてのカリキュラム:バフチン言語哲学による「個性」概念の再検討 澤田稔 『名古屋女子大学紀要(人文・社会編)』 55(第55号) 49-58 2009年3月 ロシアの言語哲学者ミハイル・バフチンの思想を参照して教育における「個性」概念を再検討し、その上で、バフチンの対話論における自己の様態を、自己実現が同時に自己放棄でもあるものと捉え、これに<脱自>という名辞を与えて、この概念に基づくカリキュラム論の可能性を考察した試論。 アメリカ合衆国における批判的教育研究の諸相(2):マイケル・アップルの教育論に関する予備的考察(上) 澤田稔 名古屋女子大学紀要.人文・社会編 55 59-72 2009年3月 カリフォルニア州の就学人口増対策教育行政に関する政治経済学的研究─「マルチトラック・イヤーラウンド教育」をめぐるポリティクス─ 澤田 稔 アメリカ教育学会紀要 (19) 65-79 2008年11月 カリフォルニア州においては、とりわけ1980年代後半以降、広範囲にわたる「学校規模」の拡大が生じ、多くの学校が「過密状態」に見舞われることになった。この問題への対応策の一つとして出現したのが、「マルチトラック・イヤーラウンド教育(MTYRE)」と呼ばれる学校日程の改変策である。本稿は、この施策の導入と見直しに関する政治経済学的文責である。 アメリカ合衆国における批判的教育研究の諸相(1) ヘンリー・ジルーの教育論に関する批判的再検討(上) 澤田 稔 名古屋女子大学紀要(人文・社会編) 54(54) 57-70 2008年3月 H. ジルーへの批判的論評を詳細に取り上げた初めての日本語論文。ここでは、M. アップルとE. エルスワースによる批判を取り上げ、さらに、ジル―とエルスワースの両方を視野に収めた議論を展開した数少ない論文であるブァーブレス=ライスの論考を参照することによって、ジルーに対する批判的視点の可能性を明確化するための準備作業に取り組んだ。 アメリカ合衆国における批判的教育研究の諸相(1) ヘンリー・ジルーの教育論に関する批判的再検討(下) 澤田 稔 名古屋女子大学紀要(人文・社会編) 54(54) 71-80 2008年3月 ジルーの教育論に対する批判的試論を、[1]教育理論の明証性・実証性に関する問題、[2]文化の支配関係とその権力構造の変革という問題、[3]文化の多元的理解にかかわる問題、[4]対話論ににおける他者問題、という4つの視角から示し、さらに、今後の研究を展望する上での課題として、米国の批判的教育研究におけるモダン/ポストモダン節合論に関する補論を添えた。 ジルーの批判的教育論に対する批判的問題提起 (Colloquium3 ジルーの批判的教育学--その意義と問題点をめぐって) 澤田稔 近代教育フォーラム 12(12) 166-169 2003年 合衆国のカリキュラム研究におけるバフチンの影響 澤田稔 アメリカ教育学会紀要 (12) 50-58 2001年11月 査読有り 批判的カリキュラム研究における初期マイケル・アップルの位置 澤田 稔, 安彦, 忠 名古屋大学教育学部紀要 46(2) 145-158 2000年3月 日本カリキュラム学会第10回大会記念講演 保守復古の時代におけるカリキュラム・教育方法の政治学 Apple Michael, 澤田稔, 稔 カリキュラム研究 (9) 5-20 2000年3月 米国フラトニー小学校の学校・カリキュラムづくり─日本の教育改革動向を映す鏡として 澤田稔, 安彦忠彦 名古屋大学教育学部紀要(教育学) 45(2) 231-240 1999年3月 For Reconsideration of Foreign Language Education - A Sociological Approach 澤田稔 『グローバル時代における学校カリキュラムの領域再編に向けてのデータベース開発』(平成8年度文部省科学研究費補助金報告書(総合研究A)浅沼茂編) 77-94 1998年3月 イや日本において英語教育あるいは英語というものが社会的に果たしている機能を社会的・文化的再生産論の観点から考察したもの。特に、ブルデューの「文化資本の転換」理論の適用を試みた。すなわち、学校における英語教育を媒介にして、文化資本としての英語能力が社会的地位達成に結びつく機制を整理した。 研究ノート:合衆国における批判的カリキュラム研究とブルデュー文化的再生産論の再検討 澤田稔 『グローバル時代における学校カリキュラムの領域再編に向けてのデータベース開発』(平成8年度文部省科学研究費補助金報告書(総合研究A)浅沼茂編) 33-54 1998年3月 アメリカ合衆国において一般に批判的カリキュラム研究と呼ばれる業績群において、一つの大きな焦点となってきた問題がいわゆる社会的・文化的再生産論の問題であった。そこでは、支配的文化に対する「抵抗」および「民衆文化」の称揚という議論の方向性が提起されたわけだが、本稿は「再生産論」が本来持つ「両義的」観点から,この「抵抗論」を批判的に再検討しようとする試みである。 タイの近代化=国際化過程における外国語教育の展開 : タイにおける外国語教育の歴史と現状 澤田稔 国際開発研究フォーラム 3 31-48 1995年9月 査読有り 「途上国の近代化=国際化」という観点から、タイにおける外国語教育の歴史と現状を、その政治的・経済的・社会的背景とともに理解しようという試み。様々な国際情勢、さらにタイ固有の国内的諸要因に左右されながら、同国に外国語教育が公教育の中に確かな地歩を占めていく歴史的過程を、その導入期・推進期・定着期という3つの時期区分に基づいて検討した。その中で、タイにおける外国語教育は近代化政策の当初から一貫して英語が、他の言語を圧倒して中心的な位置を占めて来たこと、その英語教育の享受には、つねに階層間格差、地域間格差(バンコク中心)が大きく存在して来たということ、さらに、文化資本としての英語能力の重要性が、日本以上に広範囲に意識されるようになりつつあること、などを具体的に指摘した。 発展途上国の近代化過程における外国語教育の導入─タイを事例として 澤田稔 『カリキュラム研究』 (第7) 37-60 1994年10月 発展途上国における近代化過程は、その国が国際経済秩序の中へと再編される過程、つまり国際化過程と不可分である。この国際化過程と外国語教育の導入過程の関係を、タイを事例として具体的に考察した。タイの場合、時代的には日本の明治期と重なる近代化政策の一環としての官僚機構の近代化の開始時期に、とくにイギリスとの関係が密であったことで、英語教育の公教育への導入につながった。扱われる時代としては、ほぼアユタヤ王朝後期からラーマ五世王時代までである。 1 MISC 19 図書紹介 鈴木悠太著『学校改革の理論ーアメリカ教育学の追究』 澤田稔 教育方法学研究 48 112-112 2023年3月 招待有り 米国における民主主義及び公立デモクラティックスクールの脆弱性について マスュー・ノースター, 澤田稔 カリキュラム研究 (32) 89-97 2023年3月 デモクラティック・スクールの現代的意義ー社会的に公正な教育の構想へ 澤田稔 法政大学教職課程年報 21 108-112 2023年3月 招待有り 添付ファイル 批判的教育学から見た公教育システム改革の構想 : 社会的に公正な教育の越境性とジレンマに関する試論—公開シンポジウム 教育理論から教育システムを構想する 澤田 稔 教育制度学研究 = Journal of the Japan Society for Educational System and Organization / 日本教育制度学会紀要編集委員会 編 (30) 155-160 2023年 グローバル・コンサーンとソーシャル・ジャスティス、または、不正義 ・不公正への関心 澤田 稔 グローバル・コンサーン 5 4-8 2023年 巻頭言 もっとみる 書籍等出版物 31 教育方法学辞典 日本教育方法学会 (担当:共編者(共編著者), 範囲:編集委員、及び、「批判理論」(1章2節9項)、「教育の目的と目標」(3章1節2項)) 学文社 (GAKUBUNSHA) 2024年10月26日 (ISBN: 4762033812) 「多様な教育機会」から問う――ジレンマを解きほぐすために (公教育の再編と子どもの福祉) 森 直人, 澤田 稔, 金子 良事 (担当:共編者(共編著者)) 明石書店 2024年9月23日 (ISBN: 475035807X) 「多様な教育機会」をつむぐ――ジレンマとともにある可能性 (公教育の再編と子どもの福祉) 森 直人, 澤田 稔, 金子 良事 (担当:共編者(共編著者)) 明石書店 2024年9月23日 (ISBN: 4750358061) 日本の教育 第71集 日本教職員組合 (担当:共著, 範囲:第21分科会 カリキュラムづくりと評価(pp.290-298)) アドバンテージサーバー 2022年8月 (ISBN: 9784864460798) Konrad Adenauer Sharing Political and Civic Engagements Spaces (KASpaces) Accelerating Progress and Equity in Education Christian Echle, Megha Sarmah, Chua Wei Quan(e (担当:分担執筆, 範囲:Toward Socially Just Education: The Semantic of “Looseness” in Education) Konrad-Adenauer-Stiftung Ltd 2022年2月 (ISBN: 9789811834653) もっとみる 講演・口頭発表等 34 各教科・領域の目標における「見方・考え方」の課題、 及びこれに関連する補論 澤田稔 【公開シンポジウム】 現行の学習指導要領の問題点と次期改訂に向けた課題 ―よりよい学校教育のために―(上智大学教職・学芸員課程センター) 2024年9月8日 「多様な教育機会」からの問いの布置 澤田稔 ⽇本教育学会 第83回⼤会(名古屋大学)ラウンドテーブル1 「『多様な教育機会』からの規範的/経験的な問い ―公教育の再編と子どもの福祉(その4)―」 2024年8月29日 社会的に公正な教育実践における緩さとジレンマの意味論 ―コンピテンシー・インクルージョン・デモクラシーを柱とする多様な教育の可能性― 澤田稔 個性化教育学会第17回全国大会 講演 Zoomオンライン 2024年8月3日 招待有り 社会的公正を志向する公教育と 多様な学びの意味論 澤田稔 日本カリキュラム学会第35回大会(筑波大学)課題研究1 2024年7月6日 招待有り コンピテンシー・インクルージョン・デモクラシーを基盤とする学校教育へ ―教育における緩さとジレンマの意味論― 澤田稔 日本教育学会第82回(東京都立大学 法政大学) 大会ラウンドテーブル1 「多様な教育機会」をとらえる視角 ―公教育の再編と子どもの福祉(その3) 2023年8月24日 もっとみる 所属学協会 13 2023年8月 - 現在 日本カリキュラム学会紀要編集委員会委員委員長 2018年9月 - 現在 日本教育方法学会理事 2011年7月 - 現在 日本カリキュラム学会理事 2006年9月 - 現在 日本アメリカ教育学会理事 2021年8月 - 2023年8月 日本教育学会 地方区(東京)理事 もっとみる 共同研究・競争的資金等の研究課題 10 社会的公正を志向する学校教育の"越境性"に関する理論的・実践的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月 澤田 稔 「多様な教育機会」への公正なアクセス保障に関する実証・理論研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月 末冨 芳, 澤田 稔, 森 直人, 広瀬 裕子, 武井 哲郎, 金子 良事 準市場を介した社会的に公正な学校教育の可能性と課題に関する理論的・実践的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2019年4月 - 2022年3月 澤田 稔 福祉的再編を基軸とした次世代型公教育システムの開発 日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 2018年6月 - 2021年3月 末冨 芳 21世紀型コンピテンシーと民主的シチズンシップの育成に関する比較教育学的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2016年4月 - 2019年3月 澤田 稔 もっとみる 社会貢献活動 64 公開シンポジウム「現行の学習指導要領の問題点と次期改訂に向けた課題 ―よりよい学校教育のために―」 出演, パネリスト, Host, 企画 上智大学教職・学芸員課程センター、学習指導要領のあり方に関する研究会(あり方研) 2024年9月8日 添付ファイル ラジオでNスペ「“学校”のみらい~子どもたちが願う学びとは?〜」(第一部、第二部、第三部) 出演, コメンテーター, 取材協力 NHKラジオ第1 NHKラジオ第1 2024年2月3日 NHKスペシャル 「“学校”のみらい 不登校30万人から考える」第1部 出演, コメンテーター, 取材協力 NHK NHKスペシャル 2024年1月27日 学校文化変えるきっかけに(「信頼貯金」が生徒の心開く、学校で一息つける「校内居場所カフェ」 大人との出会いが価値観広げる(47NEWS)) 取材協力 共同通信社 福井新聞、沖縄タイムス、静岡新聞、信濃毎日新聞、神戸新聞、Yahooニュース、47NEWSほか 2023年12月30日 有識者からの応援メッセージ:「ゆるさ」の演出としての校内居場所カフェ その他 NPO法人パノラマ 校内居場所カフェ全国ネットワーク設立準備 全国キャラバン関東”キックオフ”大会 (全国町村会館 ホール) 2023年3月15日 もっとみる
澤田 稔サワダ ミノル (Sawada Minoru) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属上智大学 総合人間科学部 教授(兼任)教職・学芸員課程センター長学位教育学士(名古屋大学)修士(国際開発)(名古屋大学)研究者番号00367690J-GLOBAL ID200901038081014669researchmap会員ID5000061486(研究テーマ) 福祉的再編を基軸とした次世代型公教育システムの開発 公立デモクラティック・スクールのカリキュラム・教育方法論に関する日米比較研究 話し合い活動を重視した道徳授業の根本原理となる批判的討議倫理学の理論的基礎研究 日本における多文化教育の構築に関する研究-外国人児童生徒と共に学ぶ学校教育の創造 現代アメリカ合衆国における批判的ペダゴジーの最前線:ポストNCLBの理論と実践へ 現代アメリカにおける道徳教育のポリティクス:批判的教育研究から見た人格教育の諸相 研究キーワード 7 道徳教育 比較教育学 教育の福祉的再編 社会的に公正な教育(社会正義のための教育) 批判的教育学 教育方法 カリキュラム 研究分野 2 人文・社会 / 教育社会学 / 人文・社会 / 教育学 / 経歴 21 2017年4月 - 現在 上智大学 教職・学芸員課程センター センター長 2016年4月 - 現在 電気通信大学 非常勤講師 2015年4月 - 現在 上智大学 総合人間科学部 教授 2011年4月 - 現在 立教大学 文学部 学校・社会教育講座教職課程 非常勤講師 2014年4月 - 2022年8月 東京外国語大学 非常勤講師 もっとみる 学歴 3 1994年4月 - 1998年3月 名古屋大学 大学院国際開発研究科(博士後期課程) 1991年4月 - 1993年3月 名古屋大学 大学院国際開発研究科(博士前期課程) 国際開発専攻 1982年4月 - 1987年3月 名古屋大学 教育学部 委員歴 5 2015年12月 - 現在 日本教職員組合 全国教研 第21分科会「カリキュラムづくりと評価」共同研究者 2022年8月 - 2023年3月 一般財団法人 教育文化総合研究所 「ゆたかな学び」としての学校づくり 研究委員会委員長 2021年4月 - 2023年3月 静岡県教職員組合立教育研究所 調査委員会 共同研究者 2018年4月 - 2020年3月 日本学術振興会 科学研究費助成事業(奨励研究)審査委員 2015年4月 - 2016年3月 日本学術振興会 科研費 第1段審査(書面審査)委員 論文 23 A Practical Logic of Socially Just Education in Late Modernity and its Inevitable Dilemmas: Suggestions from Critical Educational Studies 澤田 稔 Educational Studies in Japan: International Yearbook 17 59-72 2023年 査読有り招待有り 新学習指導要領における「探究」的学習の実践的意義と諸課題:デューイの「探究」論を手掛かりに 澤田稔 教育と文化 99 13-46 2020年9月15日 招待有り エビデンス・ベースド・アカウンタビリティの批判的再構築はいかにして可能か 澤田稔 社会と調査 (21) 45-52 2018年9月30日 招待有り 添付ファイル 批判的教育学から見たグローバル化をめぐるカリキュラム・教育方法のポリティクス―後期近代におけるマイノリティ教育の論理― 澤田稔 教育社会学研究 98 29-50 2016年5月 招待有り グローバル化に伴う知識・能力(観)の再編が各国で加速する現状にあって,この動向がマイノリティ集団にとってどのような意味を持つのかという問いに対する一定の答えを,アメリカ合衆国で批判的教育学と呼ばれる分 野の研究成果を踏まえるとともに,初等中等教育のカリキュラム・教育方法に関 する実践事例を参照することによって明らかにした。 道徳教育という観点からみた討議倫理学の意味と課題 上地 完治, 藤井, 佳世, 小林, 大祐, 澤田 稔 琉球大学教育学部紀要 84 151-164 2014年2月 教科における自立型学習に関する授業研究:単元内自由進度学習とその意義 澤田稔 個性化教育研究 (5) 2-14 2013年10月 査読有り 各教科に関する個別的・自立的な方法論の一つである単元内自由進度学習に関して、この学習の目的・目標、および内容面=カリキュラムづくりの側面と、方法面=実践上の留意点という側面、さらに、この学習の研究授業と事後検討会がどのように行われているのかを明らかにした上で、こうした授業実践の歴史的背景及び意義を整理した。 科学教育のカリキュラム・ポリティクス─対立と価値判断の原子力・エネルギー教育へ─ 澤田稔 日本の科学者 47(10) 602-607 2012年10月 招待有り 批判的教育研究の代表的論客M. アップルは,その初期著作で,理科・社会科カリキュラムを分析し,そこには,対立的契機の重要性をないがしろにし,批判的認識の深化よりも「技術的知識」の最大化に照準する隠れたカリキュラムが存在することを指摘した.本稿では,この観点を敷衍して原子力・エネルギー教育の再検討を試みた。 批判的教育学から見た日本におけるESDの意義と課題 澤田稔 上智大学教育学論集 46 74-79 2012年3月 課題研究II カリキュラムにおける公共性のポリティクス(2) : 学校教育におけるナショナルなものの位相を問う(第22回大会報告) 澤田 稔 カリキュラム研究 21 101-101 2012年3月 <脱自>としてのカリキュラム:バフチン言語哲学による「個性」概念の再検討 澤田稔 『名古屋女子大学紀要(人文・社会編)』 55(第55号) 49-58 2009年3月 ロシアの言語哲学者ミハイル・バフチンの思想を参照して教育における「個性」概念を再検討し、その上で、バフチンの対話論における自己の様態を、自己実現が同時に自己放棄でもあるものと捉え、これに<脱自>という名辞を与えて、この概念に基づくカリキュラム論の可能性を考察した試論。 アメリカ合衆国における批判的教育研究の諸相(2):マイケル・アップルの教育論に関する予備的考察(上) 澤田稔 名古屋女子大学紀要.人文・社会編 55 59-72 2009年3月 カリフォルニア州の就学人口増対策教育行政に関する政治経済学的研究─「マルチトラック・イヤーラウンド教育」をめぐるポリティクス─ 澤田 稔 アメリカ教育学会紀要 (19) 65-79 2008年11月 カリフォルニア州においては、とりわけ1980年代後半以降、広範囲にわたる「学校規模」の拡大が生じ、多くの学校が「過密状態」に見舞われることになった。この問題への対応策の一つとして出現したのが、「マルチトラック・イヤーラウンド教育(MTYRE)」と呼ばれる学校日程の改変策である。本稿は、この施策の導入と見直しに関する政治経済学的文責である。 アメリカ合衆国における批判的教育研究の諸相(1) ヘンリー・ジルーの教育論に関する批判的再検討(上) 澤田 稔 名古屋女子大学紀要(人文・社会編) 54(54) 57-70 2008年3月 H. ジルーへの批判的論評を詳細に取り上げた初めての日本語論文。ここでは、M. アップルとE. エルスワースによる批判を取り上げ、さらに、ジル―とエルスワースの両方を視野に収めた議論を展開した数少ない論文であるブァーブレス=ライスの論考を参照することによって、ジルーに対する批判的視点の可能性を明確化するための準備作業に取り組んだ。 アメリカ合衆国における批判的教育研究の諸相(1) ヘンリー・ジルーの教育論に関する批判的再検討(下) 澤田 稔 名古屋女子大学紀要(人文・社会編) 54(54) 71-80 2008年3月 ジルーの教育論に対する批判的試論を、[1]教育理論の明証性・実証性に関する問題、[2]文化の支配関係とその権力構造の変革という問題、[3]文化の多元的理解にかかわる問題、[4]対話論ににおける他者問題、という4つの視角から示し、さらに、今後の研究を展望する上での課題として、米国の批判的教育研究におけるモダン/ポストモダン節合論に関する補論を添えた。 ジルーの批判的教育論に対する批判的問題提起 (Colloquium3 ジルーの批判的教育学--その意義と問題点をめぐって) 澤田稔 近代教育フォーラム 12(12) 166-169 2003年 合衆国のカリキュラム研究におけるバフチンの影響 澤田稔 アメリカ教育学会紀要 (12) 50-58 2001年11月 査読有り 批判的カリキュラム研究における初期マイケル・アップルの位置 澤田 稔, 安彦, 忠 名古屋大学教育学部紀要 46(2) 145-158 2000年3月 日本カリキュラム学会第10回大会記念講演 保守復古の時代におけるカリキュラム・教育方法の政治学 Apple Michael, 澤田稔, 稔 カリキュラム研究 (9) 5-20 2000年3月 米国フラトニー小学校の学校・カリキュラムづくり─日本の教育改革動向を映す鏡として 澤田稔, 安彦忠彦 名古屋大学教育学部紀要(教育学) 45(2) 231-240 1999年3月 For Reconsideration of Foreign Language Education - A Sociological Approach 澤田稔 『グローバル時代における学校カリキュラムの領域再編に向けてのデータベース開発』(平成8年度文部省科学研究費補助金報告書(総合研究A)浅沼茂編) 77-94 1998年3月 イや日本において英語教育あるいは英語というものが社会的に果たしている機能を社会的・文化的再生産論の観点から考察したもの。特に、ブルデューの「文化資本の転換」理論の適用を試みた。すなわち、学校における英語教育を媒介にして、文化資本としての英語能力が社会的地位達成に結びつく機制を整理した。 研究ノート:合衆国における批判的カリキュラム研究とブルデュー文化的再生産論の再検討 澤田稔 『グローバル時代における学校カリキュラムの領域再編に向けてのデータベース開発』(平成8年度文部省科学研究費補助金報告書(総合研究A)浅沼茂編) 33-54 1998年3月 アメリカ合衆国において一般に批判的カリキュラム研究と呼ばれる業績群において、一つの大きな焦点となってきた問題がいわゆる社会的・文化的再生産論の問題であった。そこでは、支配的文化に対する「抵抗」および「民衆文化」の称揚という議論の方向性が提起されたわけだが、本稿は「再生産論」が本来持つ「両義的」観点から,この「抵抗論」を批判的に再検討しようとする試みである。 タイの近代化=国際化過程における外国語教育の展開 : タイにおける外国語教育の歴史と現状 澤田稔 国際開発研究フォーラム 3 31-48 1995年9月 査読有り 「途上国の近代化=国際化」という観点から、タイにおける外国語教育の歴史と現状を、その政治的・経済的・社会的背景とともに理解しようという試み。様々な国際情勢、さらにタイ固有の国内的諸要因に左右されながら、同国に外国語教育が公教育の中に確かな地歩を占めていく歴史的過程を、その導入期・推進期・定着期という3つの時期区分に基づいて検討した。その中で、タイにおける外国語教育は近代化政策の当初から一貫して英語が、他の言語を圧倒して中心的な位置を占めて来たこと、その英語教育の享受には、つねに階層間格差、地域間格差(バンコク中心)が大きく存在して来たということ、さらに、文化資本としての英語能力の重要性が、日本以上に広範囲に意識されるようになりつつあること、などを具体的に指摘した。 発展途上国の近代化過程における外国語教育の導入─タイを事例として 澤田稔 『カリキュラム研究』 (第7) 37-60 1994年10月 発展途上国における近代化過程は、その国が国際経済秩序の中へと再編される過程、つまり国際化過程と不可分である。この国際化過程と外国語教育の導入過程の関係を、タイを事例として具体的に考察した。タイの場合、時代的には日本の明治期と重なる近代化政策の一環としての官僚機構の近代化の開始時期に、とくにイギリスとの関係が密であったことで、英語教育の公教育への導入につながった。扱われる時代としては、ほぼアユタヤ王朝後期からラーマ五世王時代までである。 1 MISC 19 図書紹介 鈴木悠太著『学校改革の理論ーアメリカ教育学の追究』 澤田稔 教育方法学研究 48 112-112 2023年3月 招待有り 米国における民主主義及び公立デモクラティックスクールの脆弱性について マスュー・ノースター, 澤田稔 カリキュラム研究 (32) 89-97 2023年3月 デモクラティック・スクールの現代的意義ー社会的に公正な教育の構想へ 澤田稔 法政大学教職課程年報 21 108-112 2023年3月 招待有り 添付ファイル 批判的教育学から見た公教育システム改革の構想 : 社会的に公正な教育の越境性とジレンマに関する試論—公開シンポジウム 教育理論から教育システムを構想する 澤田 稔 教育制度学研究 = Journal of the Japan Society for Educational System and Organization / 日本教育制度学会紀要編集委員会 編 (30) 155-160 2023年 グローバル・コンサーンとソーシャル・ジャスティス、または、不正義 ・不公正への関心 澤田 稔 グローバル・コンサーン 5 4-8 2023年 巻頭言 もっとみる 書籍等出版物 31 教育方法学辞典 日本教育方法学会 (担当:共編者(共編著者), 範囲:編集委員、及び、「批判理論」(1章2節9項)、「教育の目的と目標」(3章1節2項)) 学文社 (GAKUBUNSHA) 2024年10月26日 (ISBN: 4762033812) 「多様な教育機会」から問う――ジレンマを解きほぐすために (公教育の再編と子どもの福祉) 森 直人, 澤田 稔, 金子 良事 (担当:共編者(共編著者)) 明石書店 2024年9月23日 (ISBN: 475035807X) 「多様な教育機会」をつむぐ――ジレンマとともにある可能性 (公教育の再編と子どもの福祉) 森 直人, 澤田 稔, 金子 良事 (担当:共編者(共編著者)) 明石書店 2024年9月23日 (ISBN: 4750358061) 日本の教育 第71集 日本教職員組合 (担当:共著, 範囲:第21分科会 カリキュラムづくりと評価(pp.290-298)) アドバンテージサーバー 2022年8月 (ISBN: 9784864460798) Konrad Adenauer Sharing Political and Civic Engagements Spaces (KASpaces) Accelerating Progress and Equity in Education Christian Echle, Megha Sarmah, Chua Wei Quan(e (担当:分担執筆, 範囲:Toward Socially Just Education: The Semantic of “Looseness” in Education) Konrad-Adenauer-Stiftung Ltd 2022年2月 (ISBN: 9789811834653) もっとみる 講演・口頭発表等 34 各教科・領域の目標における「見方・考え方」の課題、 及びこれに関連する補論 澤田稔 【公開シンポジウム】 現行の学習指導要領の問題点と次期改訂に向けた課題 ―よりよい学校教育のために―(上智大学教職・学芸員課程センター) 2024年9月8日 「多様な教育機会」からの問いの布置 澤田稔 ⽇本教育学会 第83回⼤会(名古屋大学)ラウンドテーブル1 「『多様な教育機会』からの規範的/経験的な問い ―公教育の再編と子どもの福祉(その4)―」 2024年8月29日 社会的に公正な教育実践における緩さとジレンマの意味論 ―コンピテンシー・インクルージョン・デモクラシーを柱とする多様な教育の可能性― 澤田稔 個性化教育学会第17回全国大会 講演 Zoomオンライン 2024年8月3日 招待有り 社会的公正を志向する公教育と 多様な学びの意味論 澤田稔 日本カリキュラム学会第35回大会(筑波大学)課題研究1 2024年7月6日 招待有り コンピテンシー・インクルージョン・デモクラシーを基盤とする学校教育へ ―教育における緩さとジレンマの意味論― 澤田稔 日本教育学会第82回(東京都立大学 法政大学) 大会ラウンドテーブル1 「多様な教育機会」をとらえる視角 ―公教育の再編と子どもの福祉(その3) 2023年8月24日 もっとみる 所属学協会 13 2023年8月 - 現在 日本カリキュラム学会紀要編集委員会委員委員長 2018年9月 - 現在 日本教育方法学会理事 2011年7月 - 現在 日本カリキュラム学会理事 2006年9月 - 現在 日本アメリカ教育学会理事 2021年8月 - 2023年8月 日本教育学会 地方区(東京)理事 もっとみる 共同研究・競争的資金等の研究課題 10 社会的公正を志向する学校教育の"越境性"に関する理論的・実践的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月 澤田 稔 「多様な教育機会」への公正なアクセス保障に関する実証・理論研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月 末冨 芳, 澤田 稔, 森 直人, 広瀬 裕子, 武井 哲郎, 金子 良事 準市場を介した社会的に公正な学校教育の可能性と課題に関する理論的・実践的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2019年4月 - 2022年3月 澤田 稔 福祉的再編を基軸とした次世代型公教育システムの開発 日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 2018年6月 - 2021年3月 末冨 芳 21世紀型コンピテンシーと民主的シチズンシップの育成に関する比較教育学的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2016年4月 - 2019年3月 澤田 稔 もっとみる 社会貢献活動 64 公開シンポジウム「現行の学習指導要領の問題点と次期改訂に向けた課題 ―よりよい学校教育のために―」 出演, パネリスト, Host, 企画 上智大学教職・学芸員課程センター、学習指導要領のあり方に関する研究会(あり方研) 2024年9月8日 添付ファイル ラジオでNスペ「“学校”のみらい~子どもたちが願う学びとは?〜」(第一部、第二部、第三部) 出演, コメンテーター, 取材協力 NHKラジオ第1 NHKラジオ第1 2024年2月3日 NHKスペシャル 「“学校”のみらい 不登校30万人から考える」第1部 出演, コメンテーター, 取材協力 NHK NHKスペシャル 2024年1月27日 学校文化変えるきっかけに(「信頼貯金」が生徒の心開く、学校で一息つける「校内居場所カフェ」 大人との出会いが価値観広げる(47NEWS)) 取材協力 共同通信社 福井新聞、沖縄タイムス、静岡新聞、信濃毎日新聞、神戸新聞、Yahooニュース、47NEWSほか 2023年12月30日 有識者からの応援メッセージ:「ゆるさ」の演出としての校内居場所カフェ その他 NPO法人パノラマ 校内居場所カフェ全国ネットワーク設立準備 全国キャラバン関東”キックオフ”大会 (全国町村会館 ホール) 2023年3月15日 もっとみる