文学部

Nagatomi Tomomi

  (永富 友海)

Profile Information

Affiliation
Professor, Faculty of Humanities, Department of English Literature, Sophia University
(Concurrent)Chairperson of the Master's(Doctoral) Program in English and American Literature
Degree
文学士(津田塾大学)
文学修士(慶應義塾大学)
文学修士(東京大学)
D.Phil(University of Sussex)
博士(サセックス大学)

Researcher number
60305399
J-GLOBAL ID
200901036943660444
researchmap Member ID
5000079159

(Subject of research)
The Representations of Cousins in Victorian Novels
Inheritance and Pseud-Father Figures in Nineteenth Century British Novels
Analysis of Discursive Formation of Matrimonial Laws in Nineteenth Century Britain
The Canon Formation in the History of English Literature and Sensationalism


Research History

 10

Papers

 25

Books and Other Publications

 13

Presentations

 12
  • 永富友海
    日本ヴィクトリア朝文化研究学会第24回全国大会, Nov 23, 2024  Invited
  • 永富 友海
    日本英文学会第94回大会シンポジアム第3部門 英文学と仕事, May 22, 2022
  • 永富友海;舟川一彦;松村伸一
    日本ハーディ協会第64回大会, Oct 30, 2021
  • 永富 友海
    日本ハーディ協会第53回大会シンポジウム「ハーディとカントリーハウスの伝統」, Oct 30, 2010, 日本ハーディ協会
    Hardyは、処女作Desperate Remediesにおいて、すべての謎の根源にillegitimacyを潜ませた点で、センセーション・ノヴェルの領袖たるWilkie Collinsの手法を正しく模倣したといえる。出生に関する秘密を起源とするナラティヴが行き着く先は、誰が土地、屋敷、財産を相続するのかという問題である。センセーション・ノヴェルが秘める転覆的な力の一端はしたがって、エンディングのあり方に現れるといっても過言ではない。Desperate Remediesのエンディングは、Collinsの作品同様、実は興味深い問題を孕んではいるものの、相続するにもっともふさわしいと思われる次世代の人物の手に屋敷と財産が渡っていくことを保証する。だが、M. E. BraddonのLady Audley’s Secretは、その定式には当てはまらない。Audley Courtの相続と繁栄を可能にするプロットは容易に手に入ったはずなのに、作者はその可能性を選択しなかった。本発表では、相続という見地から、センセーション・ノヴェルの特性を考察した。

Research Projects

 11

Social Activities

 4

Other

 1
  • Apr, 2005 - Mar, 2008
    科学研究費補助金基盤研究(B)「文学創造の現場と文学史」(課題番号:17320052)により、現在日本の文壇で活躍中の若手作家の方々を少人数のゼミにお招きし、読書アンケートに基づいた対話の場を設けることによって、「文学」に対する学生の関心を意識的に引き出すことを目指していている。